マウンテンドクター2024/09/17

記者会見情報

フジテレビ系の連続ドラマ「マウンテンドクター」の制作発表に、主演の杉野遥亮と、共演の岡崎紗絵、宮澤エマ、向井康二（Snow Man）、近藤公園、トラウデン直美、檀れい、大森南朋が出席。同作は、山岳医療の現場に放り込まれた青年医師・宮本歩（杉野）の成長物語。この日、救命救急医・小宮山太役の八嶋智人は仕事の関係で出席できず等身大のパネルで登場。「大森南朋さんとはプライベートで仲がよくて、子どもの成長ぶりをお互いに話して幸せな感じ。でも、本編の中ではすごくナイーブになっております。そして、向井康二くんと僕は奈良出身で同郷です」と、ビデオメッセージを寄せた。この後、八嶋の現場での様子がキャスト全員から寄せられ、クレームに近いエピソードで盛り上がると、杉野からは「もう少し静かにしてもらえませんか」と、八嶋へ逆メッセージが送られていた。

皆さんの心にストレートにお届けできるような作品です（杉野遥亮／宮本歩）

信濃総合病院に来てから、檀さんが演じる松澤周子院長の強力な支援のもと、山岳医療チーム“マウンテン・メディカル・チーム（MMT）”として山岳医として目の前の患者さんと向き合いながら、人間的にも医師としても成長していく役だと思っています。時には大森さんが演じる江森先生と対立しながら、皆さんの心に届くような作品をお届けできたらいいなと思っています。自分の意見が言いやすく、その意見を受け止めてくれる仲間たちと、撮影をさせてもらっています。日を追うごとに、作品の密度がどんどん濃くなっているような気がしますし、自分たちの意見を交わしやすい風通しのいい現場になっていっているんじゃないかなと思っています。ヘリコプターの撮影もすごく迫力のあるシーンになっていますし、山で撮影をさせていただいたその景色をお届けできることが、すごくエンタメになっているんじゃないかなと。登場人物たちの関わり方も優しくて、皆さんの心にストレートにお届けできるようになっています。

少しずつ成長して医師としての在り方を模索していくような役どころです（岡崎紗絵／村松典子）

私が演じる村松典子は、歩と真吾の幼なじみ。明るくて快活で、自分の信念に真っすぐな女性。麻酔科医として働いているのにMMTに選ばれて「何をやらされるんですか」と院長にストレートに聞いちゃうようなキャラクターです。医師が山に向かうことに積極的ではないのですが、隣には幼なじみとして医師としてMMTを引っ張ってくれる歩やたくさんの仲間がいて、自分も少しずつ成長して医師としての在り方を模索していくような役どころになっています。

山と共存して生きていくとはどういうことなのかを再認識していきます（宮澤エマ／鮎川玲）

祖父が山小屋を経営している山岳看護師・鮎川玲役を務めます。山にはゆかりが深くて近くに感じているように見えて、実は山に対して複雑な感情を抱いているという役どころです。私が歩だったら、新しく赴任した病院でこんな塩対応をされて、同僚があまりフレンドリーではない感じだったら、明日から行くのをやめようかなと思うくらい。玲はちょっとツンケンしていますが、そんな彼女がMMTのメンバーと関わっていくことによって山と向き合い、山と共存して生きていくとはどういうことなのかを再認識していきます。素晴らしいロケーションの中で撮影をしているので、そこも楽しみに見ていただければと思っています。

子どもがいる役なので、その子とどうなっていくのかも見どころの一つです（向井康二／小松真吾）

僕だけ焼き鳥店のコスチュームを着ていますけれども、僕は歩と典子の幼なじみで、2人のよき理解者。僕だから2人に言えることがあると思うので、そういうところにも注目してほしいです。あと、子どもがいる役です。その子とどうなっていくのかも、見どころの一つではあります。それと、焼き鳥の焼き加減も注目してみてほしいな。劇中で焼き鳥をずっと焼いているのですが、歩たちが口をつけてくれないんですよ。この役が決定してから、お父さんと電話をする機会が増えました。前まではお母さんに電話する機会が多かったのですが、最近は、おかんより先におとんに電話することが増えまして、それに焼きもちを焼くおかんがいて、大変です（笑）。そうやって父親と話していると、そういうのも自然と身に付くのかなとも思いますし、いろいろなタイプのお父さんがいると思いますが、僕は背中で語れるようなパパでいたいなと思います。

山には行きたくないなというひねくれ者の医師を演じています（近藤公園／掛川康二）

私が演じる循環器内科医の掛川康二は、紫外線が嫌いで、MMTが行う山小屋診療所の勤務に否定的です。「紫外線　百害あって　一利なし」。山には行きたがらないんですけど、なぜかMMTからの招集は断らないという、山岳医療の必要性を感じていて同意はしているけれども、山には行きたくないなというひねくれ者を演じています。実際、紫外線が苦手だったり、アウトドアに対して苦手なイメージを抱いている方もいらっしゃると思うので、そういう方に共感していただければいいなと思っております。

真剣なシーンが多い中、私が出てくるシーンは息を抜けるようになっています（トラウデン直美／平早紀）

信濃総合病院のオペ看護師の平早紀は、仕事はきっちりできるのでプライドがあって、ひょうひょうとしているのですがウワサ好きで、耳をダンボにしていろいろなことを聞いて、小宮山先生と掛川先生と3人でごちゃごちゃしゃべっています。医療ドラマなので真剣なシーンが多い中、私が出てくるシーンは息を抜けるようになっているので、皆さんも楽しみに見てほしいなと思います。私はいろいろなところをのぞいているシーンが多くて、早紀がこの作品の中で何回のぞいたかを数えてほしいな（笑）。

山の怖さを知ったり、山の素晴らしさを感じていただけたらうれしいです（檀れい／松澤周子）

山岳医療という分野を切り開きたい、この土地で根付かせたいという強い思いのもとに、MMTというチームを作った信濃総合病院の院長・松澤周子を演じさせていただきます。周子は、この地域でどういうことができるのか、山岳医療をどういうふうに発展させていこうかと常に考えている女性です。私自身も分からないことだらけの山岳医療ですけれども、このドラマを通して、あらためて山の怖さを知ったり山の素晴らしさを感じたり、そういうことを皆さまにも多く感じていただけたらうれしいなと思っています。

いろいろな強い面も持っているのですが、なかなか厳しい人物を演じています（大森南朋／江森岳人）

僕が演じる江森はなかなか厳しい人で、いろいろな強い面も持っているのですが、自分の中で背負っているものも結構あります。自分の正義に正直なので、歩との対立構造がこれからどうなっていくのか…。