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伊原六花と鈴木仁が「警視庁・捜査一課長」初回SPに登場2021/03/25

伊原六花と鈴木仁が「警視庁・捜査一課長」初回SPに登場

 テレビ朝日系で4月8日スタートする、ヒラの刑事からはい上がったたたき上げの警視庁捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)と捜査員たちの熱き奮闘を描く刑事ドラマ「警視庁・捜査一課長」(木曜午後8:00)。その初回2時間スペシャルに、伊原六花と鈴木仁がゲスト出演することが分かった。

 今回の連続殺人の発端は、東京・芝浦の運河でIT企業役員の遺体が発見される。事故か、それとも事件なのかを大岩らが調べ始めた矢先、現場近くで雑誌編集者が殺害される事件が発生し、その編集者が担当していたイラストレーターが容疑者として浮上。そして、無関係と思われていた二つの事件が、根底でつながっていたことが浮き彫りになっていく。

 伊原が演じるのは、編集者殺しの容疑者となるイラストレーター・桐野梨子。「桐野梨子は、今まで生きてきた結果だけ見ると常にギリギリに感じますが、そのギリギリにたどり着くまでに努力をしただろうし、葛藤しながらもどこまでも真っすぐで勇敢な女性だと思いました。ギリギリでも自分の役割を理解して、諦めない姿勢も演じられたらなと考えていました」と役どころを紹介。

 “走るシーン”が多かったとのことで、「初日の撮影が10シーン以上あって、『よし、気合入れて頑張るぞ』と張り切っていたら、セリフが一言もなく全部走るシーンでした。気合を入れていてよかったです」と振り返り、「別日でも、結構走った撮影の後、自転車に乗っているスタッフさんに追いつかれないよう、全速力で逃げた日があって、それが一番足にきました(笑)」とかなりタフな撮影だったことを明かした。

 そして「脚本を読んでいたら止まらなくなり、読み終わってももう一度読みたくなるくらいとても面白くて、複雑な関係性やカラクリ、それぞれの想いが盛りだくさんだと思います。これぞ『警視庁・捜査一課長』だ!と感じるようなシーンももちろん、新しいなと感じるシーンもたくさんで私も楽しみです。そして、私も全力で走っているのでぜひ見てください!」と笑顔で締めくくった。

伊原六花と鈴木仁が「警視庁・捜査一課長」初回SPに登場

 一方、鈴木は勝気で負けず嫌いの所轄署の新人刑事・勝又克樹を演じる。「外見は今風の、でも中身は一直線でいい意味で単細胞。思うがままに動く役だったので、自分に素直に演じました。裏の顔が見える、相手の心を読んで言葉を選んでいる、ということがないよう気を付けました」と、がむしゃらな若手刑事を体現することを心がけたという。

 今回の事件捜査を始めた大岩のもとを訪れ、捜査本部入りを直訴するという熱い一面を見せる新人刑事の勝又。大岩役の内藤とは初共演となるが、「最初にごあいさつさせていただいた時に、『勝又に対して、こういう気持ちで接しようと思うから、怖がらず真っすぐに向かってきて』ともともと出来上がっている作品の中に入る自分のために、優しく役に対しての言葉をくださったことに、ものすごく感謝しています。『自分より背の高いやつと向き合うのは久しぶりだよ』と笑顔で言われたのも印象的でした(笑)」と、先輩からのアドバイスに感謝。

 そんなフレッシュな2人を迎えた内藤。それぞれの印象を聞いてみると「伊原さんはとても落ち着いた雰囲気を持っていて、ふと気が付いたらもう作品の中に入り込んでくれていた……という印象です。先日、たまたま待ち時間があったので『全員が決まった振りを踊る中で、“何かが違う”と感じさせる人がいるのはなぜなのか?』と聞いてみると、彼女は『どんなダンスでも“情熱”がプラスされていないと、いい踊りにならない』と言うんです。それを聞いて、彼女はそれを演技にも持ち込もうとしているんだと思いましたね。決められたセリフを決められたように言うのではなくて、そこに熱量を足すことが演技だと思っているんじゃないかな。お芝居は正確にやる部分も大切ですが、僕自身、役を通して演じる者の情熱が透けて見えると考えているので、こんなにも年齢が離れているのに同じことを思っていたのかと驚きましたね」と伊原の熱意に感心しきりの様子。

 鈴木については「いやぁ、ホントにいい男だよね! イケメンなのはもちろんだけど、心根みたいなものがすごく爽やかで、内面含めて人間としてイケメンなんだなと思いました。ご本人がそういうキャラクターだからだと思うのですが、清潔感があって真っすぐな感じのお芝居がすごくいい! ドラマの中では勝又という新人刑事の成長物語も縦軸に描かれているのですが、走るシーンも含めてとてもフィジカルかつパワフルに面白く演じてくれました。その一方で、彼はこのシリーズに登場した刑事役の俳優の中で一番若いのにもかかわらず、全く物おじせず、ずっとこの業界にいたのかなと思わせるような“ベテラン感”すら漂わせていたのが印象的でした」と、外見だけでなくその姿勢も絶賛した。


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