ドラマ25「晩酌の流儀3」2024/07/01

記者会見情報

ドラマ25「晩酌の流儀3」の取材会が行われ、主演の栗山千明、レギュラーキャストの武田航平、辻凪子、おかやまはじめが参加。新シーズンの見どころや撮影現場のエピソードなどを語った。シーズン3でパワーアップした注目ポイントについて栗山は「美幸は汗をかくために、まだこれがあったかっていう、1、2でやってなかったスポーツをします」と話した。すると、おかやまが「（いずれは）宇宙とか行くんじゃないの（笑）。コメディエンヌぶりもますますな感じはしてきてね」と気になる発言で期待感をあおった。さらに栗山が「『ホップハウジング』のメンバーそれぞれの回もどんどん増えていますよね」と明かすと、辻は「脚本家さんの愛を感じました」と笑顔を見せるなど、終始、和気あいあいの取材会となった。

豪華な方々が演じてくださっていることが、大きく変わったところ（栗山千明／伊澤美幸）

（シーズン3でパワーアップしたところは）分かりやすいところで言うと、商店街。本当に豪華な方々が演じてくださっていることが、大きく変わったところです。“美幸”に関しても、新しいことばかりではなく、きちんと引き継がれているところもあって、安心しました。基本的にそれぞれのキャラクターは変わらず、より濃厚に描かれていて、キャラクターも増えています。規模がパワーアップしているので、撮影しながら本当に贅沢（ぜいたく）だなと思います。前回に比べたら、上にどんどん進んでいるなと実感しています。キャストさんだけじゃなく、スタッフさんも含めて、本当に和気あいあいっていう言葉が合う現場だと思います。あと、フードチームも、見てくださる方々がまねしやすい、そしておいしそうに見える料理を追求されていて。ただ私に指導してくださるだけじゃなくて、このアイデアは、どこから生まれたとか、エピソードなどもたくさん教えてくださるので、本当に会話をしながら一緒に作らせていただいてる気がしています。

スタッフさんもキャスト陣も含め、みんな仲良く和気あいあいっていう気がしますね（武田航平／島村直人）

（シーズン3が決まって）また呼んでいただけてよかったなっていう思いと、すごくハッピーなドラマなので、こういう作品が続いていくことに対しての喜びをすごく感じていて。心の中で「よっしゃあ！」という気持ちと、安堵（あんど）と両方でした。みんなが「晩酌の流儀」という作品をすごく好きという空気感が撮影では常に流れていて、スタッフさんもキャスト陣も含め、まさに、みんな仲良く和気あいあいという感じですね。（SNSでは）すごく前向きなコメントばかりなんですけど「また飯テロか、この時間にやりやがってテレ東め！」って書かれてますよ（笑）。オンタイムだとおなか減っちゃいますよね。町のおいしいお肉屋さんに行った時に、「島村くんだよね。実は“晩酌”見てて」と言われたこともあって。食材を作っている方々はすごく見てくれていて、しかも役名の“島村くん”で覚えてもらえていたのですが、「でも実際何してるんだっけ？」って3回くらい言われた（笑）。そういった意味で「たくさんの人に見ていただいてるな」と感じます。

「晩酌、見てます」って言われる機会が多くなって（辻凪子／富川葵）

シーズン2を終えてから、会う人会う人に「晩酌」を見ていますと言われる機会が多くなって。次も呼ばれるか私も心配だったので、プロデューサーさんに会う機会があった時に、「私って次、いますか？」と確認して。しかも、お母さんが公式本（「晩酌の流儀 オフィシャルブック」TVガイドMOOK 126号）を買うくらいファンで、決まった途端、喜んでいたのでうれしかったです。そういえば、2からキャラクターの動かし方や撮影方法も結構変わったんです。（ドラマで自身が変わったことは）皿を買い直しました。以前は食べておいしければいいと思っていたけど、見た目にこだわって写真を撮るようになりました。今まで出てきた料理もたまに作る。私はずぼらなので、あんまり手間のかからないものを作るんですけど、最近は豆腐にシイタケしょうゆ。島根県のしいたけ醤油（しょうゆ）が本当においしくて。あと明太マヨ。ドラマに出てきたのを家で結構食べています。すごく勉強になります。

視聴者の方が、若い人やお年寄りなど偏っていない感じがしますよね（おかやまはじめ／海野二郎）

シーズン1の時も2の時も、田舎はテレビでは放送されていないんですけど、配信で「ドラマ、見てます」と結構言われて「これは、うん、（シーズン3）あるな」と思って。決まった時はうれしかったです。いざ始まったら「お、久しぶり」とすぐ1、2と同じ感覚で戻ってやれました。また続けばいいなと思っています。視聴者の方が、若い人やお年寄りなど偏っていない感じがしますよね。晩酌しながらいろんな層の方たちが見てくれている感じがする。だから、僕よりも年配の方たちが「いいね、あれ」と言ってくださるし。あまりテレビで年上の方たちから内容を褒められることは、ないんだよね。僕も料理が好きで、菜園をやっていて、玉ねぎができたのね。それで、玉ねぎの上の青いところを全部刻んで、油淋鶏のソースみたいなので。あのソースだと冷奴でもいいし、いろんな食べ物に合って万能です。そうやって晩酌しています（笑）。