パラレル夫婦　死んだ“僕と妻”の真実2025/04/16

記者会見情報

フジテレビ系の連続ドラマ「パラレル夫婦　死んだ“僕と妻”の真実」の制作発表が行われ、ダブル主演を務める伊野尾慧（Hey! Say! JUMP）と伊原六花、そして共演の松倉海斗（Travis Japan）、野村康太、齊藤なぎさ、きょん（コットン）、八嶋智人が登壇。MCは、きょんの相方で元アナウンサーのコットン・西村真二が務め、撮影現場でのエピソードを引き出した。夫婦生活を描いた本作にちなんで、実際に結婚したらこれだけは譲れないことを発表するコーナーでは、珍回答が続出。また、伊野尾は、制作発表の中でドラマの主題歌を、Hey! Say! JUMPが担当することを明かし、「タイトルは『encore』です！　初回放送で初解禁になるので楽しみにしていただけたら」と笑顔で発表。どんな曲かを聞かれた八嶋が「弾むような曲です！」と、踊りながら曲調を表現。すると伊野尾が「めちゃくちゃ合っています！」と拍手した。

野村さんが鼻に詰め物をしてかわいかったので僕もティッシュを詰めました（伊野尾慧／並川幹太）

CM制作会社で働かせてもらっています並川幹太です。なつめと同期なんですけど…。結婚させてもらいました！　撮影はなかなか大変です。幹太が亡くなるシーンで、伊原さんが横にいるという場面なんですけど、伊原さんのお芝居もすごくすてきで、その後、同じシチュエーションで逆バージョンを撮るんですよ。僕、むちゃくちゃ緊張しましたね。なかなか同じシチュエーションで同じ場面を撮ることってないじゃないですか。（お互いの芝居を）比べちゃいますよね。二つの世界が交わり相手が現れるシーンで、（スタッフから）「光った！」と言われても、どのぐらい光っているのか分からなくて（笑）。なつめが生きている世界と幹太が生きている世界を交互に撮っているのですが、僕の撮影をしている時より、なつめ側の撮影のほうが盛り上がっているんです。気にしすぎかもしれないですけど、「あれ？」と思って（笑）。僕側の撮影はすごく静かなので…。そういえば、野村さんが花粉症がつらかったのか鼻に詰め物をしてずっとメークしていまして、こんなにシュッとしているのに「かわいいな」と思って。僕も負けたくないからティッシュを詰めました（笑）。

八嶋さんは、私たちに話題を提供してくださってめちゃくちゃ頼りになります（伊原六花／並川なつめ）

幹太と同じ会社のプロデューサーで、結婚して3年目の並川なつめです。溺愛されているのですが、なつめは言いたいことをのみ込んでいるような…。幹太のことが好きなんだけど…、というようなキャラクターです。伊野尾さんがおっしゃった、幹太が亡くなるシーンは、オーディションっぽかったですよね。（交互に撮影をしていたので）全員、頭の中でしかどんな映像になるのか分からないまま撮影していたんです。感情的なシーンでは結構な長回しなので、2人とも感情がワーっと入っているのですが、監督が突然「はい、消えた！」と言うんですよ。そしたらどっちかがフレームから外れて、どちらかはそのまま残るという（笑）。現れ方とか消え方とかもまだつかめていない状況だったので、どういうふうにやるのが正解か分からない感じでした。芝居のあんばいが難しかったです。八嶋さんは、現場で私たちに話題を提供してくださって、めちゃくちゃ頼りになります。私はお菓子が大好きで、現場にお菓子ボックスを持って行って、その人にあったお菓子をあげています。なぎさちゃんにはドキンちゃんチョコをあげました！

後輩に服を一気に30着ぐらいあげるのですが、あとで後悔することもあります（松倉海斗／田村大和）

幹太と同じ会社のSG部で働く田村大和役です。SFが好きなオタクキャラで、SFのことになると饒舌（じょうぜつ）になります。すごく陽気なキャラなので頑張りたいです！　結構、普段の僕と近いかもしれないです。最近、ハマっていることは断捨離です。僕はファッションが好きでよく買い物に行くのですが、クローゼットに服がいっぱいになっちゃう時があるので、循環させたいなと思ってよく後輩とかに服をあげたりすることにハマっています。一気に30着ぐらいはあげますね。でも、後悔することもあって、2年ぐらい前に「あの服を着たいな」と思い出してクロゼーットを見たらなくなっていて、「あげたんだった…」と後悔しました。よくあげるのは、B＆ZAIの橋本涼ですね。台本で10行ぐらいあるオフゼリフをいただいて、そのセリフはSFのことがズラーっと書いてあって、普段、松倉海斗としても言わないようなことを言わなきゃいけなくて、紙がくちゃくちゃになって読めないくらいぐちゃぐちゃで…。収録の前日もドキドキしてやばかったです。

幹太に対する嫉妬感やメラメラした気持ちを持っている感じを出すようにしています（野村康太／丸山耕介）

実はなつめに恋心を抱いているバーの店長・丸山耕介役になります。なつめのことが好きなので、なつめがいない世界では寂しさや哀しさを意識して演じています。あと、幹太に対してのちょっとした嫉妬感、メラメラした気持ちを心のどこかで持っている感じを出すようにしています。ビジュアルでは、なつめがいる世界では金髪ファッションなんですが、なつめがいない世界では黒髪なんです。なぜ違うのかはドラマ内で明かされるので楽しみにしてください。めちゃくちゃにぎやかな現場で、皆さん優しくて本当にありがたいです。僕は人見知りなので最初は静かだったんですが、皆さんが話しかけてくださって助かっています。齊藤さんは、コミュニケーション能力がびっくりするくらい高くて、初めましてだったのですが、“初めまして感”を感じないくらい気さくに話してくださいます。ちょっとでも花粉対策をしようと思って、眼鏡をかけて家を出たんですが、それがだて眼鏡でレンズが入っていなかったんです。自転車で駅に向かって、やたら風が当たるなと思ったのですが気付かずにずっとかけていました。

普段の私は、しっかり者というよりちょっと“おボケ”です…（齊藤なぎさ／辻莉子）

辻莉子を演じさせていただきます齊藤です。なつめちゃんをすごく慕っている後輩のADです。しっかり者なんですけど、たまに毒舌になるというキャラクターです。普段の私は、しっかり者というよりちょっと“おボケ”です…。今日の朝、野村さんから言われた言葉で超テンションが上がりました。「なぎさちゃんって、どの現場にいても誰とでも仲良くなれそうだよね」と褒めてくれたんです。それがすごくうれしくて、ハッとなりました。

伊野尾くんと、武田鉄矢さんの物まねにハマって、クレームが入りました（きょん／服部大洋）

並川夫婦が住んでいるマンションの大家役で、基本的にお裾分けをしている感じです。「たまねぎ食べる？　にんじん食べる？」とか、お裾分けのシーンが多い感じです。この役は僕にしかできないです！　伊野尾くんと一緒にマンションの撮影をしている時に、本番前のドライでセリフ合わせをした時に、伊野尾くんが武田鉄矢さんにハマって、2人で物まねしていたら、熱が入って2人とも声が大きくなっちゃってクレームが入ったことがありました。「パラレル夫婦」の告知で（伊野尾・伊原・松倉が）インスタライブをやっていた時、僕も見ていたので、「ぜひ『パラレル夫婦』を見てください」とメッセージを送ったのですが、たぶん、朝からの撮影で疲れきっていたんでしょうね。それに返答してくれた3人が疲れた表情で「はい、会いたいで～す」と感情がこもっていない言い方で…。表情と言葉があっていなくてびっくりしました。もしかして僕、嫌われているのかな（笑）？

同じドラマなのに2本同時に撮っている感じなので、ギャラは倍だと聞いております！（八嶋智人／守谷誠）

幹太となつめが働いているCM制作会社の部長・守谷誠役で出させていただいております。守谷のキャッチフレーズは、イタリアをこよなく愛するイケおじで、みんなから愛されて頼れる上司でございます。これ、守谷の役説明に書いてあるんですよ。僕はちゃんと、「誰かと間違えていませんか？」と言いましたが僕でいいみたいで、今までやったことのない役なので、一切ふざけないでカッコよくやっています。僕にとっては、かなり抑えめでやっております。SFものをアナログで撮っている感じで、われわれはどちらの世界にも（自分の役が）いる状況で撮っているので、同じドラマなのに2本同時に撮っている感じ。そのためギャラは倍だと聞いております！　幹太は、まとっている空気がどんよりしているのですが、なつめは“頑張っていこう”という気持ちがどこかにあるから、“よし応援しよう”という感じになる。みんな、六花ちゃんと同じぐらい、伊野尾くんのことが好きですよ！　僕は、六花ちゃんのほうがちょっと好きですけど（笑）。なぎさちゃんは大物感がすごくて、僕は先輩として慕っています。写真を撮る時も仕切ってくれて、後を付いていくだけです！