若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―2024/11/18
番組情報
あらすじ(第7回 11月24日放送)
脚本家デビューした涼(堀田真由)は、衿(長濱ねる)にメッセージを送信。既読になり、慌てて電話をかけるが出ない。恵(仁村紗和)は上司のセクハラを告発した佐倉(酒井若菜)の辞職にショックを受け、ファッションコンクール1次審査を通過した芽(畑芽育)は沼田(深田竜生)との未来を思い描いていた。そんな中、涼は衿のクローゼットから大量の名刺を発見。律(一ノ瀬颯)に背中を押され、居場所のヒントを得るが…。
キャラクター紹介
- 町田涼(堀田真由)
勝ち気で口が達者な次女。かつて脚本家を志望していたが、今はドラマ制作会社で助監督として働いている。忙しい毎日を送りながらも、「恋も結婚もしない。一生姉妹で暮らしたい」と決意し、恋愛至上主義の風潮に逆らいながら生きている。 - 町田恵(仁村紗和)
結婚願望が強い長女。ハローワークで非正規職員として働いている。職場恋愛をひそかに続けているが、恋人から結婚をはぐらかされる日々に悩んでいる。 - 町田芽(畑芽育)
したたかで甘え上手な四女。ファッションデザイナーになる夢を抱き、服飾専門学校で腕を磨いている。「結婚するならお金持ち限定」と割り切り、エリート大学生の彼氏と順調に交際を続けていたが、ある日“沼オトコ”と呼ばれる男性との出会いがあり、計画が次第に狂い始める。 - 町田衿(長濱ねる)
心優しくおっとりとした三女。役者を志しており、脚本家を目指す涼の一番の理解者であり、特別な絆で結ばれたソウルメート。現在は、姉妹が暮らす家を離れ、ほかの姉妹にも言えない“ある秘密”を抱えている。
出演者
堀田真由/仁村紗和/畑芽育/長濱ねる ほか
スタッフ・音楽
原案:「若草物語」ルイザ・メイ・オルコット/脚本:松島瑠璃子/演出:猪股隆一/演出:瀬野尾一/チーフプロデューサー:松本京子/プロデューサー:森有紗/プロデューサー:松山雅則
主題歌:いきものがかり「ドラマティックおいでよ」
「若草物語」が現代日本でよみがえる! 町田家四姉妹のシスターフッドコメディーが誕生
ルイザ・メイ・オルコットの名作「若草物語」を原案に、現代日本を舞台にしたシスターフッドコメディーとして映像化。物語の中心となる町田家の四姉妹を演じるのは、堀田真由(次女・涼)、仁村紗和(長女・恵)、畑芽育(四女・芽)、長濱ねる(三女・衿)。長女・恵のモラハラ彼氏・小川大河役として渡辺大知、四女・芽と急接近するワケあり沼オトコ・沼田灯司役として深田竜生(少年忍者)が演じるほか、筒井真理子、生瀬勝久、臼田あさ美などの実力派俳優が脇を固める。もし、あの四姉妹が令和の日本で暮らしていたら、という着想から、150年以上の時を超えて、姉妹の絆と現代女性の葛藤を描く。
記者会見情報
日本テレビ系の連続ドラマ「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―」の制作発表が開催され、主演の堀田真由をはじめ、共演の仁村紗和、畑芽育、長濱ねる、一ノ瀬颯、渡辺大知、深田竜生(少年忍者)が登壇した。堀田は、「『若草物語』は、さまざまな形で映像化されている作品で、令和版を作ることに不安もありましたが、今だからこそ現代の女性の苦労に寄り添える物語だと思います。そして、今やることがふさわしいストーリーなのかなと。現場の雰囲気はめちゃくちゃ楽しいです。ようやく最近セットでの撮影が始まり、四姉妹でいることが増えて、もうずっと話していて…」と現場の雰囲気の良さに触れると、仁村も「本当に(話している)内容が姉妹なんですよ」と同意し、四姉妹の絆が深まっていることをうかがわせた。さらに、作品について堀田は「自己肯定感を上げてくれる物語になっていると思います」とアピールした。
役作りのために初めてオン眉ぱっつん前髪&パーマをかけました(堀田真由/町田涼)
脚本を初めて読んだ時、非常に面白いと感じました。この物語を忠実に表現するだけで、間違いなく面白い作品になると確信していました。その後、各キャラクターの魅力をさらに深めるために、キャスト全員で探り合いながら、話し合いを重ねて作品を作り上げています。私たちが楽しんで作品作りに取り組んでいるこの空気感が、視聴者の皆さんにもきっと伝わるのではないかなと。また、これまで演じてきたキャラクターとは違う、新たな一面をお見せできるのではないかと思っています。今回、まず最初にこだわったのはビジュアルです。前髪をオン眉にし、初めてパーマをかけました。涼は庶民派でカジュアルな性格なので、その性格をどうビジュアルで表現するかを考えました。涼にはよく走るシーンがあるので、ストレートヘアよりもパーマをかけることで髪に動きを出し、躍動感を表現できるかなと思ったんです。私の中では、前髪ぱっつんでオン眉にすると、心(しん)の強さやこだわりを感じさせるイメージがあったので、そこを意識して作り上げました。初めてこんなに前髪が短くなったので、朝の準備は少し大変ですが、涼になりきるための重要な要素だと思っています。
四姉妹の中では、一番地に足が着いた、ある意味ツッコミ役のような存在です(仁村紗和/町田恵)
「若草物語」が大好きで、この作品に参加できて本当にうれしく思っています。私が演じる長女の恵は、しっかり者で真面目な妹思いのお姉ちゃんです。彼女はハローワークで非正規社員として働いていて、モラハラ気質の彼と職場恋愛中ですが、現代ならではの職場の問題や悩みも描かれています。このドラマでは、さまざまな愛の形が描かれていて、見てくださる方々が心温まったり、救われたり、励まされたりするような作品になれば良いなと思っています。年齢的に結婚にこだわりがあるキャラクターですが、私自身はそこまで結婚にこだわっていないので、恵とはその点で違うなと感じています。実際私は末っ子なので、長女の役作りのために自分の姉にインタビューしてみたりもしました。恵は四姉妹の中で一番地に足が着いているキャラクターで、ある意味ツッコミ役のような存在ですので、その役割をしっかり果たしていきたいと思っています。(モラハラ気味の彼氏役の渡辺)大知くんが、(モラハラ具合)とかわいらしさとの絶妙なバランスで演じてくださるので、“きっと恵はこういうところがかわいいと思って一緒にいるんだな”と感じています。
自身も末っ子。紗和ちゃんに「人の懐に入るのがうまいよね」と言われました(畑芽育/町田芽)
今回の役柄は、私自身も末っ子ということもあり、重なる部分が多いなと思いながら台本を読み進めていました。等身大の悩みが描かれており、家族との関わりや恋愛の悩みなど、とてもリアルなストーリーが展開されていますので、皆さんに楽しんでいただけると思います。撮影現場でも、お姉ちゃんたちに囲まれて、幸せで楽しい毎日を過ごしています。放送をぜひ楽しみにしていてください。自分でも、この役は一番自分に近いなと感じています。共演者の(仁村)紗和ちゃんにも「人の懐に入るのが上手いよね」と言われることがあり、そんなふうに思ったことはなかったのですが、これまでの人生で得た経験が、こうしてお芝居に生かされているんだなと感じながら演じています。
真由ちゃんとは同い年。双子のように距離が近く感じられてうれしいです(長濱ねる/町田衿)
衿は、姉妹の中でも秘密を抱えているキャラクターです。そのため、詳しいことはまだあまりお伝えできないのですが、脚本を読みながら、この物語はいろんな選択を肯定してくれるものだと感じました。男女問わず、さまざまな年代の方に受け入れられ、優しさで包んでくれるような物語になっていると思います。その中で、四姉妹の一員として過ごせることが、私にとってとても楽しい日々です。秘密が多い役ではありますが、この四姉妹の中で、特に次女の諒とは特別な絆があります。シーンも(堀田)真由ちゃんと一緒に撮ることが多く、実際に私たちは同い年なので、とても楽しく撮影しています。私は人見知りしがちなのですが、最初から姉妹のように、友達のように、そしてちょっと双子のように距離が近く感じられ、そんな雰囲気で撮影が進められているのが本当にうれしいです。
律は涼を一途に思い続けているキャラクター。恋の行方に注目して。(一ノ瀬颯/行城律
)
僕が演じる律は、涼の幼なじみで自分の気持ちに素直でがむしゃらに生きている涼を、優しく受け止めるキャラクターです。2人は対照的な部分がありながら、だからこそ仲がいい関係。視聴者の皆さんにも、2人の関係がすてきだと感じてもらえるように演じたいと思っています。また、律は幼い頃から涼を一途に思い続けているキャラクターなので、恋の行方にも注目していただきたいです。さらに、このドラマには恋する姉妹と、恋をしない自分という対照的な構図があるので、それぞれのキャラクターがどのように絡み合い、関係性が展開していくのかも楽しんでいただければうれしいです。みんなの恋模様がどのように発展していくのか、ぜひ期待してください。現場の雰囲気は(四人が)本当に姉妹のようで、みんなとても仲が良くて、うらやましくもあり、すてきだなと思います。(女性陣から「うらやましいっていうか、めちゃくちゃ会話に入ってくるよね」とツッコミが入ると)頑張って会話に入ろうとしてるんです(笑)。1対1で話しているときは普通に話せるんですが、皆が一斉に話し始めると、時々タイミングをつかむのが難しくて、でも頑張って会話に加わっています(笑)。
モラハラ彼氏役。反面教師的な役割を果たせたらいいな(渡辺大知/小川大河)
僕が演じる小川大河は、モラハラ気質で、恵さんの心をかき乱す役柄。残念ながら現実にもこういったタイプの人が実在するということで、その部分を“いいスパイス”として演じられたらと思い、撮影に臨んでいます。作品の完成が非常に楽しみです。また、紗和さんがどっしり構えてくれているので、僕はその周りをうろちょろするだけですね(笑)。モラハラ具合についてはすごくこだわって演じています。文字で見ると「このご時世に何を考えているんだ?」とか「このセリフを本当にドラマで言うつもり?」と思わせるようなセリフがいくつかあるんですが、悪く聞こえないような絶妙なニュアンスを、今までの経験を駆使して表現しています(笑)。このドラマを見てくださる方の中には、もしかしたら自分も同じようなことを言ってしまっているかも…と思う方もいるかもしれません。そういう方に向けて、反面教師的な役割を果たせたらいいなと。「本当に大丈夫か? 自分の胸に問いただしてみろ!」とカメラを通して伝えていけたらと思っています(笑)。どうか温かく見守っていただけたらうれしいです。
ミステリアスでクールな“沼男”の沼田と僕は、全く正反対の性格です(深田竜生/沼田灯司)
「若草物語」という長年愛され続けている作品に参加できることを、とても光栄に思っています。僕が演じる沼田灯司は、芽の同級生で服飾学生のミステリアスな訳ありの男です。最初は無愛想で近寄りがたいキャラクターなんですが、物語が進むにつれてその“訳”が明らかになっていきます。沼田のミステリアスな部分が解き明かされることで、彼の魅力が増していくと思いますので、ぜひ期待していただけたらと思います。僕自身、頑張って“沼男”を演じていますが、実際の僕とはキャラクターがかなり違います(笑)。沼田はミステリアスでクールな役柄ですが、僕は全然そんなタイプではなく、訳ありでもないですし、全く正反対の性格です。でも、そういった自分とは違う役柄を演じることは新たな挑戦ですし、この経験を今後の俳優としての成長に生かしていけたらと思っています。
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