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金子大地&醍醐虎汰朗☆2036年を描く「Huluオリジナル『未来世紀SHIBUYA』」で共演!2021/11/17

金子大地&醍醐虎汰朗☆2036年を描く「Huluオリジナル『未来世紀SHIBUYA』」で共演!

 格差社会がより一層進んだ2036年に活動している、鳴かず飛ばずのWeTuber「正義マン」(動画配信ユニット)。デジタル化社会の底辺で一攫千金を夢見る彼らだったが、暗号めいた謎の言葉を叫ぶ女性のマネキンを抱えたマネキンおじさん(宇野祥平)との絡みを配信したことで、チャンネルの再生回数は激増! そして、視聴者から寄せられた相談事を元気と友情と“バカパワー”で解決していくことになるが…!?

 そんな、「正義マン」が動画配信をするスタイルで進んでいく斬新な動画エンターテインメント「未来世紀SHIBUYA」が11月26日からHuluで全6本一挙独占配信! 今回は、「正義マン」のメンバーで幼い頃からの親友同士でもあるミツルマンことミツルとカケルマンことカケルを演じた金子大地と醍醐虎汰朗を直撃! “バカパワー”全開で演じた撮影現場の裏話や印象的なシーンなどについて語ってもらった。

――本作は、2036年のスラム化した裏シブヤを舞台に繰り広げられる、前代未聞の壮大な物語ですね。出演が決まった時にはどんなことを思われたのでしょうか?

金子 「新しいことに挑戦している作品だと思いました。スマホでドラマを6話分撮るというのも新鮮でしたし、白石(晃士)監督の作品を拝見していたので、監督が手掛ける世界に入れることがうれしかったです。そして何より、相手役が虎汰朗くんだったことが楽しみでした」

醍醐 「僕も大地くんとしっかりお芝居をしてみたいとずっと思っていたので、わくわくしながら現場に入りました」

――全編iPhoneで撮影されたんですよね。驚きました! 白石監督の現場はいかがでしたか?

金子 「とても自由な現場でした。WeTubeに動画を投稿するWeTuberの役だったので、カメラ目線での芝居が求められるんです。いつもとは勝手が違うので難しかったです。篠原悠伸くんが演じるカメラマンの田中に話しかけるという設定なのですが、実際はカメラを持っているのは白石監督なので、監督とお芝居しているような感覚で…。それに慣れるのは大変でしたが、楽しかったです」

醍醐 「役へのアプローチは普段とあまり変わりませんでしたが、テンション高めのお芝居をしなくてはいけなかったので、かなりギアを入れて演じました。白石監督の現場は雰囲気がとても明るいので、役にも入りやすかったです」

金子 「フェイクドキュメンタリーなのですが、台本通りにきっちりと決まったお芝居をしなくてはいけなかったので、その緊張感はありました。ワンカットで長回しするシーンもいくつかありましたし・・・」

醍醐 「アドリブはそんなになかったですよね。流れで少しセリフを足すみたいなことはあったかもしれないけど…」

金子 「宇野さんは白石組の常連なので、監督が何か言わずとも理解して、いろいろとやられていました」

醍醐 「宇野さんのシーンはとても印象的です。普通に怖かったです(笑)」

金子 「マネキンおじさん、怖かったよね!」

醍醐 「すごい入り込みようだったので、宇野さんと初めてお話しした時に、“あっ、優しい方なんだ!”と思ってしまいました(笑)。話し掛けにくいと思っていたんですが、とても親切な方でした!」

金子 「ものすごく優しい人なんですが、お芝居のスイッチが入ったらもう! 本当に幅広い演技をされるので」

醍醐 「尊敬できるすごい俳優さんです!」

金子大地&醍醐虎汰朗☆2036年を描く「Huluオリジナル『未来世紀SHIBUYA』」で共演!

――お2人とも宇野さんから刺激を受けたんですね。他に印象的だったシーンはありましたか?

醍醐 「カケルが瞬間移動をするシーンです。初めてやった時には“瞬間移動ができた!”とうれしかったです。いい感じに仕上がっているのではないかと思います(笑)」

金子 「僕は最終話の、キリタさん(藤森慎吾)とのシーン。下水道がある場所での撮影だったので、少し臭いがして気持ち悪くなることもありました…(笑)。ムシムシとする上に臭いが漂う中で、“もう少しでこの作品の撮影も終わりなんだ…”と思いながら撮影していたことが、とても印象に残っています」

――この作品には近未来に実現しそうなデジタル技術がたくさん登場しますが、こういった最新技術についてはどう思いますか?

金子 「あったら使ってみたいですね」

醍醐 「やってみたいですね(笑)。でも、技術が進み過ぎていて怖い部分もあるなと。お芝居しながら、“ここまで進んでほしくはないかも”とは思いました」

金子 「近未来は、今よりもっとひどい世の中になっているか、今よりもっといい世の中になっているか、どっちかだろうね」

醍醐 「はい。ものすごく当たり前のことを言っていますね(笑)」

――今回、動画配信ユニットとして活動する若者を演じられたわけですが、お二人は普段どのような動画を見ているのでしょうか?

金子 「恐怖体験の動画はたまに見てしまいます。あとは、過去のお笑い番組とか。好きなYouTuberは特にいないんですが…」

醍醐 「僕も昔のお笑いとかは見ちゃいます。でも、今はTikTokのほうが見るかなぁ」

金子 「TikTokは見たら止まらなくなるよね」

醍醐 「いろいろな動画がどんどん流れて来ますよね。サッカーやボクシング、格闘技とか、かわいい女の子とか…(笑)」

――この作品は、日常的に動画を見慣れている世代の方に刺さりそうですよね。

金子 「そうだといいですね。挑戦的な作品なので、そこも勝負かなと思っています。YouTubeを見るような感覚で、テレビで見てもいいですし、携帯で見てもいいですし…。新しい時代のドラマになっていると思うので、見たいと思っていただけたら見ていただきたいですし、見たくないと思われたら見ないでしょうし…」

醍醐 「また当たり前のことを言ってる!(笑) 僕たちは作った側なので、皆さんがどう受け取ってくれるのか、まだ分からない部分はありますよね。反応が楽しみです!」

金子 「皆さんが見た時にどんな反応をしてくださるのか、楽しみです」

醍醐 「時代性というか、今の世の中にマッチしている部分もあるんじゃないかなと。日本の貧富の差が激しくなったことを表すような映像からスタートするので、“このまま放っておくとこうなっちゃうかも?”みたいなメッセージも込められているというか…。何かきっと、感じ取ってもらえるんじゃないかなと思います」

金子大地&醍醐虎汰朗☆2036年を描く「Huluオリジナル『未来世紀SHIBUYA』」で共演!

【プロフィール】

金子大地(かねこ だいち)

1996年9月26日、北海道生まれ。天秤座。A型。映画「私はいったい、何と闘っているのか」が12月17日公開。 2022年1月7日スタートのドラマ10「しもべえ」、1月9日スタートの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(ともにNHK総合)にも出演。

醍醐虎汰朗(だいご こたろう)

2000年9月1日、東京都生まれ。乙女座。A型。「昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-『BLUE BIRD』」が11月26日公開。舞台「千と千尋の神隠し」が2022年3月2日より上演(プレビュー公演は2月28日・3月1日)。

【番組情報】

金子大地&醍醐虎汰朗☆2036年を描く「Huluオリジナル『未来世紀SHIBUYA』」で共演!

Huluオリジナル「未来世紀SHIBUYA」
Hulu
11月26日一挙独占配信(全6本)

フェイクドキュメンタリーの名手・白石晃士監督が手掛ける、動画エンターテインメント。舞台は2036年のシブヤ。ミツル(金子)とカケル(醍醐)、カメラマンの田中(篠原)からなるWeTuber「正義マン」が、相談事を解決しようとする中で不可解な事件に巻き込まれる。

【プレゼント】

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応募はコチラ→https://www.tvguide.or.jp/tvguide_enquete
(応募期間:2021年11月17日正午~11月24日午前11:59)

ハガキでの応募方法は「TVガイド」11月26日号(P98)をご覧ください。
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取材・文/石本真樹 撮影/為広麻里 ヘア&メーク/吉田太郎[金子]、池田ユリ(eclat) [醍醐] スタイリング/千野潤也(UM)[金子] 、MASAYA[醍醐]

衣装協力=ユウキ ハシモト、セブン バイ セブン、パラブーツ[金子]、Maison Metephore…、AOI WANAKA、Tomo&Co./Name Store[醍醐]



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