「ノイステコラム」#9★蟹沢萌子、鈴木瞳美、永田詩央里が明かす、新曲「想わせぶりっこ」初披露の舞台裏＆MV撮影の裏側とは?2023/08/16

　ABCラジオで放送中の「ノイミーステーション（以下・ノイステ）」（火曜深夜0：30）。指原莉乃さんプロデュースのアイドルグループ・≠ME（通称・ノイミー）のメンバー12人全員が交代で出演し、さまざまな企画に体当たりで臨むラジオ番組です。

　TVガイドWebでは隔週水曜にインタビュー連載「ノイステコラム」を公開中。今回は、蟹沢萌子さん、鈴木瞳美さん、永田詩央里さんが登場。新曲「想わせぶりっこ」についてのトークが盛り上がった収録ですが、インタビューではMV（ミュージックビデオ）撮影の裏話や、楽曲タイトルへの思いを語ってくれました。さらに、タイトルにかけた“ある質問”をしてみると…永田さん、まさかの大ピンチ!?

緊張感漂う新曲初披露の舞台裏、かわいさ全開のMV撮影の裏側が明らかに

――収録お疲れさまでした！　今日はなんと言っても、新曲「想わせぶりっこ」のお話が欠かせないと思いますが、「イコノイジョイ 2023」での初披露を振り返るといかがでしたか？

永田　「初めてこの曲を聴いた時は本当にびっくりしました。今までにないくらい、真っすぐな歌詞と真っすぐな気持ちが歌われていて、かわいさも全開で。また新たなノイミーだなと思いましたし、個人的に好きなポイントが、ベースはちょっとかわいらしくて小悪魔な感じなんですけど、Dメロあたりから少し不安げな表情も見えるような歌詞や振り付けがあって、そういった意地っぽいかわいさも歌っていきたいなと思いました。『女の子とウサギは孤独でも生きられるの』という歌詞と前回の『天使は何処へ』の『私は私』という歌詞は、どちらも軸がしっかりとしていていいなと思います」

――鈴木さんはセンターとしての初披露でしたが、やっぱり緊張されましたか？

鈴木　「（小声で）緊張しました…。12人で作る楽曲ですけど、今回初めてシングル表題曲でセンターをやらせていただくので、やっぱりいつもとは気持ちも違いました。ノイミーを愛してくださっている皆さんに愛される楽曲になってほしいという思いが強いので、皆さんに『好き』と感じてもらえるようにと思いながらパフォーマンスしました。前回がすごくカッコいい楽曲だったので、『そのギャップも好き』と思っていただけるかという不安もありましたし、初披露の日は『絶対に間違えませんように』とも思っていたので、いろいろな意味でドキドキしていました」

――ちなみに当日はノーミスで…？

鈴木　「ノーミスでした！　1日目は本当に緊張でどうにかなりそうだったんですけど（笑）、リラックスしている状態が一番生き生きとパフォーマンスできると自分でも感じていたので、2日目はクラップのところで『クラップいくよ～！』と言えるくらいリラックスしていました。この楽曲を披露する時はどうしても緊張はしてしまうんですけど、できる限り自分らしさを出すことが一番いいのかなと思うので、なるべく緊張しすぎないように、自分らしさも出しつつということは心がけています」

蟹沢　「初めて楽曲を聴いた時にすごく甘めなかわいらしい楽曲でびっくりしました。初披露の前はステージ裏に待機していたので、『きっとファンの皆さんもびっくりしてくださって、私たちが出てくるのを待っていてくださっているんだろうな』と思いながら、みんなで抱き締め合っていました。かわいい楽曲のミュージックビデオが映された直後に踊るということで、ミュージックビデオの世界観をそのままステージ上でも再現したいと思っていたので、みんなでお互いを『かわいいね』『かわいいよ、大丈夫！』って言い合ってからステージに上がった記憶があります。隣には絶対にメンバーがいて、みんな1人ではないので、今回は瞳美がセンターに立ってくれる中で、7枚目のシングルを12人全員の色を出せたらいいなと思っています」

――「天使は何処へ」では、ダンスがとにかく大変だったというお話もありましたが、今回のMV撮影で大変だったことはありますか？

永田　「かわいい表情です…。かわいさ全開というのが恥ずかしくて普段だったらあまり得意ではなくて。でも今回はMVでずっとかわいい表情を保ち続けなければならなかったので、カメラが回っていないところで1回冷静になって、いい感じにバランスをとりながら撮影していました」

鈴木　「私は涙するシーンを何回も撮り直しましたね。『涙が落ちていく過程を撮りたい』と言われたんですけど、涙ってポトッと落ちてしまうから、スーッと流れないといけないということで、何回も撮り直したんです。『どんなシーンになるんだろう？』と思っていたら、すてきな涙の水たまりの中でデートしているシーンになっていて、すごかったです！」

――大きなマネキンを相手にMVを撮るということもなかなかない光景ですよね（笑）。

鈴木　「そうですね（笑）。でも、『私は今、デートをしているんだ』と思いながらボートに乗って、監督さんからも『あっちに何か見えるよ！』と言われて『あぁほんとだ！　見える！』みたいな、もうほとんど想像しながらの演技でしたね（笑）。マネキンを相手に演技するようなシーンもたくさんありつつ、すてきなCGなどもたくさん使っていただいて。空が本当に夢の中のようになっていたりするんです」

蟹沢　「あれすごかったよ…！」

鈴木　「萌ちゃん（蟹沢）がフーッて魔法をかけてくれたじゅうたんで駆け回っていたり、そういう面白いところもありつつも、ストーリー性もあって、メンバーのかわいいがギュッと詰まった、盛りだくさんのミュージックビデオになっていると思いますね」

グループ内で“思わせぶり”なメンバーは!? それぞれの回答に注目！

――「想わせぶりっこ」というタイトルを聞いた時はどんなことを感じましたか？

蟹沢　「初めて聞く言葉だなと思いました。“思わせぶり”ってちょっと駆け引きというか、ツンとしたイメージがあって、逆に“ぶりっこ”という言葉は結構甘々なイメージだったので、その二つが合わさった、“思わせぶりな子の想わせぶりっこ”という言葉がとてもキャッチーで、新しい女の子像だなと思いました」

鈴木　「初めて聞いた時はびっくりしたよね？」

永田　「うん。“ぶりっこ”という言葉のイメージがまた一つ新しくなりました」

鈴木　「『とにかくかわいいに振った楽曲なんだろうな』と思っていたんですけど、確かに今までの“ぶりっこ”というイメージとはまた違くて、萌ちゃんの言っていたように、“思わせぶり”なのか、それとも“思わせぶりなぶりっこ”なのか、『何のぶりっこで、何の思わせなんだろう？』とは考えましたね（笑）」

――収録では『ファンの方の思わせぶりな行動もある』という鈴木さんのお話もありましたが、最近皆さんが見た、メンバーのちょっとした思わせぶりな行動や言動があれば教えてください。

永田　「はい！」

鈴木　「早っ！」

永田　「菅波美玲ちゃん。彼女感でおなじみの美玲ちゃんなんですけど、リハーサル中とか休憩中にジッと目を見つめてきたりしてくれて、その後ニコッて笑ってくれるのがちょっとずるいなって。『思わせぶりだ！』って思うんですけど、理由を聞いても教えてくれないんです」

鈴木　「確かにそうだよね。美玲って聞いても教えてくれないんですよ。『何～？』って言っても『うーん、なんでもないよ～』みたいな感じで」

蟹沢　「これは思わせぶりだ！（笑）」

――鈴木さん、蟹沢さんはいかがでしょう？

蟹沢　「私、永田詩央里ちゃんです！」

永田　「え!?」

蟹沢　「レッスン室とかで近寄ってきて、おもむろに目を見つめて『かわいいね』って言ってくれることがあるんです。でも、レッスン室で過ごしていると、割とほかのメンバーにも言っていて。『あ、そうかそうか。みんなに言ってるんだ。ちょっとキュンッてしちゃったけど…』って思う時がたまにあります（笑）」

永田　「（少しあたふたした感じで）いやいや…」

蟹沢　「でも思っていないことを言う子ではないというのも分かっているので、そこも含めていとおしいなという気持ちです。でも、ちょっと思わせぶりだなとも思う！」

鈴木　「私もちーたん（永田）ですね。ふとした瞬間に目が合うと、『え。かわいい』って言ってくれるんですよ。ちーたんってそういうことをたくさん言うイメージもないので、たまに言われると『え、ホント？』みたいに思うんですけど…あれは思わせぶりなの？」

永田　「…本当です、私の思いです」

蟹沢・鈴木　「え～（笑）」

◎取材後記◎

　蟹沢さんと鈴木さんを思わずドキッとさせてしまう永田さんの行動が最後に明らかとなった今回のインタビュー。そんな永田さん、「想わせぶりっこ」間奏部分の“ねこみみ”ポーズに大きな反響が集まっていますが、「あのパートは自分でも楽しみながらできていて、振り付けがピョンピョンしているので、自分でも心をピョンピョンとさせながらかわいらしく歌っています！」と撮影時の心境を明かしてくれました。かわいさ全開が苦手ということもあり、恥ずかしそうな表情を見せた永田さん、その様子に鈴木さん、蟹沢さんもメロメロでした（笑）。

【プロフィール】

≠ME（ノットイコールミー）
指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ。＝LOVEの姉妹グループとして2019年に誕生し、「今までとは違う自分をみんなに経験してほしい」という由来でグループ名がつけられた。21年4月7日にキングレコードよりメジャーデビュー。デビューミニアルバム「超特急 ≠ME行き」はオリコン初登場1位・週間アルバムランキング1位を獲得し注目を集めた。

＜公式HP＞https://not-equal-me.jp/　
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