Drama Guide ドラマガイド

木ドラ24「量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-」2024/08/30

番組情報

6月27日~8月29日 テレ東系 毎週木曜 深夜0:30~深夜1:00

キャラクター紹介

  • 小向璃子(与田祐希
    上京して東京で派遣の仕事をしている25歳。しっかり者の長女と自由人な三女に挟まれ、ごくごく平均的な家庭で平均的に育った次女。祖父の死をきっかけに帰省した田舎で4年ぶりに家族全員が集合する中、祖父の作りかけのプラモデルを発見。生前の祖父が通っていた「矢島模型店」を訪れたことで、自身の人生を見つめ直すことになる。
  • 小向侑美(市川由衣
    小向家の長女。優等生でしっかり者。夢のため仕事に突き進んでいる。プライベートでは、パートナーとの間に問題を抱えている。
  • 小向香絵(佐月絵美
    小向家の三女で高校生。少々わがままで甘え上手な末っ子で、頑張ることを頑張らない現代っ子。映像が好き。璃子をあまり姉だと思っていない。
  • 小向浩一郎(矢柴俊博
    小向家の父。入り婿で優しい性格だが心配性な面も。地元の役場に30年勤めていて、久々に家族が集まったことに喜んでいる。
  • 小向由里香(浅香唯
    小向家の母。過保護にせず子どもを伸び伸びと育てるタイプで、璃子の自由なところは母から来ている。最近あるアイドルの沼にはまっている。
  • 小向仁(森下能幸
    亡くなってしまった小向家の祖父。家族全員のことが大好きな優しいおじいちゃん。プラモデルが趣味でやっさんの友達。「矢島模型店」によく行っていた。
  • アオ(石田悠佳
    プラモデル店「矢島模型店」のアルバイト店員。プラモデルへの情熱から、リコのプラモデル作りを優しくフォローする。
  • 矢島一(田中要次
    「矢島模型店」の店主。通称・やっさん。璃子の祖父・仁の友達。一見、堅物に見えて言葉数は多くないが、「プラモデルをもっと楽しんでもらいたい」という思いを持ち、璃子のような初心者にも丁寧に教えてくれる。プラモ愛があふれて熱く語り過ぎてしまうところがある。

出演者

与田祐希/市川由衣/佐月絵美/矢柴俊博/浅香唯/森下能幸/石田悠佳/田中要次 ほか

スタッフ・音楽

原案・企画・プロデュース:畑中翔太/脚本:畑中翔太/脚本:マンボウやしろ/脚本:オコチャ/監督:中川和博/監督:ヤングポール/監督:中村祐太郎/プロデューサー:漆間宏一/プロデューサー:寺原洋平/プロデューサー:涌田秀幸
オープニングテーマ:樋口楓「アイムホーム!」

乃木坂46・与田祐希主演の人気ホビーヒューマンドラマの最終章がスタート!

【2024年夏ドラマガイド】木ドラ24「量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-」

乃木坂46・与田祐希がプラモデルとの出合いを通じて大人になっていく小向璃子を演じる人気ドラマシリーズの、第3シーズンにして最終章。2022年に第1シーズンが、23年には璃子のほか登場人物が同姓同名の全く異なる役柄で登場する第2シーズンが放送されたが、今回は“家族”をテーマに、東京から実家に帰ってきた璃子と、その家族とのひと夏を描いていく。今作も「BANDAI SPIRITS」の制作協力の下、実在するさまざまなプラモデルが登場。璃子の姉を市川由衣、妹を佐月絵美、父を矢柴俊博、母を浅香唯、祖父を森下能幸が演じるほか、シリーズ共通の存在である「矢島模型店」のアオに石田悠佳、店主のやっさんこと矢島一に田中要次が扮する。

記者会見情報

木ドラ24「量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-」/会見

テレ東系で放送の木ドラ24「量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-」の記者会見が行われ、主演の与田祐希をはじめ、市川由衣、佐月絵美、矢柴俊博、浅香唯、森下能幸、石田悠佳(LINKL PLANET)、田中要次が顔をそろえた。また、会見の前にアイドルグループ・LINKL PLANETによるエンディングテーマ「ソライロ」がパフォーマンスとともに初披露された。LINKL PLANETのメンバーであり、模型店のアルバイト役で出演する石田は撮影があったため、このお披露目のダンスリハーサルを他のメンバーと合わせられず、1人で黙々と練習をしていたという。その頑張る姿を陰から見ていた模型店店主役の田中は、今日の晴れ舞台を見て思わず目頭が熱くなってしまったと明かし、「パーフェクトだったね!」とねぎらいの声を掛けるなど、出演者の仲の良さを感じさせる会見となった。


癒やし要素しかないドラマ。最後にふさわしい作品になったと思います(与田祐希/小向璃子)

「木ドラ24「量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-」会見:与田祐希/小向璃子

「量産型リコ」というドラマはすてきな出会いに恵まれていまして、今回も楽しみでした。3作やってこれてすごく良かったなっていう思いと、これが最後なのかという気持ちで挑ませていただきました。最後にふさわしい作品になったと思います。今回は“家族”がテーマということで、本当にすてきな家族に出会えたし、やっさんやアオちゃんもいて、このメンバーでシーズン3を迎えられたことは本当に幸せだったと思っています。お父さん、お母さん、おじいちゃんと撮影がスタートする直前まで本当の家族みたいな話で盛り上がって大爆笑して、笑いを必死にこらえながらシーンを撮るみたいなこともあったりして。あと、自然に「キモい」って言い合える仲になりました(笑)。家族の温かさとか愛とか、さらに大自然や動物も出てきたりする癒やし要素しかないドラマになっていますので、木曜の夜に皆さんを癒やせればいいなと思っております。


シーズン3に出ることを一番喜んでくれたのは夫でした(市川由衣/小向侑美)

「木ドラ24「量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-」会見:市川由衣/小向侑美

私の家族も、このドラマをすごく楽しみに見てくれていて。シーズン3に出ることが決まったのを一番喜んでくれたのは夫(俳優・戸次重幸)でした。プラモデルもガンダムも大好きだから「自分が出たい」って言っていて。やっさんのライバル役で出たい、「(プラモデルについて)俺は語れる!」って(笑)。(璃子の)お姉ちゃんの役をやらせていただけるということで、すごくうれしかったです。前回の撮影中とか撮影が終わった後にも、ちょこちょこ連絡をとったりして、本当に妹みたいな感じで与田ちゃんのことを見ていたので、あまり役作りは必要なかった感じでしたね。


家族って何だろうなってたくさん考えながら挑んでみました(佐月絵美/小向香絵)

「木ドラ24「量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-」会見:佐月絵美/小向香絵

脚本や実際の映像を見させていただいても、お芝居をしても本当に面白いです。嫌な気持ちになる瞬間が全くないんです。だからファンの方が多い作品なんだなと思いました。帰りたくなかったです、本当に。家族だったので続いてほしいし、できればもっとやりたいです。父親役の矢柴さんは普段は怖い役をやられるイメージがあったので、ほのぼのとした優しいお父さんを見ると、「え、あんなキモ怖い役ができるのに?」ってなりました(笑)。それは、「キモく演じるのがすごいです!」という、私にとっては褒め言葉のつもりだったんですけど…。今回は家族の話だったので、血縁で両親にどのくらいの割合で似るのかと考えたり、香絵の人生についてもふに落ちるまで考えたりしました。お芝居では監督からこだわりをたくさんぶつけてもらったりして、演じる中に璃子とかお姉ちゃんにちょっと似ている影を自分の中に入れてみたりして、家族って何だろうなってたくさん考えながら挑んでみました。


奥さん役の浅香唯さんの生歌が聞けました(矢柴俊博/小向浩一郎)

「木ドラ24「量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-」会見:矢柴俊博/小向浩一郎

いつも悪い役が多めなんですが、今回はたぶんいい役なので、楽しんでやらせていただきました(笑)。やっぱり支持されているから3本目が作れる、この仕事をしていてシリーズが続いていくっていうのはやっぱり何といってもうれしいですよ。1本目から関わってくださってる方の情熱もすごく聞いていましたし。あとは、昭和生まれの方にはきっと分かっていただけると思うんですが、奥さん役が浅香唯っていうのはね(笑)。僕がアドリブで「C-C-C」って言ったら、その後を歌ってくれました。生歌が聞けましたので、かつて好きだった方にご報告申し上げます(笑)。あとは脚本の方々が僕の特徴をよく捉えていらっしゃる。気弱だったり突っ込まれる感じだったり、本当にその通りで、自然とそういう関係性になってしまう。役作りはいらないって皆さん言ってますけど、本当にそんな感じでした。そういう時はいい状態だっていうのを、俳優をやっていると感じることが多々あるので、非常にいい状態でみんな自然にやれていましたね。


新旧アイドル親子みたいなところでのオファーだったんです(笑)(浅香唯/小向由里香)

「木ドラ24「量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-」会見:浅香唯/小向由里香

私は昨日クランクアップしたんですけど、終わってすぐはそんなにピンときていなかったんです。おうちに帰ってお風呂に入っている時に、家族が終わっちゃったんだと思ったらすごく悲しくなって。3作目から出させていただいて、途中からだとちょっとやりづらいかなと思っていたら、初日にその壁をぶち破ってくれたというか、とても居心地がよくて。与田ちゃんがこの笑顔で迎え入れてくれたっていうのが大きいのかな。与田ちゃんは現役アイドルですし、私と新旧アイドル親子みたいなところでのオファーだったんです(笑)。なかなかユニークなキャスティングだと思いました。でもアイドルドラマっていう感じでも全然なくてね。こんなかわいい3姉妹のお母さんになれるっていうのはめったにあることではないので、こんな幸せな期間はなかったなと。私がお母さん役でいいのかとも思いましたけど、でもこんな頼りないお母さんでも、すごく守りたいと思える娘たちだったので、とても役に入り込めました。


設定上では亡くなっていましたが、生かしていただいてるという感覚でいました(森下能幸/小向仁)

「木ドラ24「量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-」会見:森下能幸/小向仁

制作の皆さんの「やるぞ!」っていう志というか、気持ちっていうか、それが本当にうれしくて。SNSでも「あの作品がまた見たい」とか「続編期待してる」とか書かれていたのを目にして本当にうれしかったです。率直に、またあそこに出られるんだっていう気持ちが一番でした。撮影現場が都心から少し離れたところで、実際の撮影は大体5分くらいで終わっちゃうことが多くて(笑)。すぐ帰ることも多かったので、帰りたくないとかもっと一緒にいたいなって思いました。設定上ではすでに亡くなっているのですが、例えば璃子を中心に小向家のみんなが会話の中で自分についてしゃべったりその心情を述べたりとか、やっさんの思いとかアオちゃんが伝えてくれる思い出とか、その一つ一つがおじいちゃん像をつくってくれているということなんです。僕はそこにパッと合わせているという形。設定上では亡くなっていましたが、生かしていただいてるという感覚でいました。


やっさんが私の学校の宿題を一緒に考えてくださったり(石田悠佳/アオ)

「木ドラ24「量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-」会見:石田悠佳/アオ

私はアオちゃんとして、やっさんとの2年目の一体感を出したいなってクランクイン前からずっと思っていたんです。やっさんは本当に優しいので、私の学校の宿題を一緒に考えてくださって。あと、今年は「リコ」に登場するプラモデルをできるだけ自力で組み立てたいなって思っていたので、それを現場に持って行ったら、やっさんが七割ぐらい手伝ってくださったり(笑)。本当の私のお父さん…って言っていいのか分からないですけど、そんな一体感を出せたんじゃないかなと思っております。


これが最後なのかなってちょっと寂しい気持ちにもなりました(田中要次/矢島一)

「木ドラ24「量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-」会見:田中要次/矢島一

僕の経歴の中で、同じタイトルのドラマが3シーズン目を迎えられたので、これがトップになった。すごくうれしかったんですけど、今回のタイトルを見たら“最後の~”ってちっちゃく書いてあったんですよ。これが最後なのかなってちょっと寂しい気持ちにもなりました。そして台本をいただいてみたら、僕の知らないキャラがいっぱい出てくるんですよ。僕が説明しなければならないキャラクターなんですが、もう英語にしか見えないんですよ(笑)。皆さんは1作ごとに人物設定が変わってきたわけですから、僕も変わってもいいんじゃないかって思っていました。前シーズンの打ち合わせで、「今回は“ヤジマ”じゃなくて“ヤシマ”とか、そういう違いじゃ駄目ですか?」って聞いたりもしたんですけど、「変わらないでください」って言われました。で、変えないつもりでやったんですが、第1話を拝見したら、僕は無骨に無機質にしゃべっているつもりだったのに、わりと有機的だなと思って。有機的? 与田祐希? みたいな(笑)。

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