奥野壮&水沢林太郎&小西詠斗&藤岡真威人☆人気学園コミック原作の青春ラブコメディーで共演!2022/04/13
大人気連載中の学園コミック「恋に無駄口」が待望の実写ドラマ化! 自ら立ち上げた無形文化遺産代行保存部(通称・無駄部)で、日々くだらないテーマを真面目に検証しSNSにアップしている仁科、葵、シロ、マヤ。イケメンだけど中身が残念な彼らに、ある時恋の予感が訪れて――!? 仲良しな4人組の男子高校生が繰り広げる、じれったい恋と友情の日々を描くラブコメディーだ。
今回は、仁科を演じる奥野壮、マヤを演じる水沢林太郎、シロを演じる小西詠斗、葵を演じる藤岡真威人を直撃。本作が初共演ながら、事前に行われたワークショップや撮影を通してすっかり仲良くなったという4人に、撮影の裏話などをうかがった。
――皆さん、とても仲良しとのことですが、それぞれ現場でどんな役割なのかを教えていただけますか? まずは、大の少女漫画好きで、恋に対してピュアな仁科を演じる奥野さんに関して、皆さんからお話をお聞きしたいです。
小西 「いやぁ、面白いです。表情とかも!」
藤岡 「うん、面白い。顔芸をずっとやってる」
水沢 「意外とゲラなんでしょうね」
奥野 「うん、めっちゃゲラなの」
水沢 「でも、ちゃんと現場を締めてくれるから感謝してます。真威人が初めてのことが多いから、それに対して手助けしてあげたり…」
藤岡 「そうなんですよ。葵ってこの中で一番声がデカいキャラなんですけど、最初のうちは声が全然出せていなくて…。そんな時、奥野くんが『自分が思っている2、3倍ぐらい出していいと思うよ』ってアドバイスしてくれました」
――いい話ですね。
奥野 「(ドヤ顔で)やっぱ、座長なんで」
小西 「こういうチョケ方するんですよ(笑)」
水沢 「こういうチョケ方しかしない(笑)」
奥野 「あはははは!」
――では、お金持ちだけど嫌みにならないぐらい明るくてにぎやかというマヤ役の水沢さんはいかがですか?
奥野 「一番のムードメーカーだよね」
水沢 「『ムードメーカー』って聞いたら、元々の俺を知っている人は絶対びっくりすると思うけど」
藤岡 「へぇ~!」
小西 「なかなかそういうことはないんだ?」
水沢 「うん」
奥野 「確かに、最初はムードメーカーとは違うイメージだったね。スンッとしてるというか」
藤岡 「そう、モデルさんみたいな感じ」
水沢 「今回はなかなかやらない立ち位置をやっています(笑)」
小西 「今回の役柄のこともあってね」
水沢 「そうそう」
小西 「すごく面白いよね」
奥野&藤岡 「面白い!」
小西 「反応速度が速くて、何を言っても拾ってくれるんですよ。頭の回転が速い」
――では、甘い物が好きで、かわいいけどちょっと毒舌なシロを演じる小西さんは?
藤岡 「本当にシロちゃんって感じ。役にぴったりです。甘い物も似合うし」
奥野 「ちょこちょこイジられたりね」
水沢 「ちょっと天然なところがあって、急に動きが止まったりするんですよ。この間も、ジャージから制服に着替えをしないといけない時に、ジャージを脱ごうとして(肩あたりまで脱いで)しばらくここで止まったんですよ。“どうすればいいんだ?”っていう感じで…」
小西 「あれ、パニクってたんだよ(笑)」
奥野 「意味が分かんなかった(笑)。『脱げ』って言われてるのに」
奥野以外 「あはは!」
小西 「普段は分かるよ!(笑)」
水沢 「きっと疲れてたんだよね。動きが遅かったし…」
――では、元気いっぱいで、恋には鈍感な葵役の藤岡さんはどうですか?
水沢 「現場で一番の愛されキャラですね」
奥野 「一番マイペースに、一生懸命自分のことを頑張ってるよね。それを見てるから、『もっとこうしたらいいと思うよ』って言いたくなっちゃう」
小西 「初めてだから撮影現場っていうものに慣れていなくて。『葵、このシーン、埋まり』って言われて、『えっ? えっ? 埋まり?』ってなっていたよね(笑)」
藤岡 「ワードの意味が分からなかった…(笑)」
水沢 「『葵はそのシーンは終わり』っていう意味なんだけど、自分が埋まるのかって思ったらしくて、『えっ、埋まるんすか?』とか言ってて(笑)」
藤岡 「そうそうそう(笑)」
小西 「あれ、かわいかったよね」
奥野 「かわいかったー」
水沢 「面白かったのが、次の日『“埋まり”、もう分かってるんで』って超得意げに言ってたの(笑)」
奥野&小西 「あっはっは!」
藤岡 「未だに、現場で飛び交っている用語で意味が分からないものが多くて(笑)」
奥野 「『これ、わらって(片付けて)』とか分からないんじゃない?」
藤岡 「えっ、何それ?」
水沢 「きっと現場で笑い出すんじゃない?」
藤岡 「ちなみにどういう意味?」
奥野 「教えてあげない、教えてあげない(笑)」
藤岡 「こういうこと、してくるんですよ(笑)」
――藤岡さん自身はどうですか? 初めての現場は…。
藤岡 「初日はもうパンクしそうでした。普段使わないぐらい頭を使って、いろいろ考え過ぎちゃって…。監督がみんなに『ほぐしてあげて』って言ってたぐらい必死でした。でも2日目、3日目と、日を追うごとにだんだん楽しめるようになってきました」
小西 「ずっとニコニコして楽しそうだもんね」
藤岡 「とにかく面白いんですよ(笑)」
奥野 「俺がめっちゃ真剣に『少女漫画原稿だー!』って演じているのに、ずっとニヤニヤしてて」
小西 「本番中に吹き出すんですよ」
水沢 「それぐらい面白いんだよね」
藤岡 「奥野くんのお芝居がめっちゃ面白くて…。『やっべぇ~!』とか言って…(思い出しながら)あはは!」
奥野 「そうやって笑ってくれるので、本当に助かってます」
小西 「うれしくなるよね」
――お互い、キャラに合っているなと思いますか?
藤岡 「僕から見たらみんなピッタリ」
小西 「合ってるよね」
藤岡 「マヤちゃんも普段あんまりない立ち位置って言ってますけど、僕から見たらすごく似合ってるし」
奥野 「ねぇ、得意そうだよね」
藤岡 「だから、『そうじゃない』って聞いてびっくりしました。シロちゃんもまんま、超かわいい。童顔できれいな顔だし」
小西 「ありがとう、うれしい」
藤岡 「映像で見ると、そのハマり具合がより分かるんじゃないかなって」
小西 「僕らも早く見たいもんね」
水沢 「どうしよう、俺、動き過ぎてブレてたら(笑)」
――監督からは細かい指示があったりするのですか?
水沢 「長回しが多くて、そんなに細かく言われることはないですね」
奥野 「自由にやらせてくれて、その中で足りない部分を足してくださるという感じです」
小西 「自由にやれるから楽しいよね」
奥野 「あんまり否定されることもないし」
水沢 「俺、ふざけ過ぎて『やり過ぎ』って言われる時あるけど(笑)」
奥野 「逆に『もっと!』もあるしね(笑)」
水沢 「それに、カメラ割とか、照明とか、いろんなところに細かくこだわってくださっていて…」
藤岡 「確かに」
水沢 「僕らが自由に動けてるのは、スタッフさんがちゃんと丁寧に大事にいろいろと決めてくださってるからこそだなと。きれいにカッコ良く面白く映っていると思います」
――今までの撮影で大変なことはありましたか?
小西 「僕は甘い物を食べるシーンが多くて、そこが大変ですね」
藤岡 「ジャムがなくなっててびっくりした」
奥野 「開けたばっかりのジャムが、いつのまにか半分ぐらいなくなっててね」
水沢 「あの時、ちょっと瞳孔開いてなかった?(笑)」
藤岡 「あははは!」
小西 「やだわ、そんなん(笑)」
水沢 「ちょっとふらついてたから心配になっちゃった(笑)。僕は体力を保つのが大変かな。疲れないように気を付けてます」
奥野 「監督に一番無理強いさせられてるのがマヤなんで(笑)」
水沢 「カツラとメガネで頭が締め付けられるので、だんだん頭がぼーっとしちゃって…。だから、ひたすらナッツを食べています」
藤岡 「健康!(笑)」
水沢 「“ナッツを食べときゃ何とかなるだろう”って思ってるんで!」
奥野 「絶対、間違ってるけど(笑)」
水沢 「現場で常にフルマックスでいないといけないので、体力の使い方に気を付けています」
小西 「たまーに、スイッチが切れている時あるよね(笑)」
水沢 「『あしたのジョー』並みに切れてる」
奥野 「白くなってるもん(笑)」
藤岡 「あはは!」
――では、学園ドラマということにちなんで…、皆さんの学生時代の甘酸っぱい思い出があればお聞かせください。
小西 「モテた?」
藤岡 「モテなかった!(笑)」
水沢 「葵っぽいよねー。バレンタインとかは?」
藤岡 「全然…。僕の全盛期は小学1年生でした。シロちゃん(小西)は?」
小西 「僕、学校で1個も(チョコレートを)もらったことないんだけど!」
藤岡 「ウソ!?」
水沢 「みんな、シロちゃんの魅力に気付いていなかったんだ」
小西 「中学の時、メガネを掛けてたし」
水沢 「メガネを掛けてたからモテないってことないでしょ(笑)」
小西 「(笑)。林太郎は?」
水沢 「俺、多分、中学の時が最高かなぁ」
奥野 「俺、中2の時、死ぬほどもらったよ」
小西 「マジで!?」
奥野 「43個」
奥野以外 「すごっ!」
奥野 「俺は、バレエ教室に行ってたっていうことがあるからね」
藤岡 「うわ、王子様だ…」
奥野 「(平然と)そうだよ」
奥野以外 「わははは!」
小西 「おいー!(笑)」
藤岡 「こういうとこ、面白過ぎる(笑)」
水沢 「否定しないのが潔くていいよね(笑)」
【プロフィール】
奥野壮(おくの そう)
2000年8月21日、大阪府生まれ。獅子座。A型。「ミュージカル『るろうに剣心 京都編』」が5月17日~6月24日上演。映画「鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽」が今秋公開予定。
水沢林太郎(みずさわ りんたろう)
2003年2月5日、埼玉県生まれ。水瓶座。B型。「あざとくて何が悪いの?」(テレビ朝日系)のあざと連ドラ第4弾「君があざとくて何が悪いの?~僕らの恋日記~」が放送中。
小西詠斗(こにし えいと)
2000年1月21日、広島県生まれ。水瓶座。O型。「演劇ドラフトグランプリ」が6月14日開催。「映画刀剣乱舞-黎明-」が23年公開予定。ドラマ「ランチタイム終わりました。VM」(U-NEXT)が配信予定。
藤岡真威人(ふじおか まいと)
2003年12月28日、東京都生まれ。山羊座。B型。映画「仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ」(21年)に出演。
【作品情報】
「恋に無駄口」
テレビ朝日ほか
4月16日スタート
毎週土曜 深夜2:30~3:00
※ABCテレビでは4月17日スタート(毎週日曜 午後11:55~深夜0:25)
顔だけ良くて中身が残念な高校2年生の仁科(奥野)、マヤ(水沢)、シロ(小西)、葵(藤岡)は、無形文化遺産代行保存部(通称:無駄部)を作り、くだらないテーマを真面目に検証していた。ある日、「食パンくわえて走って、誰かにぶつかれば、恋に落ちるのか…」を検証し…!?
脚本は橋本夏ほか、監督は山口淳太ほか、プロデューサーは南雄大、櫻田惇平。
【プレゼント】
サイン入り生写真を2名様にプレゼント!
応募はコチラ→https://www.tvguide.or.jp/tvguide_enquete
(応募期間:2022年4月13日正午~4月20日午前11:59)
ハガキでの応募方法は「TVガイド」4月22日号(P98)をご覧ください。
「TVガイド」の購入はコチラ→https://honto.jp/cp/netstore/recent/tokyonews-book/01.html
取材・文/高瀬純 撮影/為広麻里
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