「ドラマ「フェルマーの料理」」記事特集

「フェルマーの料理」はTBS系の連続ドラマ。2023年10月期の金10枠で放送された。高橋文哉と志尊淳のダブル主演で話題となった。数学者を志すもその道を挫折した少年（高橋）が、謎多きカリスマシェフ（志尊）と出会い、数学的思考で料理という難題に立ち向かっていく。

ドラマ「フェルマーの料理」ドラマ概要

小林有吾による同名漫画を、高橋文哉と志尊淳のダブル主演で連続ドラマ化。数学者を志すもその道を挫折した天才数学少年・北田岳（高橋）と、謎多きカリスマシェフ・朝倉海（志尊）が出会い、数学的思考で料理という難題に立ち向かっていく青春ストーリー。海が経営する新進気鋭の超一流レストラン「K」で、世界中から集まった実力あるシェフたちと切磋琢磨し、“料理の真理の扉”を開くべく、料理×数学で前人未到の世界に挑んでいく。「K」で岳と海と共に働く店唯一の女性シェフ・赤松蘭菜に小芝風花、料理界の伝説のシェフ・渋谷克洋に仲村トオルが扮するほか、板垣李光人、白石聖、宮澤エマらが出演する。

（2023年10月20日～12月22日　TBS系　毎週金曜　午後10:00～午後10:54）

キャラクター紹介＆キャスト

• 北田岳（高橋文哉）
  幼い頃から数学に魅了され、数学に人生をささげてきた数学少年。裕福な家庭ではなかったものの、数学で優秀な成績を収め特待生として名門校・ヴェルス学園に通っていたが、高校3年生で挑んだ数学オリンピック選考会でライバルの圧倒的な実力を目の当たりにし、数学者の道を挫折。そんな時に海と出会い、料理の才能を見いだされる。
• 朝倉海（志尊淳）
  東京にある二つ星レストラン「K」のオーナーシェフ。幼い頃から料理人になるべく育てられ、史上最年少で星を獲得した若き料理界のカリスマ。岳の才能に目をつけ、料理の世界に導き、すさまじいスピードで成長させていく。一方で謎めいた意味ありげな発言も目立ち、岳の才能を利用し、成し遂げたいたくらみがある様子。
• 赤松蘭菜（小芝風花）
  二つ星レストラン「K」唯一の女性シェフ。普段は前菜を担当している。思ったままを口にする素直でクールな性格で、当初は岳を料理人として認めていなかったが、少しずつ興味を持つようになる。岳に対して先輩としての優しさを見せる一方、冷たく忠告するような一面も。「K」で働くことに強いこだわりがあるらしい。
• 乾孫六（板垣李光人）
  二つ星レストラン「K」の最年少シェフ。京都の有名料亭の息子。日本料理界の御曹司として育ち、「神の子」や「神童」と呼ばれていたが、「K」の味に感動して日本料理の世界を離れ、海の下で修業することを決意する。岳のよきライバル。
• 魚見亜由（白石聖）
  岳と同じ高校・ヴェルス学園に通う同級生。水泳部に所属し、東京のスポーツ強豪大学に進学予定。岳とは学園内にある食堂でアルバイトをしている時に知り合った。口調は乱暴ながら面倒見がよく、優しい性格。逆境に立ち向かう岳のことをヒーローのように思っており、岳に負けないように自分を鼓舞しつつ、岳に勇気を与える存在。
• 福田寧々（宮澤エマ）
  二つ星レストラン「K」の給仕長。接客以外にも顧客データの収集・管理など、料理以外の仕事を完璧にこなす。海の自宅の家事代行も別料金で請け負い、ひそかにしっかり稼いでいる。店に来た客の顔は絶対に忘れないが、それ以外の人の顔は全く覚えられない。「K」を開く前の海のことを唯一知る人物。
• 渋谷克洋（仲村トオル）
  料理界の伝説のシェフ。謎の男と共に海と3人で密会を重ねている。

  スタッフ・音楽

  原作：小林有吾「フェルマーの料理」（講談社「月刊少年マガジン」）／脚本：渡辺雄介／脚本：三浦希紗／演出：石井康晴／演出：平野俊一／演出：大内舞子／プロデューサー：中西真央
  主題歌：10-FEET「Re方程式」