危険なビーナス2020/12/07
番組情報
キャラクター紹介
- 手島伯朗(妻夫木聡)
池田動物病院・院長代理の獣医。5歳で父を亡くし、その後、母が矢神家の御曹司と再婚。矢神家の一員となるが、矢神の血を引く弟とは異なり、連れ子の伯朗は一族の中で肩身の狭い思いをして生きてきたため、母の死後、矢神家から姓を抜き、一族とも縁を切った。正義感が強く真面目な性格だが、美女にはめっぽう弱い。突然現れた「弟の妻」にも翻弄され、次第にその魅力にひかれていく。 - 矢神楓(吉高由里子)
伯朗の異父弟・明人の妻だと名乗る謎の女性。ある日突然、伯朗の前に現れる。明るく聡明だが、どこかミステリアスな雰囲気を放つ。客室乗務員時代に海外で明人と出会い、結婚。以降は、IT関連の仕事をしている明人の仕事を手伝っていた。明人の父が危篤だと聞き、結婚の報告も兼ねて一緒に日本へ帰国するが、その直後に明人が失踪。義理の兄にあたる伯朗に一緒に捜してほしいと願い出る。 - 矢神勇磨(ディーン・フジオカ)
矢神家の養子。商売の才覚があり、都内に複数のダイニングレストランを経営している。連れ子として矢神家にやって来た伯朗を昔から見下していて、事あるごとに挑発してくる嫌みな男。明人を捜すために伯朗と共に矢神家を訪れた楓のことを気に入り、明人の妻であることを知りながら強引にアプローチする。 - 矢神明人(染谷将太)
伯朗の母と再婚相手との間にできた、伯朗の異父弟。矢神家の現当主の血を引く唯一の存在で、30億円ともいわれる遺産を相続する権利を持つ。幼い頃から優秀で後継ぎとして大きな期待をかけられていたが、人工知能の研究に没頭し、今はアメリカで人工知能を生かしたIT関連の仕事をしている。そこで偶然知り合った楓と結婚。現当主である父・康治が危篤と知りアメリカから帰国するが、その直後に失踪する。 - 蔭山元美(中村アン)
池田動物病院で伯朗の助手を務める動物看護師。一見クールな雰囲気だが、どんな動物にも愛される能力を持つ。常に冷静で、伯朗を陰ながら支えている有能な助手。観察眼も優れていて、時に伯朗に鋭い指摘をすることも。
出演者
妻夫木聡/吉高由里子/ディーン・フジオカ/染谷将太/中村アン ほか
スタッフ・音楽
原作:東野圭吾「危険なビーナス」(講談社文庫)/脚本:黒岩勉/演出:佐藤祐市/演出:河野圭太/プロデューサー:橋本芙美/プロデューサー:髙丸雅隆/プロデューサー:久松大地
主題歌:back number「エメラルド」
概要
妻夫木聡を吉高由里子が翻弄! 壮大な謎と人間の欲望が絡み合うラブサスペンス!!
ベストセラー作家・東野圭吾による同名小説を妻夫木聡の主演で連続ドラマ化。妻夫木演じる正義感が強く真面目な獣医・手島伯朗が、突然現れた「弟の妻」と名乗る“謎の美女”と共に失踪した弟の行方を追ううちに、30億円もの遺産が絡んだ名家の争いに巻き込まれていくラブサスペンス。吉高由里子演じる、明るく聡明ながら、どこかミステリアスな影を持った女性・矢神楓が伯朗を翻弄する。ほかに、物語のキーパーソンとなる伯朗の異父弟で、失踪した楓の夫・矢神明人を染谷将太が演じ、伯朗と楓を取り巻く重要なキャラクターとして、ディーン・フジオカ、中村アンが出演する。
記者会見情報
TBS系連続ドラマ「危険なビーナス」の制作発表会見が行われ、主演の妻夫木聡をはじめ、吉高由里子、ディーン・フジオカ、中村アンが登壇した。ドラマの原作は東野圭吾による同名小説。独身の獣医である手島伯朗(妻夫木)が、弟・矢神明人(染谷将太)の失踪事件をきっかけに、巨額の遺産をめぐる謎に挑む壮大なミステリー。本作が初共演となる妻夫木と吉高。妻夫木は「第一印象は皆さんが思い描いている吉高由里子さんのイメージのまま。とても明るくて人懐っこくて。でも、一緒にお芝居をするにつれて、クレバーな部分とかも見せてくれます。(演じる)矢神楓よりも自由奔放ですね」と吉高の印象を語り、一方の吉高は「すごく明るい方だと思っていたんですが、実際お会いしたら物事を10まで考えるタイプというか。ストイックで常に頭を働かせていて。お人よしなところは伯朗さんと似ているのかなと思ったりとか。笑った顔が印象的」と話した。
大胆な妄想シーンも楽しんでいただければと思います(妻夫木聡/手島伯朗)
(同局の連続ドラマは2004年の「オレンジデイズ」以来となるが)16年たったというのは、まず本当に信じられなかったですね。それぐらい時間が空いて、こうやってTBSのドラマに帰ってこられたというのは本当にうれしく思っています。16年前の自分に恥じないような芝居が今またできればいいなと思っています。演じる伯朗は、曲がったことが嫌いで自分にうそがつけなくて正直な男です。けれども、美女に弱いという弱点があるんです。少々困ったことに妄想癖もあるという。「本当にこれはミステリーなのか?」っていう(笑)。大胆な妄想があるので、ぜひ楽しんでいただければ。動物とのシーンでは、教育を受けてる動物たちなので言うことを聞いてくれます。むしろお利口過ぎて、吠えてほしいのに吠えてくれないっていうことの方があります(笑)。東野圭吾さん原作の連続ドラマということも期待していただきたいなと思いますし、黒岩勉さんの脚本によって、魅力を増したドラマになっています。1話ごとに謎が謎を呼ぶ展開で、登場人物もくせ者しかいません。それぞれの人物に謎が必ず1個はあるので、見てくださる皆さんも一緒に謎解きをしていただけるとうれしいです。
いろんな顔を持った、周囲を振り回す人物です(吉高由里子/矢神楓)
演じる楓は、バックボーンが何もなくて、突然、弟の妻だと名乗って、遺産相続のタイミングに現れて矢神家と関わっていきます。人懐っこくて明るいんですけど、ふとした瞬間に「君は誰だか分からないような表情をする」と伯朗さんから言われるような…いろんな表情を持っている女性です。周りを振り回しています。初共演の妻夫木さんは、すごく明るくて“ハッピー、イェ~イ!”みたいな感じのタイプかなって思っていたんです。けど、実際お会いしたら物事を10まで考えるタイプというか。ストイックで常に頭を働かせていて。見た目がすごく若く見えるんですけど、大人で落ち着いていて、ずっと面倒を見てくれるいいお兄さんって感じで。そんなに頭をずっと働かせていて大丈夫かな?って心配をさせるような人です。で、お人よしなところも優しさもあって。あっ、お人よしなところは伯朗さんと似ているのかなと思ったりとか。笑った顔が印象的です。登場人物のみんなが怪しくて、個性的で、全員が敵か味方か分からない感じです。どいつが怪しい、こいつが怪しいと想像をしながら、予想をしながら見ていただけたらうれしいなと思います。
悪役はめっちゃ楽しいです!(ディーン・フジオカ/矢神勇磨)
悪役はめっちゃ楽しいですね(笑)。だからやり過ぎてしまわないように。本当に嫌悪感が出るようなところまでいっちゃうと、矢神勇磨というキャラクターが生きてこなくなってしまうので。でもセリフで“負け犬”とか、ののしったりするんです。なかなかこのセリフってあるようでないので、そういうところも楽しんでいます。(現場で誕生日の)お祝いをしていただきまして。お返しに僕の“BOOKIE”(オフィシャルグッズ)をブッキー(妻夫木)にプレゼントしました。いろんなグッズがあるんですが、“BOOKIE”って名前の手帳ケースがあって。これブッキーにプレゼントしたら笑いがとれるかなって思って、渡しました(笑)。撮影で(伯朗が僕の)襟をつかんで首を振るシーンがあったんですが、リハーサルではめっちゃ優しく気を使ってやってくれて。こういうレベルでくるんだなぁって思っていたら、本番になったら思いっきりきたから、全然準備できてなくて、頭がぐわんぐわんになっちゃったんです。ちょっと昔の古傷が痛んだって出来事がありました。勇磨というキャラクターは“なんなんだこいつ!”と思っていただけると信じていますので、最終話は乞うご期待です。
妄想シーンでは笑いをこらえるのに必死です(中村アン/蔭山元美)
伯朗さんは病院に来る美女に弱いんです。そして優しいので、(自身が演じる蔭山元美が)キリっと指摘させていただいて、伯朗を見守っている感じですね。(元美と伯朗には)危険な妄想があるので、面白く受け取っていただけたらいいなと思います。伯朗さんも面白いことを全力でやってくるので、私自身が笑わないようにこらえていることがたくさんありました。妻夫木さんは笑顔のイメージがあったんですけど、いろいろなことを考えてらっしゃる方だなって思いました。クランクインの日、うどんを一生懸命食べながら相談を受けるシーンがありまして。私のセリフがすごく多くてワタワタしていたら、練習に付き合ってくださったんです。あの時は、ありがとうございました。(せっかちな中村が、現場でスカートのすそをたくし上げて走っていたことを妻夫木にバラされ)スカートがあまりにも脚が開かないスカートだったんです。ちょうど後ろに妻夫木さんがいらっしゃった時で。あぁ、やっぱりこういう所作は男性の前でやったらダメだなぁって思いました。いろいろな要素が詰まった作品になっています。ぜひ楽しんで見てほしいなと思います。
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