最初はパー2022/12/12
番組情報
キャラクター紹介
- 利根川豪太(ジェシー)
有名政治家・利根川周郎の長男。幼い頃から何をやっても長続きせず、本気で何かに打ち込んだ経験がない。政治家にさせようとする周郎の意志に反して「大黒芸能お笑い養成所」に入学する。 - 澤村銀平(市川猿之助)
豪太の相方になる男。「大黒芸能お笑い養成所」で豪太と出会い、お笑いコンビ・最初はパーを結成する。こわもてで、これまで裏社会で生きてきたらしいが、謎が多い。鬼軍曹のような講師にもハッキリ意見を言う物おじしない性格。 - 雨宮すみれ(賀喜遥香)
「大黒芸能お笑い養成所」の生徒。暗い過去を持ち、今までの自分とは全く違う人間になりたくて入学。アイドル並みのルックスだが、お笑いへの志が高い。 - 小塚尊(基俊介)
「大黒芸能お笑い養成所」の生徒。明るくてノリのいいイケメン。女性からキャーキャー騒がれるようなアイドルっぽい芸人を目指す。 - 木島大和(青木柚)
「大黒芸能お笑い養成所」の生徒。自分の笑いの才能を信じる若者。相田への敵対心を強く持ち、入学初日から頭角を現す。 - 市毛稔(迫田孝也)
「大黒芸能お笑い養成所」の生徒。元財務省のエリート官僚。子どもの時からお笑いへの憧れはあったが、その思いを隠しながら勉強ばかりしてきた。突然、長年勤めた財務省を辞めて入学した。 - 利根川周郎(橋本じゅん)
豪太の父。政治家。「国民を笑顔にさせる政治家」というスローガンを掲げ、熱烈な支持を得ている。一方、家庭では利己的で支配欲の強い一面を見せ、豪太を自分の言いなりにして跡を継がせようとする。 - 相田忠則(小籔千豊)
「大黒芸能お笑い養成所」の講師で放送作家。元芸人。生徒たちから鬼講師として恐れられている。声を荒げることはないが、淡々と理詰めで生徒を追い込んでいく。
出演者
ジェシー/市川猿之助/賀喜遥香/基俊介/青木柚/迫田孝也/橋本じゅん/小籔千豊 ほか
スタッフ・音楽
企画・原作・脚本:秋元康/脚本:おかざきさとこ/脚本:ふじきみつ彦/総合監修:佐久間宣行/演出:根本和政/演出:日暮謙/ゼネラルプロデューサー:横地郁英/プロデューサー:秋山貴人/プロデューサー:高崎壮太/プロデューサー:小林麻衣子
主題歌:SixTONES「Good Luck!」/オープニングテーマ:FAKY「Rock, Paper, Scissors」
概要
SixTONES・ジェシーが地上波連ドラ単独初主演! 市川猿之助とお笑いコンビに
何かに本気で打ち込んだことのない男が、お笑い養成所で出会ったこわもての男とコンビを組んで奮闘していく“笑劇”ドラマ。企画・原作・脚本を秋元康が手掛け、佐久間宣行が総合監修を担当する。SixTONES・ジェシーが地上波連続ドラマ単独初主演を飾り、何をやっても中途半端な政治家の息子・利根川豪太を演じる。ひょんなことからお笑い養成所に入学した豪太と出会い、“最初はパー”というコンビを組んでプロの芸人を目指すことになる澤村銀平に市川猿之助が扮する。2人が養成所で出会う鬼講師・相田忠則役を小籔千豊が務め、養成所の生徒・雨宮すみれ役で乃木坂46・賀喜遥香、小塚尊役でIMPACTors・基俊介が出演する。
記者会見情報
テレビ朝日系の連続ドラマ「最初はパー」の制作発表記者会見が行われ、主演のSixTONES・ジェシー、共演の市川猿之助をはじめ、乃木坂46・賀喜遥香、IMPACTors/ジャニーズJr.・基俊介、青木柚、迫田孝也、橋本じゅん、小籔千豊が登壇し、爆笑トークを繰り広げた。会見では、運の強い人、弱い人を決定するじゃんけん大会も開催。負けた人は、勝った人の質問に“NGなし”で絶対に答えるというドキドキの対決に、ジェシーは「ジェシーだけにジェシン(自信)あります!」とおなじみのダジャレで決めるも敗退。賀喜が勝ち抜き、最弱王決定戦では基が最も運がないという残念な結果となった。基が、ジェシーからもらった洋服を「ちょっと派手過ぎて…お父さんにあげました(笑)」と胸に秘めてきた衝撃の隠し事を告白すると、ジェシーも思わず「おい!(笑)」と大ツッコミ。爆笑エピソードが連発し、終始和気あいあいとした雰囲気に包まれた。
猿之助さんとは相性はバッチリです!(ジェシー/利根川豪太)
今はまだ大変な時代ではあるんですけれども、元気になりたいなと思った時に「最初はパー」を見ていただくと、「よし、明日も頑張ろう!」という気持ちになれると思います。たとえ“面白くないだろう”と思っていたとしても、見たら絶対に笑えるはずなので、ぜひ期待していただきたいです。ドラマの中では、みんなが漫才などのネタも披露します。笑いあり、そして泣けるシーンもありますので、そちらも楽しみにしていただけるとうれしいです。(相方役の猿之助とは)もう完璧ですね。相性はバッチリです! 会見が始まる前も、裏で盛り上がっていました。猿之助さんがとても優しい方なので、ご一緒できてうれしいです。今では仕事よりプライベートで会っている方が多いくらいです(笑)。僕は10歳の時にジャニー(喜多川)さんと会ったんです。その時は特にこの仕事に興味がなかったんですけど、ジャニーさんに「試しにやってみれば?」と言われました。両親にも「まだ10歳だし、人生は長いから試しにやってみれば?」と言われて、今も試しにやっているところです(笑)。そろそろ本気出します!(笑)。
ジェシーの“キャッチャー”になりたい(市川猿之助/澤村銀平)
4歳で初お目見えをしたんですけど、一言セリフを言ったら、歌舞伎座の満場のお客さんから、“じわ”って言うんですけど、本当に感動した時の地鳴りのようなどよめきと拍手をいただいて、おぼろげながら「気持ちいいな」と思った記憶があります。その気持ちよさを味わいたいからまた舞台に出たい…というふうになったのが、4歳の頃ですね。僕は死ぬまでずっと歌舞伎をやっていくので、この先、特に夢というものはないんですけど(笑)、いいものをお届けして皆さまに幸せになっていただきたい、ただそれだけです。世の中、“感動”がすべてです!(お笑いに関して)僕もお笑いが好きなんです。お笑いって、主に内容よりも間だと思うんですよね。だから僕はジェシーの間を把握しなきゃいけない。今もとにかくしゃべりかけて、しゃべりかけて、しゃべりかけて…コミュニケーションを取って、一生懸命ジェシーの間を勉強しています。僕は、ジェシーの話を全部拾いきれなきゃだめだと思うんです。ボールを投げても拾う人がいなかったら、お笑いって成立しないんですよね。だから、僕はうまくボールを取れる人=キャッチャーになりたいですね。
ピン芸人の役なので、皆さんの漫才を見て「いいなぁ」(賀喜遥香/雨宮すみれ)
音楽番組で乃木坂46を見て、「こんなに奇麗な人たちがいるんだ! 私もなりたいな」と思ったのがきっかけで、もともといた先輩たちに憧れて乃木坂46に加入しました。デビュー当時は「先輩みたいになりたい!」という目標があって、とにかく前だけを見て頑張っていました。このドラマで私が演じるすみれちゃんも、「お笑いを目指して頑張るぞ!」と、憧れをもってお笑いの世界に入ってきたと思うので、私と似ているところも多いです。私はピン芸人の役で相方がいないので、皆さんの漫才を見ていて「いいなぁ」と思っちゃったりもしています(笑)。間とか、こういうふうにすれば面白くなるんじゃないかとか、考えて演じてらっしゃるのが見ていても分かるんです。私もネタをやる際は、1人でしゃべるからこその抑揚のつけ方とか、間の取り方、目線の向きなどについて教えていただきました。今は、テレビなどで芸人さんのネタを見る時に、全部しっかり考えて作られているから面白くなるんだなと考えるようになりましたね。ちなみに、女性ピン芸人のイメージを思い浮かべた時に、最初に出てきたのがにしおかすみこさんだったので、動画を見直したりしました。
憧れは…Snow Manの岩本照くん(笑)(基俊介/小塚尊)
(デビューする前)小学4年生の時に「滝沢歌舞伎」を見に行ったんです。その舞台を見て、ジャニーズのエンターテインメントに感動して「この事務所に入りたい!」と思って、自分で応募しました。「このステージに立ちたい」と思って一生懸命頑張っていたら、夢だった舞台に出演できて…。そして、滝沢(秀明)さんにはIMPACTorsというグループも作っていただきましたし、本当にいろんなご縁に恵まれているなと思います。今回もすてきなキャストの皆さんと一緒にお仕事できて本当に毎日楽しいですし、いい機会を与えていただいてありがたいです。(事務所の先輩で憧れているのは)最近本当にずっとお世話になっていますし…(と、ジェシーをチラリ)。僕は今、ジュニアという存在なんですけど、いつかデビューして…Snow Manの岩本照くんのようになりたいです(笑)。ここは正直に…すみません(笑)。
オーディションで逆立ちでウロウロ(青木柚/木島大和)
(デビューする前のエピソードは)オーディションで、台本を読む前に自己紹介プラス、特技披露みたいなのがあったんです。有名なドラマの長ゼリフをしゃべる人や、“ひとりミュージカル”のようなことをする人がいる中、僕は何も用意してなかったんですよ。だから、その当時、器械体操を少しやっていたこともあって、逆立ちでひたすら審査員の周りをウロウロしていました(笑)。これが特技だと思っていたので、当時は何もおかしいと思わず、オーディションのたびにやっていました(笑)。
ターニングポイントは山田洋次さんや三谷幸喜さんとの出会い(迫田孝也/市毛稔)
これまでインタビューなどで答えていた俳優としてのターニングポイントは、山田洋次さんや三谷幸喜さんとの出会いだったんですけど、よくよく考えたら、すべては「感動」につながりますね。今、僕らがすべきなのは「みんなを幸せにすること」、それだけですね。すみません…猿之助さんの言葉を乗っ取ろうとしました(笑)。
皆さんを感動させられるように頑張っていきたい(橋本じゅん/利根川周郎)
舞台もテレビも全部中途半端で、まだまだ“下積み時代”だと思っています。いつか“上積み時代”になったら、この質問(デビュー前、まだ何もつかんでいない頃のエピソード)にお答えしたいと思います(笑)。僕も皆さんを感動させられるように、頑張っていきたいと思います。感動させられるようになったら、また質問してください(笑)。
才能だけでは売れないということを痛感(小籔千豊/相田忠則)
橋本じゅんさんの「今も“下積み時代”」という言葉を聞いた後に恐縮なんですけど…僕はNSC(吉本総合芸能学院)に入った瞬間、死ぬほどウケまして。一度もスベッたことなく、同期が全員僕のことを尊敬し、1年が終わった時に先生から、一番よかったコンビに挙げていただきました。僕がしゃべる、みんなが笑う…それだけの毎日でした(笑)。全国からすごく面白い人たちが集まってきていたので、僕と相方は「絶対かなわんから、日本全国から来た面白い人たちのネタを見たり、友達になれるだけで十分やな」と言っていたんですけど、入ったら余裕勝ちで、エリート街道まっしぐらでした(笑)。そこから全然売れずにいたんですが、吉本新喜劇の先輩に助言をいただいたり、漫才師時代の先輩方にいっぱいチャンスをもらって、なんとか生活できるようになりました。この世界は、才能だけでは売れないということを痛感しています。周りの人たちの助けや運、巡り合わせがあって、なんとか家族で生活させてもらっています。
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