Drama Guide ドラマガイド

ドクターX~外科医・大門未知子~2021/12/10

番組情報

10月14日 スタート テレビ朝日系 毎週木曜 午後9:00~午後9:54

キャラクター紹介

  • 大門未知子(米倉涼子)
    大学病院の医局に属さず、「神原名医紹介所」に所属しながら病院を渡り歩くフリーランスの外科医。医師免許不要の雑用は一切引き受けず、院内の権力闘争にも無関心。報酬は桁違いに高いが、外科医としての腕は超一流。趣味・特技が手術で、手術以外のことにはもっぱら弱い。船医、軍医まで経験したといううわさもあり、意外なところに人脈を持っている。以前、後腹膜肉腫を患い余命3カ月と診断されたが、奇跡の生還を果たした。
  • 蜂須賀隆太郎(野村萬斎)
    東帝大学病院の内科部長兼院長代理。完璧主義者。もともとは外科医だったが、100%のオペができない自分を許せず、内科医に転科した。100年に一度のパンデミックによって院内で発言力を増し、内科部長に躍進。「医療現場の進化」を求め、内科主導の組織変革をもくろむ。常にクールで、自分に歯向かうものは切り捨てる男。未知子のオペの腕を、内科の実験的先進医療の道具として利用しようとする。
  • 城之内博美(内田有紀)
    「神原名医紹介所」に所属するフリーランスの麻酔科医。シングルマザー。帝都医科大学付属第三病院に勤務していた頃に未知子と出会い、フリーに転身。未知子とは軽口をたたき合いつつ、公私ともに信頼関係を築いている。かつて局所進行膵がんを患い、一度は死を覚悟したが、未知子により命を救われた。
  • 加地秀樹(勝村政信)
    東帝大学病院の外科副部長。“腹腔鏡の魔術師”と呼ばれるほど腕がいいが、金には汚い。肩書や権力よりも金を選んだため、同期よりも出世は遅い。未知子の手術に協力したせいで帝都医科大学付属病院の高松第24分院に左遷されるなど、数々の迷惑を被ってきたため、未知子を“デーモン”と呼んで疫病神扱いする。
  • 大間正子(今田美桜)
    東帝大学病院の看護師。幼い弟たちを養うため、青森の実家に仕送りをしており、新人時代は内緒で他病院の夜勤やガールズバーのアルバイトもしていた。だが、尊敬する「日本看護師連合会」の名誉会長・三原雅恵の手術を手伝った際、未知子からも認められ、仕事を看護師一本に絞ることを決意。看護師としてさらなる高みを目指す頑張り屋。
  • 神原晶(岸部一徳)
    「神原名医紹介所」の所長。未知子が師匠と慕う存在。元外科医だが、過去に医師免許をはく奪されているなど、謎の多い男。大学病院の内情にも詳しく、営業に余念がない。趣味は麻雀。過去に手術適応外の重病に侵されるも、未知子のオペによって命を救われた。
  • 海老名敬(遠藤憲一)
    東帝大学病院の外科部長。蛭間をはじめ権力者たちにひたすら尽くす、卓越した“御意力”を持つ。蛭間に解雇処分を受けたが、今も蛭間への絶対服従は不動。その一方で、真摯に病気と向き合う未知子に土壇場で共感してしまい、策略を台なしにすることが多々ある、憎めない存在。
  • 蛭間重勝(西田敏行)
    東帝大学病院の外科分院長。表向きは温和だが、逆らう者はバッサリと切り捨てる冷血漢。未知子に対して、積年の恨みを抱いている。医療界のトップに君臨するのが夢。一時は東帝大学病院病院長の座をボストンハーバード医科大学のマッカトニー教授に奪われた上に、解雇されてしまったが、その後も虎視眈々と病院長復帰の機会を狙い続け、外科分院長として東帝大学病院に返り咲く。

出演者

米倉涼子/野村萬斎/内田有紀/勝村政信/今田美桜/岸部一徳/遠藤憲一/西田敏行 ほか

スタッフ・音楽

脚本:中園ミホ/演出:田村直己/演出:山田勇人/エグゼクティブプロデューサー:内山聖子/プロデューサー:大江達樹/プロデューサー:峰島あゆみ/プロデューサー:大垣一穂/プロデューサー:角田正子/プロデューサー:多湖亮太
主題歌:Ado「阿修羅ちゃん」

概要

米倉涼子主演の人気医療ドラマ新シリーズ、“最強の敵”野村萬斎が立ちはだかる!

2021年秋ドラマガイド/ドクターX~外科医・大門未知子~

米倉涼子演じる“異色・孤高・反骨の天才外科医”大門未知子が、一切の妥協を許さず突き進む姿を描いた医療ドラマの第7シリーズ。最新作では、100年に一度のパンデミックで新局面を迎えた日本最高峰の大学病院・東帝大学病院を舞台に、未知子が新たな戦いへと身を投じていく。その戦いで未知子の最強の敵となる、内科部長兼院長代理の蜂須賀隆太郎を演じるのは野村萬斎。蜂須賀は元外科医で超完璧主義者。東帝大が感染治療と内科を最優先する方針を採る中、薬治療とケミカルサージェリーを軸にした内科主導の組織変革をもくろむ。そして未知子のオペの技術をも、内科の実験的先進医療の道具として利用しようとする。

記者会見情報

「ドクターX~外科医・大門未知子~」会見

テレビ朝日系の連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の制作発表会見が開催され、主演の米倉涼子のほか、野村萬斎、内田有紀、勝村政信、今田美桜、岸部一徳、遠藤憲一、西田敏行ら共演陣と脚本家の中園ミホが登壇した。前作から2年、今年でシリーズ10周年目に突入する本作について米倉は、「その分、年も取ったし、今は腕と肩が腱鞘炎になってオペのシーンで大変な思いもしていますが(笑)、そういうことも含めて、共に自分の人生の歴史を一つ作れたなと。ありがたい気持ちでいっぱいです」と振り返った。米倉は最新作のスタートにあたり、「実はコロナ禍になり、『ドクターX』を望む方がたくさんいてくださるのはうれしい半面、少し複雑でもありました。2年ぶり、しかもコロナ禍で『ドクターX』をどんな思いで始めていくか、かなり話し合わせていただいた」と明かし、「思いの込もった作品ですので、早く皆さんに見ていただきたいです」と力を込めた。


オペのシーンは腕と肩が腱鞘炎になって大変(笑)(米倉涼子/大門未知子)

「ドクターX~外科医・大門未知子~」会見:米倉涼子/大門未知子

2年ぶりに大門未知子として帰ってまいりました。精いっぱい皆さんと力を合わせて新しい「ドクターX」をお届けできるように、今必死に頑張っているところです!この10年は、あっという間のような、とても長い時間をみんなと過ごしてきたような…。これまで70症例くらいのオペに立ち向かってきたんだなと思うと、なんだかプロになったような気分にもなっちゃいますね(笑)。その分年も取ったし、今は腕と肩が腱鞘炎になってオペのシーンで大変な思いもしていますが(笑)、そういうことも含めて「ドクターX」と共に自分の人生の歴史を一つ作れたなと。ありがたい気持ちでいっぱいです。また「ドクターX」ファミリーに会えていることに感謝しながら、撮影を進めています。実はコロナ禍になり、「ドクターX」を望む方がたくさんいてくださるのはうれしい半面、少し複雑でもありました。2年ぶり、しかもコロナ禍で「ドクターX」をどんな思いで始めていくか、かなり話し合わせていただきました。思いの込もった作品ですので、早く皆さんに見ていただきたいです。


撮影初日に大門の名ゼリフを聞いてうれしかった(野村萬斎/蜂須賀隆太郎)

「ドクターX~外科医・大門未知子~」会見:野村萬斎/蜂須賀隆太郎

“最強の女医に対する最強の敵”ということなので、“飛んで火にいる夏の蜂”という感じで(笑)、楽しんで撮影させていただいています。チームワークのいい皆さんの中で、私も伸び伸びとやらせていただいております。お声掛けをいただき、私も全話見せていただいたんですが、素晴らしいチームワークと完璧な構成・構図なので、その中で私がどんな新風になれるのかなとは思いました。今回、私は外科と対立する役どころを演じます。とはいえ、“100%完璧”をこよなく愛する男なので、大門未知子先生の100%完璧な手術にはどうしてもひかれるものがある、敵対しつつもその手術にはひかれてしまうという設定が面白いなと思っております。今回は敵役ですし、おちゃめな人が多いレギュラー陣に引きずられないよう(笑)、ひたすらクールにいこうかなと思っております。大門先生との対決シーンでは、前に立ちはだかる存在でいなければならないので、それは意識しています。撮影初日に「私、失敗しないので」のシーンがあって、「来たー!」と思いました(笑)。全話見た者からすると、やっぱりうれしくなってしまいますね。


年齢を重ねて向き合い方が丁寧に(内田有紀/城之内博美)

「ドクターX~外科医・大門未知子~」会見:内田有紀/城之内博美

2年ぶりということで「新しい『ドクターX』にしたいよね」と、みんなで力を合わせて毎日、頑張っています。このコロナ禍の状況でテレビを見てワクワクしたり、楽しい気持ちになれるよう、今まで以上に精いっぱい頑張ろうと思っています。先輩方も私たちもみんな、この10年で年齢を重ねて感謝が深くなっていくのと同時に、オペのシーンの向き合い方が、昔より一つ一つ丁寧になってきたかなと思います。体や頭脳が少し衰えてきている分、自分たちの気持ちで乗り切らないといけないので、実際の医療従事者の方もきっとそうなんじゃないかなと、おこがましくも思っています。米ちゃん(米倉)は第1シリーズの時から、大門未知子が手術後に患者さんの胸に手を当てて「よかったね」というシーンを大事にしていますが、その気持ちが見ている方にも届くといいなと思いながら、私も演じています。10年という重みも感じつつ、フレッシュで新しい作品になるよう頑張ろうと思っています。


親戚のような感覚の共演者と再会できてうれしい(勝村政信/加地秀樹)

「ドクターX~外科医・大門未知子~」会見:勝村政信/加地秀樹

腹腔鏡の魔術師、加地秀樹役の勝村です。前作から、もう2年たつんですね…。もはや親戚のような感覚の素晴らしいキャストの皆さまと、また再会することができて心から喜んでおります。このドラマに対する世間の方々の期待というか、プレッシャーは本当に大きいのですが、野村萬斎さんをはじめ新しいゲストの皆さんが素晴らしい芝居を見せてくださって、ドラマにさらに厚みが加わっています。皆さんの大きな期待に応えられるのではないかと思っていますので、たくさんの方に見ていただけると、うれしいです。


前作で帰郷したのでまさか参加できるとは!(今田美桜/大間正子)

「ドクターX~外科医・大門未知子~」会見:今田美桜/大間正子

2年ぶりにすてきな先輩方にお会いできて本当にうれしいです。看護師・大間正子を頑張って演じております! 青森出身の正子は前回のラストで帰郷したので、まさか今回も参加できると思いませんでした。前回はこれだけ長く続いている作品に参加できたことが本当にうれしかったのですが、今回また参加できて、さらにうれしくて! ワクワク楽しく撮影させていただいております。大先輩方との共演は緊張しますが、皆さんが“正子”と呼んでくださるので、すごく楽しいです。いい緊張感を持ちつつ、いろんなことを教えていただけるので楽しいです。


コロナ禍で「神原名医紹介所」の売り上げが減少(岸部一徳/神原晶)

「ドクターX~外科医・大門未知子~」会見:岸部一徳/神原晶

コロナ禍で「神原名医紹介所」の売り上げがすごく落ちました。最新シリーズで、メロンと請求書で少しは取り戻そうと思っております。このドラマが始まった時は60代半ば。今では70代半ばに差し掛かりました。この10年での衰えが、自分の役者人生と、演じる神原晶の人生にとってちょうどいいあんばいかなと感じています。役者としては後半、第4コースを回ったくらいに差し掛かっていますが、本当にいいドラマに出合えたと思っています。米倉さんをはじめ、皆さんと一緒に「ドクターX」を10年やってきて、自分にとっても特別なドラマだという思いが毎年どんどん大きくなっております。ですから、大事にやっていきたいです。


シリーズを追うごとにダメな男になり、涼子ちゃんにツッコまれている(遠藤憲一/海老名敬)

「ドクターX~外科医・大門未知子~」会見:遠藤憲一/海老名敬

こわもてが前面に出ているキャラクターとして始まった海老名も、シリーズを追うごとにどんどんダメな男になっていき、とうとう前シーズンでは平の医局員になりました。今回は新しい役職でまた登場しますが、(米倉)涼子ちゃんにいつも「何でそんなふうになっちゃったの?」と言われながらも、なんとか頑張っています。またよろしくお願いします!


早くも次のシリーズが楽しみ(西田敏行/蛭間重勝)

「ドクターX~外科医・大門未知子~」会見:西田敏行/蛭間重勝

本当に光陰矢の如し、あっという間の10年だったと思います。自分の老いも感じながら10年演じてきた蛭間重勝ですが、彼自体は老いることなく、相変わらず上昇志向の強い出世ばかみたいなところがある。正直、この人とはあまり友達になりたくないな、親戚になりたくないなっていうタイプの人間です。でも、演じている私自身はとっても快感があるんですね。蛭間重勝と会うことがうれしいですし、この10年間、次のシリーズが待ち遠しくてたまりませんでした。私はこの蛭間重勝を演じることによって心がスッキリするというか、ストレスや心の澱みたいなものが発散できるんですね。そういった意味では、大門未知子先生と会う喜びと共に、蛭間重勝と会うことの喜びが、毎シリーズ高まっていくような気がします。また今年やっちゃうと、次は2年後になるのかな…?(笑)。そんな感じで、今から次のシリーズを楽しみにしています。

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