ジャニーズなどのボーイズグループが上位を席巻! 発表!2022年お気に入り&ブレークタレントランキング2022/12/27
いよいよ2022年も終わりが近づいてきた。ということで、今回は年末恒例の「2022年お気に入り&ブレークタレントランキング」を大発表! 全国253万台を超えるレグザの「みるコレ」に登録された「お気に入りタレントパック」の最新データを基にランキングを作成した。今最も人気のあるタレントは? そして今年最も輝いたスターとは一体誰なのか?
まずは「みるコレ」の「タレントパックランキング」より、22年12月現在の「お気に入りタレントランキングベスト20」を見ていただこう。
20年、21年と2年連続でトップに立った嵐が3位に後退。代わって前年2位だった千鳥が首位に躍り出た。
嵐は20年末に活動を休止しているので、今年の時点で3位にとどまっているということ自体、さすがというほかはない(「みるコレ」のタレントパックで一度「お気に入り」登録したファンがそれを解除するということはあまりないので、急激に順位を落とすということは確かに考えにくいのだが、それにしても、である)。23年も松本潤が大河ドラマ「どうする家康」(NHK総合ほか)に主演するなど、メンバー個々の活躍は続く。「みるコレ」のタレントパックでは、アイドルグループのパックを登録すると、グループ内メンバーの出演も網羅してくれるので、しばらくは上位が続きそうだ。
そして、堂々トップに立ったのが千鳥である。レギュラーのほとんどが冠番組ないしMCを担当、ピンでも多くのMCを務めるなど、まさにレジェンド・ダウンタウンに迫る活躍ぶり。同時にゲスト出演も多いため、見逃しを防ぐにはレグザのタレントパック登録とおまかせ録画がとても役に立つ。数年前のマツコ・デラックスや有吉弘行と同様、絶対見逃したくないというディープなファンの存在がこの人気を支えている。2位ダウンタウン、4位松本人志を抑えての首位獲得はまさに勲章と言っていいだろう。
坂道グループも堅調を維持、BTSも9位をキープ、有村架純、新垣結衣、星野源など常連組も引き続き好調だが、中でも活躍著しいのがジャニーズ勢である。昨年に続いて7位をキープしたKing & Princeに続いて、8位にはSnow Manが14位から一気にランクアップ。17位にはSixTONES、19位にはなにわ男子が急上昇してきた。特に、なにわ男子は前年52位からのジャンプアップで、急激な減少があまりないお気に入り登録でこれだけの大きな上昇を見せるというのは、相当な勢いでファンが増えているということで、今年1年の彼らの活躍ぶりが証明されている。
続いては22年の「ブレークタレントランキング」を見てみよう。12月現在、「みるコレ お気に入りタレントランキングベスト300」にランクインしているタレントの中で、今年新たにタレントパックをお気に入り登録したユーザー数が多い順に並べたランキングベスト20。今年最もブレークしたのは…?
トップに立ったのは、一昨年大きくブレークして「NHK紅白歌合戦」(NHK総合ほか)にも初出場、今年も国内・海外含めてジャンルを超えた活躍を続けるミュージシャン・藤井風。昨年の圏外から大きくポイントを伸ばした。そして2位以下20位まではまさに壮観。ボーイズグループとそのメンバーが所狭しと肩を並べる、あまりにまぶしい光景である。
昨年の「ブレークランキング(ベスト300内)」でトップに立ったBE:FIRSTが3位にとどまっているというのもスゴイが(いうまでもなく2年連続これだけ多くの支持を増やすというのは並大抵のことではない)、なんと言ってもなにわ男子の快進撃がものすごい。グループ自体が6位にランクインしているほか、メンバー個人が2位(大橋和也)、4位(藤原丈一郎)、5位(長尾謙杜)、7位(大西流星)、10位(西畑大吾)、15位(道枝駿佑)にランクインするという無双ぶりである。特に15位の道枝は昨年118位にランクインしていながら、今年もさらに支持を増やしている。そしてSnow Manからは5人のメンバーがランクイン。SixTONESからも松村北斗がランクインするなど、ジャニーズ勢だけでベスト20中・13人(組)を占めるという結果となった。
INIやStray Kidsなどジャニーズ以外のボーイズグループ勢も健在。変わったところでは、11位に中森明菜がランクインしているのが目を引く。デビュー40年ということで、多くの特番が放送されたことが影響しているかもしれない。また、昨年このランキングで4位に入って異彩を放ったお笑いコンビ・シソンヌが、今年も14位にランクイン。来年以降もテレビをにぎわせてくれそうである。
今度は「お気に入りベスト100」にランクインしているタレントの中から、新たにお気に入り登録したユーザー数が多い順に並べたランキングを見てみよう。
ベスト100にランクインしているタレントの中でのランキングなので、さすがにすでに確かな実績を伴った面々ばかりだが、それでもボーイズグループの勢いが止まらない。トップは2年連続の大躍進でベスト100に飛び込んできたBE:FIRST。このところのパワーは本当にすさまじく、ファン層の裾野の広がりを感じさせる。
加えて、何よりジャニーズ勢の存在感。なにわ男子、目黒蓮、道枝駿佑が上位に並ぶさまも圧巻だが、Snow Man、SixTONES、King & Princeらここまで名前が上がってきたグループのほかに、ジャニーズWEST、KinKi Kids、関西ジャニーズJr.などが、ベスト100にランクインしながら新規登録者も増やすという、着実な動きを見せているというあたりに底力を感じる。
そのほか芸人勢では、かまいたちとオードリーが今年も登録者を上乗せする活躍ぶりで好調を維持。スポーツ界からは、今年大活躍だった大谷翔平が堂々の6位ランクイン。ミュージシャン勢では、あいみょん、宇多田ヒカル、King Gnuが14~16位に並んでいるのが目を引く。そして来年デビュー45年を迎えるサザンオールスターズが10位に入った。
さて来年23年はどんなブレークタレントが登場するだろうか。若手俳優や芸人勢のニューカマーも散見されるが、昨年から今年にかけてのボーイズグループたちの伸長を見ると、来年もこの勢いは続きそうだ。23年のさらなる大きなムーブメントを楽しみにしながら、新しい年のテレビを見守りたいと思う。
■2021年お気に入り&ブレークタレントランキング
■2020年お気に入り&ブレークタレントランキング
■2019年お気に入り&ブレークタレントランキング
■2018年お気に入り&ブレークタレントランキング
■2017年お気に入り&ブレークタレントランキング
文/武内朗
提供/TVS REGZA株式会社
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