プラバンで作るオールドローズ2017/04/24
女の子のためのお役立ち情報をご紹介するこのコーナー。
プラスチック板=プラバンでかわいいアクセサリーを!一見ガラス細工にも思えるオールドローズのモチーフはアクセサリーにぴったり☆着色の仕方で印象がガラッと変わります。
用意するもの
プラバン(透明:0.3㎜厚)、紙やすり(目の細かいもの)、色鉛筆やフリクションペン、パステル、カッター、ティッシュ、ハサミ、アルミホイル、クッキングシート、手袋(綿)、マドラーなど先の丸い棒、トースター、ボンド、ようじ、ビーズなどのパーツ
オールドローズの作り方
プラバンの両面に紙やすりをかける。全体が均一に半透明になるよう、縦、横、斜めにかけるのがコツ。最後にティッシュで粉を落とす。
①のプラバンに、色鉛筆やフリクションペンで大中小3枚の図案を写す。フリクションペンは熱で消えるので仕上がりにひびかない。
線に沿ってハサミで切り取る。色鉛筆で写した場合は線が残らないよう、線の内側を切る。花びらの境目は深めに切り込みを入れる。
パステルをカッターで削り、粉をティッシュにつけて②で線を引いた面とは反対側の面に着色する。縮むと色が濃くなるので薄めに。
あらかじめトースターを温めておく。シワをつけたアルミホイルとクッキングシートを重ね、その上に④を置いて1枚ずつ焼き縮める。
手袋をして、熱いうちに指で中心部分をへこませながらクルクル回し、大中小が重なることを意識しながらそれぞれ花の形に整える。
花びらの大きさに合わせて、ピンポン球や先が丸い棒などを型として使うと作業しやすい。
花びらの中央にようじでボンドを少量つけ、大中小の順で重ねて固定し、中心にはパールビーズをつける。ボンドのはみだしに注意。
アレンジ例
ネックレス
ネックレスに加工する場合は、③の工程の後、1番大きな花びらにパンチで穴を2つあけておく。花を重ねて完成させた後、穴に丸カンを通してチェーンをつける。
ピンブローチ
ピンブローチの台座にボンドをつけ、花の裏面につける。服にブローチをつけた時に花の重みで少し前方に傾くので、台座は中心よりも少し上の方につけるのがコツ。
リング&ピアス
リングもピアスも、台座のあるパーツを選ぶ。台座にボンドをつけてその上に花をのせる。ボンドがはみ出した部分は色抜けするので、つけすぎに注意すること。
Interview
作る人のアイデア次第で色も形も自由自在
子ども向けのシンプルな作品から大人のアクセサリーまで、アイデア次第で幅広い作品が出来るプラバンは、手芸ファンの間でも特に人気の素材です。トースターで焼くときの面白い動きも必見!うねうねとした動きが止まり、プラバンが平らに戻ったときが、取り出すタイミングです。
思った以上に色が濃くなるので、最初は驚くかもしれませんが、そんな着色の難しさもまた楽しいところ。何度か作るうちにコツが分かってきます。材料は、手芸店はもちろん、100円ショップでも手に入るものばかりです。ぜひ気軽にトライしてみてください。
【今回教えてくれたのは…】
手芸作家 maco先生
プラバンをはじめ、消しゴムはんこやリボン、レジンなど、手軽にできるかわいいハンドメイド作品を研究。
ワークショップも開催中。
【Instagram @atelier.maco】
「Girl’s Culture」とは?
月刊TVガイドにて掲載している、女の子のためのお役立ち情報をご紹介するコーナー。テーマに関して、本誌では更に詳しく紹介しています。
当記事に関しては、月刊TVガイド2017年6月号にて掲載。
■月刊TVガイド
https://honto.jp/cp/netstore/recent/tokyonews-book/01.html
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