秋田汐梨☆[ショート・プログラム「若葉マーク」]でヒロインを務めた心境を語る!2022/03/16
あだち充による短編集を、JO1のメンバー11人がそれぞれ主演を務め実写化したドラマ「ショート・プログラム」が、Amazon Prime Videoにて独占配信中。TVガイドwebでは、金城碧海さん主演の『若葉マーク』でヒロインを務めた秋田汐梨さんにインタビュー。ドラマの見どころや、秋田さん演じる森山若葉と自身との共通点、金城さんとの共演エピソードなど、たくさんお話ししていただきました!
――最初に『若葉マーク』でヒロインを演じると聞いた時の感想は?
「JO1さんが各話でそれぞれ主演されるドラマだと聞いて、今までにない作品だなと思いましたし、すごく楽しいものになりそうだなとワクワクしました! 原作も読んだのですが、セリフが少ない分、読者にキャラクターの心情を考えさせるような漫画だったので“この作品をドラマにしたらどうなるんだろう?”というのが最初はあまり想像がつきませんでした。でも、金城さんが初めてのお芝居だと聞いていたので、私が引っ張るじゃないですけど、“支えられたらいいな、頑張りたいな”と思っていました」
――秋田さんが演じる若葉はどんな女性ですか?
「若葉は、みんなに好かれている天真らんまんな、かわいらしい女の子です。原作を読んだ時に“すごく笑顔が魅力的だな”と思ったので、笑顔を大事にしながら演じました。一方で、自分が本当に伝えたいことをお父さんになかなか言い出せない一面もあって。私も芸能界に入るきっかけがオーディションだったのですが、“受けたい”となかなか両親に言い出せなかったので、若葉の気持ちがよく分かりました。応募期間ギリギリまで悩んでいたら、母から『本当は受けたいんでしょ?』ってなぜか聞かれて(笑)。“なんで知ってるの!?”ってびっくりしたんですけど、そのおかげで両親に本当の気持ちを伝えることができました。母の一言がなかったら、もしかしたらオーディションを受けていなかったかもしれないです。そんなことを、若葉を演じながら思い出していました」
――今回共演した金城さんの第一印象は?
「金城さんとは本読みの時に初めてお会いしました。最初はマスクをしていたというのもあったし、口数も少なくて“クールな方だな”という印象で“大丈夫かな”と不安で…。でも、2回目にお会いしたら明るくて印象がガラリと変わりました! “なんで本読みの時はあんなに静かだったんだろう?”って不思議なぐらい(笑)。最初は緊張されていたのかなと思います。撮影中、隙間時間にも金城さんのほうから『映画好きですか?』など話しかけてくださったおかげで、打ち解けることができました! 私は結構人見知りというか…自分から話し掛けるのがあまり得意じゃないので、撮影期間が短いと共演者の皆さんと話さないまま終わってしまうことが多いんです。でも今回は、4日間という短い撮影期間にもかかわらず、金城さんがいろいろお話ししてくださったおかげでワイワイ和やかな雰囲気の現場になりました。本当にありがたかったです」
――『若葉マーク』は冒頭の金城さんのアクションシーンからグッと引き込まれました!
「最初のシーンからめっちゃ迫力ありますよね! ダンスが得意だからなのかな? アクションがすごくて! 本当に痛そうだから“大丈夫かな”って心配になるぐらい、大迫力でした。金城さんは『全然余裕ですよ』という感じだったし、監督からも『もっとこうして』という修正もなくスムーズに撮影していてすごいなと思いました。“本当に初めてなの?”というぐらい慣れていました。ドラマで見てもその迫力が伝わると思うので、是非、金城さんのアクションにも注目していただけたらと思います」
――撮影中、とくに印象に残っている出来事はありますか?
「金城さんが、控室でメイクをしている時とかに音楽を流して歌われていました! ドラマの主題歌にもなっているJO1さんの『Dreamer』も『これめっちゃ良い曲じゃないですか!?』と、おすすめしてくださいました(笑)。スタッフさんやみんながいるメークルームで歌うなんて私にはできないので、オープンな方なんだなと思いました」
――本当に雰囲気の良い現場だったんですね!
「そうですね! 雰囲気の良い現場だったおかげで、シーンごとのセリフや言い回しについて些細なことでも『ここはこうじゃないかな?』『でも、これはこうじゃない?』と、キャスト・スタッフの皆さんと話し合いながら作品を作り上げていくことができたと思います。若葉の衣装も、原作のあだち充さんの絵に似せたというか、雰囲気を再現したんです。原作の若葉がベレー帽を被っていたので『帽子は絶対かぶりたいね』ということになって、何色か試しました。私も『こっちの方がいいんじゃないですか?』と意見を出して、衣装にもこだわって作りました」
――原作ファンの方も楽しめる作品になっているんですね。
「『若葉マーク』は原作と似ている部分がありつつも、ドラマオリジナルの部分もあるので、原作ファンの方も、ドラマで初めて見る方も楽しめる作品になっていると思います! 最後の最後まで隠された真実があったりするので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います」
――では最後に、3月19日に19歳を迎える秋田さんが新しく挑戦してみたいことを教えてください。
「ラストティーンっぽくないかもしれないけど、『編み物』です(笑)。飽き性なので今お試しでやっているのですが、楽しいんです! 今はキットを使いながらマフラーを編んでいるのですが、キットを使わなくても自分の思い描いているものをそのまま編めるようになりたいなと思っています。理想は、編み物をしながら映画を見ること。今はまだ『全集中!』じゃないと編めなくて映画を見る余裕がないので…(笑)、慣れるまで頑張ります!」
【プロフィール】
秋田汐梨(あきた しおり)
2003年3月19日、京都生まれ。魚座。O型。 近年の主な出演作に、Huluオリジナルドラマ「鶴美さんのメリバ講座」(22年)、映画「星空のむこうの国」、ドラマ「言霊荘」、ドラマイズム「トーキョー製麺所」(すべて21年)ほか。マカロニえんぴつ「恋人ごっこ」のMVにも出演。
【作品情報】
[ショート・プログラム「若葉マーク」]
Amazon Prime Videoにて独占配信中
森山探偵事務所で調査員をしている田所岬(金城)。半年前、所⻑の森山(勝村政信)の一人娘・若葉(秋田)をストーカーから助けたことで、若葉のことが気になる存在に。岬は、森山からある女性の身辺調査をお願いされるが、なんとその女性が若葉だったのである。若葉を調査するうちに、彼女のある秘密が明らかになっていく…。
【プレゼント】
サイン入り生写真を2名様にプレゼント!
応募はコチラ→https://www.tvguide.or.jp/tvguide_enquete
(応募期間:2022年3月16日正午~3月23日午前11:59)
ハガキでの応募方法は「TVガイド」3月25日号(P98)をご覧ください。
「TVガイド」の購入はコチラ→https://honto.jp/cp/netstore/recent/tokyonews-book/01.html
取材・文/紺野真利子 撮影/Marco Perboni ヘア&メーク/坂手マキ(vicca) スタイリング/岡本純子 衣装協力/millanni
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