Series 連載

ノイステコラム

「ノイステコラム」#12★「想わせぶりっこ」カップリング曲の“ちゅー”もくポイントはまだまだあります！落合希来里、櫻井もも、谷崎早耶による制作秘話が明らかに2023/09/27

　ABCラジオで放送中の「ノイミーステーション（以下・ノイステ）」（火曜深夜0：30）。指原莉乃さんプロデュースのアイドルグループ・≠ME（通称・ノイミー）のメンバー12人全員が交代で出演し、さまざまな企画に体当たりで臨むラジオ番組です。

　TVガイドWebでは隔週水曜にインタビュー連載「ノイステコラム」を公開中。今回は、落合希来里さん、櫻井ももさん、谷崎早耶さんが登場。先日の放送では、「ノイステ情報局」で新曲「想わせぶりっこ」のカップリング曲の裏話が明らかとなりましたが、インタビューでも楽曲やミュージックビデオ（MV）のお話を聞いちゃいました。さらに、昨日放送された「ひろがるスカイ！プリキュア」（テレビ朝日系＝ABCテレビ制作）とのコラボ回の裏側も！

オンエアでは語りきれなかったカップリング曲裏話、お互いのコメントに共感の嵐が止まらない!?

――「想わせぶりっこ」も発売からもうすぐ1カ月が経とうとしていますが、収録ではカップリング曲のお話をたくさん語っていただきました。その延長戦ということで、もう少し楽曲の裏話を聞いていきたいと思いますが、まずは落合さんセンターの「フロアキラー」から。あらためて、センターと初めて聞いた時はどんな気持ちでしたか？

落合　「本当にうれしかったです！　ファンの方もすごく『きらりん（落合）のセンターが見たい！』とすごく言ってくださっていたので、自分がセンターとして立っている姿をファンの方に届けられると思った瞬間、すごくうれしくなって。最初にファンの方が喜んでくれる顔がパッと浮かんで、涙が止まらなかったです」

谷崎　「きらりんがセンターで『フロアキラー』を踊ることで“締まる”というか、いい意味でボス感があるんです。とっても格好よくて、そんなきらりんについていくぞという気持ちになりますね」

櫻井　「私は希来里のダンスが大好きで、もう映像からも格好よくて！　MVが出来上がるのも本当に楽しみにしていたので、完成してからもたくさん見ています」

――ノイミーのライブでは落合さんが演出の一部を提案したこともあるというお話もありますが、今回のMV撮影では落合さんから何か提案されたことはありましたか？

落合　「リップシーンで黄色のパーカーを着ているシーンがあると思うのですが、最初は普通に撮っていたんです。一度撮り終わった後に『ほかにやってみたいことある？』と聞いてくださって、『フードをかぶったバージョンで撮りたいです』とお願いしてみたら、MVの中ですごく使っていただいていて。MVもフードを取るところから始まって、全体を通してもフードがポイントになっているのかなと思ったので『これはフードをかぶったバージョンも撮りたい！』と提案させていただいたら、『いいよ、撮ろう！』と言ってくださって。MVでもたくさん使っていただけていたので、うれしかったです」

――ダンスも、ストリート感のある格好いいパフォーマンスが印象的です。実際に踊ってみて、大変だったこともありますか？

谷崎　「正直、すごく難しかったです！　振り入れからMV撮影まであまり時間がなかったのですが、完成度を上げたいと思っていたので、みんなで集まってギリギリまで練習したりしていました。MVだとダンスが映っていないパートもありますが、そこの振り付けが格好よかったりするので、早くライブで見ていただきたいですね。ダンスに必死になってしまって、一生懸命な表情になってしまうこともたくさんあったので、実はすごく不安もあったのですが、きらりんが表情もダンスも格好よく締めてくれたので、本当にすごいと思います」

落合　「みんなもすごく格好いいのですが、『フロアキラー』のオリジナルのダンスはもちろん、ダンスバトルをしているようなシーンは当日に振り入れをしたんです」

谷崎　「そうだった…！」

落合　「当日にMVの構成に合わせて振り入れをしたのですが、それが分からないぐらい、みんながバチバチに決めていて！　私はみんなの真ん中で『対決してんのか!?』みたいな感じで立って見ているだけだったので（笑）、みんなが本当に格好よすぎて、感動している表情が出てしまいそうでした」

櫻井　「私は『フロアキラー』のダンスがすごく好きで。難しかったのですが、その方が燃えるタイプなので、振り入れもすごく楽しかったです。みんなも格好よくて、一人一人にフォーカスして見てみたいなと感じるダンスになっていると思います」

――続いて、「月下美人」。こちらは櫻井さんが参加されていますが、撮影時に何か印象に残っているエピソードはありますか？

櫻井　「撮影場所の周りが住宅街だったこともあって、すごくスピーディーな撮影でした。監督さんも『うん、いいね！』みたいにどんどん進んでいって。今までで一番撮影が早かったんじゃないかというぐらい、あっという間でしたね」

谷崎　「楽曲を聴いて、『これはどんなMVになるんだろう？』とすごくワクワクしていたんです。そうしたら、『こう来たか！』という感じのMVが出来上がっていて、バラード調な楽曲もノイミーの中では初めてだったので、新しい感じがありつつ胸がキュッと締めつけられるような気持ちになりました」

落合　「やっぱり、4人の歌声があっての楽曲だと思うんです。MVではダンスシーンがなくて、4人の横顔にずっとフォーカスして映しているからこそ、より歌に入り込めると思います。なんといっても、みんな横顔が奇麗すぎる！」

谷崎　「本当に奇麗だった！」

落合　「横顔を眺めるMVってめったにないんです。正面から見ることが多いので。メンバーの横顔が好きなファンの方にとっては、存分に楽しめるところでもあるのかなと思いますね」

――MV全体を通しても、笑顔よりもはかない表情が多いですよね。そういう意味では、撮影中に思わず笑ってしまいそうなハプニングというのはありましたか？

櫻井　「大きなハプニングは特になかったのですが、私のシーンは駅の近くで撮っていて。何度か撮っている途中で、電車からものすごい人が降りてきて見られていたことはありましたね（笑）。それはちょっとだけ恥ずかしかったです」

――そして最後は、鈴木瞳美さんと冨田菜々風さんがダブルセンターを務める「デートの後、22時」。それぞれ個別で撮影されたシーンもありましたが、自分のパートのお気に入りポイントを教えてください。

櫻井　「私はうさぎとたわむれているシーンがあるのですが、一緒にうさちゃんポーズをしているところがかわいくてお気に入りです。なんというか、癒やされすぎてしまって…自然と手が頭の上に上がっちゃいました（笑）」

谷崎　「私、撮影中にボーリングでストライクを取ってからハイタッチをしているところがあって。自分としては自然とやっていたつもりだったのですが、カメラに向けてハイタッチしているのではなくて、相手に向けてハイタッチしているような視線になっているんです」

落合・櫻井　「…なるほど！」

谷崎　「意識してやったわけではなかったけどそれがすごくリアルというか、映像を見て本当にデートをしている気分になっていただけたらうれしいですね。そういうところも含めて、ほかのメンバーも細かいところまで見ていただきたいなと思っています」

――落合さんは大好きなパンを目の前にしていることもあって、個性爆発だなと感じていました（笑）。

落合　「無邪気に笑っている表情が多かったと思うのですが、やっぱりパンを目の前にすると満面の笑みになるらしくて。隣から撮ってもらっているシーンがあるのですが、あのシーンは実際に食べた後『とってもおいしい！』となっている、“プライベートの私”なんです（笑）。アイドルではない、自然体の表情ができていたのかなと思います。よくパン屋さんに行くのですが、ファンの皆さんも『希来里が紹介したパン屋さんに行ってきたよ！』と言ってくださることも多くて。だから、今度からはMVを見ながら一緒にパン屋さんに行ってほしいです！」

櫻井・谷崎　「すっごくいい！」

――逆に、ほかのメンバーのパートでお気に入りのところはありますか？

落合　「菜々風のところは、待ち合わせ場所が公園という設定がすごく好きで。しかもブランコに乗って待っているという（笑）」

櫻井　「無邪気すぎるよね（笑）」

落合　「その後も喫茶店でたくさん食べ物を持っていて、菜々風らしさもあるなと思いながら見ていました（笑）。菜々風ってすごくパフォーマンスが格好いいイメージがあると思うのですが、『プライベートではこんなに無邪気な姿が見られるんだよ！』みたいなギャップが私はすごく好きでした」

谷崎　「私は菅波美玲ちゃんのデートがすごくかわいいなと思って。みれたん（菅波）はテーマパークでいろいろなアトラクションに乗ったりしていたのですが、1人で空中ブランコに乗りながら遠くから手を振っているのを見て『かわいい！』と思っていました！　『私が乗っているところ撮ってて！』とか、そういう話をしてるのかなと勝手に妄想が膨んでいました（笑）」

櫻井　「私は本編の方でもお話しさせていただいたのですが、萌ちゃんがジャケットに空気を入れて走っているシーンがすごくかわいいなと思って。萌ちゃんのおちゃめな部分が出ていると思って、お気に入りです。萌ちゃんがバスケットボールをしているところも近くで見ていたのですが、かわいくて、表情の幅もすごくて、感動しちゃいました」

「ノイミーがまた一つ大きくなれた」――個性ある楽曲とともに駆け抜けた7thシングル期間

――「想わせぶりっこ」が発売されて、CDショップ巡りも完走されたかと思いますが、楽曲のテイストも変わった中での今回のシングル期間はいかがでしたか？

落合　「初めてセンターを務めさせていただいた楽曲もあって、振り入れ期間から皆さんにお届けするまで、自分にとってはすごく濃い時間でした。今までも『希来里のダンスが好き！』『パフォーマンスがすごく好き』とファンの方からたくさん言葉をいただいていたのですが、あらためて自分がセンターを務めさせていただく楽曲に対して、さらに自信を持てたきっかけになりました。『フロアキラー』はとても格好いい楽曲なのですが、表題曲の『想わせぶりっこ』はすごくかわいい。この期間でいろいろな自分をファンの皆さんに見せられたのではないかと思います。制作期間が本当に楽しかったです」

谷崎　「発売日には実際に店舗巡りもさせていただいて、私たちがサインを書かせていただいている間にも、実際にCDを手に取ってくださる方と直接お会いすることもありました。SNSでも『ゲットしたよ！』という声をたくさんいただいて、ノイミーがいろいろな意味で大きくなれた期間、成長できた期間だったとファンの方の反響から感じられたことがすごくうれしくて。あらためて、応援してくださる皆さんに支えていただいていると思えた期間でした。皆さんの声をいただいてさらに頑張ろうと活力をもらっています」

櫻井　「どの曲もテイストが違って、衣装の色なども分かりやすく個性のある楽曲たちだと思うんです。表題曲の『想わせぶりっこ』はTikTokでたくさんの方に（ダンスを）踊っていただけたり、共演したアイドルさんにも『知ってますよ！』と言ってもらえたことがすごくうれしくて！　『こんなに広まっているんだな』と実感することができたので、もっともっといろいろなところでノイミーを広めていきたいなと思いました」

――では最後に、以前櫻井さんには質問させていただいたのですが、「最近見た、メンバーのちょっとした思わせぶりな行動や言動」を谷崎さんと落合さんからお伺いできればと思います。

櫻井　「私は前回、なっちゃん（河口夏音）がよく褒めてくれるというお話をしましたよね」

落合・谷崎　「なんだろう…！」

落合　「思わせぶりとは違うのかもしれないのですが、美玲がたまに『ね～、希来里』と急に呼んでくるんです。それで『何？』と聞き返しても『うーん、呼んだだけ』と言ってくるんです。あまりにも急にやるから、『何それ、かわいい！』とうれしくなってしまうのですが、いろいろなメンバーにやっているから、思わせぶりなんじゃないかと思いますね」

――ちなみに、落合さんの推しの萌男くん（蟹沢の男装姿）とは最近はいかがですか？

落合　「萌男くんからの好きは全然ないので、最近はちょっとすねてます…。私は思い続けているのですが、あっちからはあまり意識されていないみたいなので…」

櫻井　「意識されていないんだ（笑）」

谷崎　「私、萌ちゃんの話をしようとしてたんだけど…」

落合　「萌“子”だから大丈夫！（笑）」

谷崎　「萌ちゃんって、『ノイステ』でもどんどん暴かれていると思うのですが、リーダーだけどちょっとおちゃめな部分がすごくあって、そこに私が勝手に思わせぶりだと思う時があるんです。よくお泊まり会をするのですが、体勢が横じゃないと眠れないみたいで、一緒に話していても、気付いたら私とは違う方向を向いて寝ているんです。それがすごく悲しいです…。思わせぶりとはちょっと違うかもしれないのですが、そういうことはありました。きらりんとはお泊まりをしてもずっとしゃべってたよね」

落合　「私、上を向いたまま寝る“正面型”なんです。だから、ベッドに入ってからもずっとしゃべれます」

櫻井　「2人で天井を見ながらずっとしゃべってるの？（笑）」

落合　「そう。2人で上を向きながらずっとしゃべってる」

谷崎　「萌ちゃんとお泊まりした時は絶対に横を向かれるので、『なんでそっち向くの!?』と私が怒ったりしてます（笑）」

櫻井　「萌ちゃんに“正面型”で寝てもらえば？（笑）」

谷崎　「そうする！　萌ちゃんやみれたんは同い年なので、そういうことも多くてすごく楽しいです。でもこのことを言って萌ちゃんに怒られないかな…もう内緒にはできない（笑）」

「ひろがるスカイ！プリキュア」コラボ回では…櫻井は緊張＆蟹沢は感涙!?

　昨日放送された「ノイステ」では、ゲストに「ひろがるスカイ！プリキュア」でキュアスカイ／ソラ・ハレワタールを演じる関根明良さんが登場し、インタビューを行った櫻井さんと蟹沢さん。関根さんを前に話を聞いていた櫻井さんは「本当に緊張しました！」と振り返る一方で、関根さんの「無限に広がる空！　キュアスカイ！」というセリフを間近で聞き、感無量の様子だったのは…本作への愛が強めな蟹沢さん。好きだからこそ思わず涙が出てしまいそうなのを堪える姿は、なかなか見られないレアな光景でした。

　緊張感のある収録を終えると、「お話を聞けば聞くほどすてきな方だと思えて、すごく貴重な経験をさせていただきました！」と喜びを明かしていた櫻井さんですが、落合さん、谷崎さんとの収録はかなりリラックスして臨めたようで。「（緊張に）強いと思ってた！」「放送が楽しみ！」と2人が驚く中、「2人の前だといつも通りに話せますね」と笑顔を見せていました。

【プロフィール】

≠ME（ノットイコールミー）
指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ。＝LOVEの姉妹グループとして2019年に誕生し、「今までとは違う自分をみんなに経験してほしい」という由来でグループ名がつけられた。21年4月7日にキングレコードよりメジャーデビュー。デビューミニアルバム「超特急 ≠ME行き」はオリコン初登場1位・週間アルバムランキング1位を獲得し注目を集めた。

＜公式HP＞https://not-equal-me.jp/　
＜公式X（Twitter）＞https://twitter.com/Notequal_ME　
＜公式TikTok＞https://www.tiktok.com/@notequal_me　
＜公式YouTubeチャンネル＞https://www.youtube.com/channel/UCBmvHfXdGCvi_b6lFeU-E1Q