連続ドラマW 完全無罪2024/08/05
番組情報
キャラクター紹介
- 松岡千紗(広瀬アリス)
「フェアトン法律事務所」の弁護士。21年前に香川県で起こった少女誘拐殺人「綾川事件」の冤罪再審裁判の担当に抜てきされる。実は自身は綾川事件と同時期に起きたものの立件されていない少女誘拐事件の被害者で、自分をあやめようとしたかもしれない容疑者と向き合うことになる。 - 平山聡史(北村有起哉)
綾川事件の容疑者。無期懲役囚。無実を主張し、再審請求する。事件の被害者の1人である千紗の強い探求心に突き動かされながらも、どこかミステリアスで不穏な空気をまとっている。 - 熊弘樹(風間俊介)
香川第二法律事務所の弁護士。千紗の同郷の先輩で、事件において千紗の手助けをしてくれる相棒。 - 今井琢也(音尾琢真)
元県警の刑事。有森の部下として綾川事件を担当していた。 - 池村敏恵(財前直見)
被害者サポートセンターで働く、少女誘拐事件の被害者の母親。 - 真山健一(鶴見辰吾)
「フェアトン法律事務所」のシニアパートナー。 - 有森義男(奥田瑛二)
綾川事件を担当していた元県警刑事で、今は被害者サポートセンターに勤務している。被害者遺族の思いを背負い、平山の有罪を信じ、再審裁判において千紗と対峙する。
出演者
広瀬アリス/北村有起哉/風間俊介/音尾琢真/財前直見/鶴見辰吾/奥田瑛二 ほか
スタッフ・音楽
原作:大門剛明「完全無罪」(講談社文庫)/脚本・監督:大森立嗣/プロデューサー:植田春菜/プロデューサー:神山明子
広瀬アリス主演、事件の被害者が冤罪再審裁判に挑むヒューマンミステリー
大門剛明の同名小説を広瀬アリスの主演で連続ドラマ化。21年前の少女誘拐殺人事件の冤罪再審裁判の担当に抜てきされた弁護士・松岡千紗(広瀬)が、自らもその事件で監禁された被害者の1人であるという境遇を抱えながらも、自身をあやめたかもしれない容疑者と向き合い、事件の真相に迫っていく本格ヒューマンミステリー。千紗は、被害者でありながら依頼人の無実を信じて弁護をすることに悩み苦しみながら自らの過去と闘い、真実にたどり着いていく。被害者サポートセンターで働きながら、千紗と再審請求審で対峙する元県警刑事・有森義男役を奥田瑛二、少女誘拐殺人の犯人とされながらも無実を主張する容疑者・平山聡史役を北村有起哉が務める。
記者会見情報
WOWOWプライムで放送・配信の「連続ドラマW 完全無罪」の記者会見が行われ、主演の広瀬アリスと、共演の北村有起哉、奥田瑛二、大森立嗣監督が登壇した。自身にとって初の本格ミステリーとなる広瀬は「お芝居をしていく上で、いろいろな面を皆さんにお見せしたかったので、お話をいただいたときは、素直にうれしかったです」と語り、北村や奥田との共演について「こんな激渋で素晴らしい方々とご一緒できるのはうれしかったです。もう甘えちゃおうと思いました(笑)」と振り返った。また大森監督は、今回の作品について「広瀬さんの大きな目を撮りたい」「奥田さんの語りかける背中が撮りたい」と思っていたと話し、以前より活躍を知っていたという北村については「こいつどのくらい、やるんだろう」という緊張があったと告白。北村も「僕も同じで(監督に)おや、どうしたんだ? ということを絶対に思われたくなかったです」と明かしていた。
監督には「今お芝居しちっゃたね、お芝居しないで」と言われてました(広瀬アリス/松岡千紗)
撮影の初めのほうは監督に「今お芝居しちゃったね、お芝居しないで」と言われていました(笑)。カメラが回ると、(自分は)どうしてもエンジンがかかってしまうので、力を抜いた状態でやってくださいという意味だったと思います。基本的に(大森監督は)ワンカットでどんなに長いシーンでも全部撮っていくんです。気持ちは、確かにつながりますし、頭がクリアな状態になっているんですけれど、かんだらまた最初からになるので、どうやってこの焦りを抑えて、平常心でお芝居できるかということをすごく考えながら撮影していました。香川での撮影は、すごく開放感がありましたね。撮影は、夕方とかお昼過ぎとかに終わることが多かったので、午前中しっかり仕事をした後に、うどんや骨付き鳥を食べに行ったりと、食を楽しんでいました。この作品は、自分でも、ストーリーは分かっているけれど、次が気になって、一気見してしまいました。ミステリーなので、ストーリーとしてももちろん面白いんですけれど、幸せな人があまり出てこなくて、笑顔なんてほとんどないです。でもそれが私の役者人生の中で、挑戦でしたし、大きなものになりました。
覚悟を持って見るか見ないか決めた方がいいですよ(北村有起哉/平山聡史)
WOWOWのドラマは何度もやらせていただいているんですけれど、いつも難しい役ばっかりで、やりがいがあります。今回は、特にやったことがない役で…。また、大森監督と初めてようやくご一緒できるということで、とてもしびれるような現場がたくさんありました。派手なアクションがあるわけではないですが、ついついひきこまれてしまう大森監督の世界観の中で、存分にやらせていただきました。監督の撮影はとにかくテンポがよくて、(香川の撮影で)スタッフさんたちが、空いた時間でとても有意義においしいものを食べにいったりして、それが次の日の元気につながっていたりしていたことが印象的でしたね。僕も折り畳みの自転車を持っていって合間に走ったりしていました。このドラマは一度見始めたら、最後まで気になってしょうがなくなってしまうので、覚悟を持って見るか見ないか決めた方がいいですよ(笑)。あんまり自分のお芝居を見る方ではないんですが、これは最終話まで、一気に見てしまいました。それくらいだんだん、それぞれの人物が抱えているものが明らかになり、渦のように物語がぐちゃぐちゃになっていくので、ぜひ楽しんでいただければと思います。
広瀬さんの“逃げられない目”をずっと見てしまうんですよね(奥田瑛二/有森義男)
クランクインのかなり前にオファーをいただいたんですが、台本がすごく分厚くて、これにいつ手をつけるかと、体調などいろんな状況を考えていました。そろそろ読むかと思い手に取ると、読んでいるうちに「すげーな、俺は無理かもしれない」と思いながら読み終わって、そこから「よし、行くぞ!」と冒険心とチャレンジ精神を持って撮影に挑みましたね。なので、クランクインを待ち望んでいた半面、クランクインが来るのが、怖かったと思います。広瀬さんと対峙(たいじ)して長いシーンを撮ると、不思議なんですけれど、目をそらすことができないんです。(演技の)計算が許されない“逃げられない目”をしていて、ずっと見てしまうんですよね。俳優として不思議な世界観を持っている人だなと感じました。この作品は、重いとかそういうものではなくて、心の中をわしづかみにするような気持ちになるんです。集中して見てください。
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