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滝藤賢一が「警視庁ひきこもり係」に主演。刑事ドラマなのに捜査はすべてリモート!? 山本舞香、戸塚純貴、富田靖子、高田純次が共演2021/07/20

滝藤賢一が「警視庁ひきこもり係」に主演。刑事ドラマなのに捜査はすべてリモート!? 山本舞香、戸塚純貴、富田靖子、高田純次が共演

 テレビ朝日系では8月5日に、ドラマスペシャル「警視庁ひきこもり係」(午後8:00)を放送。チーム全員がひきこもり、もしくはひきこもり予備軍という異色の刑事ドラマで、滝藤賢一が主演を務め、山本舞香、戸塚純貴、富田靖子、高田純次が共演することが分かった。

 滝藤が演じるのは、いつの頃からか警察署内の一室に住み込み、部屋から一歩も出ずひきこもったままの引谷太郎。警察でも働き方改革が進む中、万年人手不足の問題をサポートするために作られた部署・生活安全課総務2係、通称・ひきこもり係のキャップを務めることになる。なんでも請け負う部署ということで事件の捜査も行うが、引谷はひきこもり。なんと、携帯電話のテレビ電話を活用して、完全リモート捜査で事件の真相に迫っていく。

 この斬新な設定に、滝藤は「よくこんな話を考えたなと思いました。とてもうまくできているんですよ。刑事ものなのに、ひきこもりですからね。そんなことあります? もしシリーズ化したとしても外には出られないってことですから(笑)。逆に挑戦したくてメラメラ燃えています!」と意欲を燃やす。

 さらに「引谷は出られない事情があってのひきこもりなので、この状況を楽しんでいます。引谷のひきこもっている警察署内の部屋は、植物など引谷の趣味に囲まれていてとてもポップな上、衣装もしゃれております。植物とファッションが大好物な私は、スケジュールがタイトなのも忘れて、毎日ウキウキしながら撮影に行っていました」と振り返った。

 そして、「このドラマの見どころ、ひきこもり係の5人のチームワーク、そしてゲストの方々の圧倒的な存在感だと思います。戸塚くんが演じる草壁や舞香ちゃんが演じる桜がたくましく成長していく姿にはグッときます! 富田さんが演じる時子さんはとてもキュートですし、高田さんが演じる花房さんは言わずもがなサイコーです! 老若男女多くの方に楽しんでいただける作品になっておりますので、ぜひ見ていただけたらうれしいです!」とメッセージを寄せた。

 元ハッカーでIQが高く、並外れたリサーチ力を持つが、不愛想で漫画喫茶にこもってリモート捜査を行う百田桜役を演じる山本は「私が演じる桜は“元ハッカー”と聞いていて、『これはセリフの量多いんだろうな…』って不安を感じたり、刑事ドラマということでも、とても緊張していたりしたんですけど、現場がとても明るくて、楽しい雰囲気だったので安心しました。現場ではアドリブもあり、滝藤さんがいいアイデアを出してくださるので、とても楽しかったですし、いい経験になりました」とコメント。

 かつては実力のある陸上選手で、刑事課に所属していたが、事件で負ったけがが原因で入庁5年で戦力外通告を受けた草壁栄次に扮(ふん)する戸塚は「僕が演じる草壁は、引谷さんに振り回されながら、テレビ電話で捜査をするシーンがたくさんあるんですけど、テレビ電話越しでお芝居をするというのがあまりない経験で大変でしたが、すごく新鮮でしたね。撮影期間全体を通して、最後の3日間くらいでやっと全員が集結したのですが、それまでずっと僕は1人で動いていたので、皆さんにお会いできた時はちょっと感動しました。寂しかったので(笑)」と撮影も一風変わっていたことを明かした。

 富田が演じる家藤時子は、元科学捜査研究所の所属だったが、寝たきりの母の介護のため休職し、いつしか介護中心の生活となって徐々に孤立していったキャラクター。「私が演じる時子さんは、介護をしながらひきこもりになってしまったのですが、まずちゃんと、なぜ時子さんがひきこもりになったのかっていう理由を、自分の中で明確に理解しながら演じることを心掛けました。ただ、だからといってそれで『私はひとりぼっち』という暗いお芝居をするのではなく、それもありつつ、毎日ちゃんとそれなりに、自分の母親の介護をしながら丁寧に日々生きる女性にしたいという思いはありました」と、現代にも多く見られる社会問題に正面から向き合った。

 そんなメンバーを招集したのが、高田純次演じる現役時代は数々の難事件を解決した元ベテラン刑事の花房等。「この作品はね、最初に台本を読んだ時、ガツンと印象に残るような気がしたのよ」と本作との出合いを表現した高田。「第1作をビシっと決めておかなきゃいけないじゃない? この作品に入るからには、とりあえず体作らなきゃいけないと思ってね、早朝から10kmマラソン、その後ちょっとピアノ弾いて、それからストレッチをやろうと思って…たんだけど、できないで終わったね(笑)。あと共演者に初めての方が多くて、そういう時って楽しいよね。刺激を受けます。われわれの年になるとなかなか刺激がないから。撮影現場が遠くて、それも刺激といえば刺激だったよね」と、変わらぬ自由なスタイルで話しつつ、新たな刑事ドラマの誕生に立ち会ったことを喜んでいる。


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