広瀬すずと櫻井翔が「ネメシス」でW主演! 天才助手とポンコツ探偵の凸凹バディを結成2021/02/22
広瀬すずと櫻井翔が、日本テレビ系で4月スタートの連続ドラマ「ネメシス」(日曜午後10:30、開始日未定)でダブル主演を務めることが分かった。広瀬はNHK連続テレビ小説「なつぞら」以来、初の連ドラ出演。櫻井は嵐の活動休止後、初の連ドラ出演となる。
完全オリジナル脚本となる本作では、天才すぎる助手・美神アンナ(広瀬)とポンコツ探偵・風真尚希(櫻井)の凸凹バディが、超難解な事件を次々と解決。無関係なはずだった事件が連鎖し、驚がくの真実が浮かび上がっていく、新時代の「探偵物語」だ。スタッフ陣には、伝説的映画「SR サイタマノラッパー」や2017年上半期興行収入第1位を獲得した「22年目の告白―私が殺人犯です―」などの話題作で知られる映画監督・入江悠氏の下に、一流の映画スタッフが結集。そして、「22年目の告白~」「キングダム」や「ちはやふる」シリーズなど大ヒット映画を手掛けた映画プロデューサーが、完全プロデュース。脚本は、気鋭の推理小説作家たちがそれぞれ、各話のトリックを監修し、テレビドラマの常識を打ち破った映像美と演出にも期待が高まる。
タイトルの「ネメシス」とは、正義の鉄槌で悪を砕くギリシャ女神。そんな名前が付けられた謎多き探偵事務所に集まりし、天才的ひらめきを誇るが無鉄砲なアンナと、ポンコツだが人望に厚い風真が、お互いを(主にアンナが風真を)助け合いながら、事件を解決。凸凹バディのコミカルで笑えるやりとり、そして、超難解な謎を解いていく2人の姿のほか、毎話、アンナと風真をサポートしてくれる強力な助っ人が登場。実力と話題性に富んだ豪華キャストの集結で、まるで「オーシャンズ11」のような、ワクワクするチーム戦が繰り広げられる。
描かれるのは、超大豪邸で起きた「磯子のドンファン殺人事件」、目撃者がたくさんいるのに“犯人がいない”「女子高怪奇殺人事件」、証拠も目撃者も何もない「天狗殺人事件」など。超難解なトリックが仕掛けられた事件をアンナと風真はどうやって解決していくのか? そんな2人の目的は、突如失踪したアンナの父を捜すこと。一つ一つの事件を解決し、父につながるヒントを見つけ出そうとするたびに、新たな謎が生まれてしまう。そして、すべての謎を解く鍵は、闇に葬られた「20年前の“ある事件”」にあることを知る。一話一話の事件を解決することで、20年前の謎の断片が明らかになっていき、最終回に向けて衝撃の展開が待ち受ける。
脚本を読み「とにかくテンポ感が面白かった」という広瀬は、「笑えるとこも多いのに繊細で、ネメシスという家族のようなチームの温かさもあり、ここが居場所になるんだなぁとすぐに思える本でした」と感想を語り、「入江組の撮影現場は、ラフな、そして、早い、とてもフラットな現場ですが緊張感もあるような。でも面白い楽しいシーンではスタッフさんが笑ってくれるのがとても印象的で、うれしいです」と明るい現場を楽しんでいる様子。
そして「“美神アンナ”を演じるうえで、自分の中に軸はあり、でもそれを感じてるのは私だけでいいかなと思いながら、自由人なアンナを、楽しみながら見てもらえたらうれしいです。意外とまだ18歳(アンナの年齢)という…不意に出る素直な隠しきれない思いも大切にしたいです!」と意気込む。
「まずは、オリジナル作品のミステリーであること、そして映画スタッフが集結するというスケールの大きさに驚きました」と話す櫻井は、「およそ3年ぶりのお芝居の現場。入江監督の下、まるで映画の撮影をしているかのような空気が流れる中、緊張感がありながらも楽しみながら撮影を進めています」と現場の雰囲気を語る。
さらに「広瀬さんとは、映画『ラプラスの魔女』、『NHK紅白歌合戦』でご一緒して以来、三度目の共演。一緒にいる誰をも笑顔にしてしまう魅力の持ち主ですが、お芝居のスイッチが入ると、圧巻の一言です。入江監督とは、演出していただく合間でのヒップホップ談義に話が尽きません。個性と個性のぶつかり合い。濃厚なセッションをしているかのような現場。1日も早くご覧いただきたいとの思いを抱きながら、一日一日を丁寧に作り上げています。たくさんの人に愛される“風真”を作れたら。日曜日の夜、ワクワクして目がさえてしまうような作品を作れたら。そんな思いで本日も撮影に挑んでいます。どうぞよろしくお願い申し上げます」とメッセージを寄せている。
入江監督は「広瀬さん、櫻井さんとは、互いに目指すものが通じ合う瞬間が撮影現場で多々あり、それぞれのキャラクターが早い段階で見えてきました。凸凹感をブレンドした感じが絶妙なんです! 少し息苦しさを感じる今の世の中に、大事なものを抱えながらも生き生きと躍動するアンナと風真は、視聴者が憧れるようなキャラクターになってくれるのではと思っています」と主演の2人に大きな期待を寄せる。
また「いつもの映画スタッフたちと映画と変わらない感覚で撮ってはいますが、視聴者の皆さまが次週を楽しみにしてくださるよう、連続ドラマだということを強く意識して撮影しています。そこは映画とは大きく違いますね。オリジナル脚本なので、映像で見た時に驚きのあるトリックを考えたりと自由度を楽しめた半面、各話完結ものながらも全話を通して各話が複雑に絡み合いつながっていくという構成構築にとても苦労しました。最終話に向けて、すごい仕掛けがありますので、ぜひ最後まで見逃さずにご覧ください!」と撮影でのこだわりを明かし、視聴を呼び掛ける。
ドラマの企画・プロデューサーの北島直明氏は「子どもの頃、テレビドラマで描かれる世界に憧れ、ワクワクしながら毎週の放送を楽しみにしていました。『木更津キャッツアイ』『池袋ウエストゲートパーク』(ともにTBS系)、『古畑任三郎』『ロングバケーション』『ひとつ屋根の下』『踊る大捜査線』(すべてフジテレビ)、『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)などなど。今一度、ドラマ放送を待ちわびて、テレビの前に集まっていただけるようなドラマを作りたい! そういう思いで『ネメシス』を立ち上げました」と過去の名作ドラマの存在が、本作制作へのモチベーションとなったことを伝える。
加えて「映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』で、驚きのラストを作り上げた映画監督・入江悠氏を総監督に迎え、演出・片桐健滋氏、脚本家・片岡翔氏、5人の一流推理小説家の皆さまと共に、極上のミステリー・エンターテインメント・ドラマを作り上げました。万華鏡のように毎話、姿を変えていきます。一話一話が上質な謎解きミステリーであり、そして、謎を解けば解くほど、また新しい謎が生まれていく…さらに、最終回までに、気鋭の新人俳優から名優・名女優、総勢75人以上の俳優が出演します。毎週の展開が待ち遠しくなる、そんなドラマになっています」とスケールの大きさをアピールし、「広瀬すずさん、櫻井翔さんが演じる探偵バディと一緒に、笑って、謎を解いて、楽しい日曜の夜を過ごしていただけたらと思います。最後に、ドラマを楽しむキーワードを。『アンナの父親、失踪の謎』『風真の過去』『栗田(キャストは後日発表)の思惑』『20年前の事件の真相』、そして、“黒幕は誰?”」と興味をそそるコメントで期待度を高めている。
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