「徹子の部屋」祝・45周年! 黒柳徹子が新たな決意。「50周年が楽しみ」2021/02/13
黒柳徹子が司会を務めるテレビ朝日系の国民的トーク番組「徹子の部屋」(月~金曜午後1:00)が、2月2日に45周年を迎えた。番組の“伝説”を更新した黒柳が、喜びとともに50周年に向けての新たな決意を明かした。
同番組は、1976年2月2日に故・森繁久彌さんを初回ゲストに迎えてスタート。開始当初から編集を加えない“生放送スタイル”を貫き、放送8961回を迎えた2010年4月27日には、「同一の司会者による最多放送記録」としてギネス世界記録に認定され、名実ともに日本を代表するテレビ番組として、途切れることなく放送を続けてきた。
45周年という大記録を成し遂げた黒柳は「ものすごくうれしいです! 毎日毎日ゲストの方をお招きしてお話をうかがってきましたが、45年という長い歳月が経ったんだなと思うと、やはりすごいことだなと自分でも驚いています」と喜び、「といっても私一人だけで達成できるものではなく、ゲストの皆さま方がきちんと収録に来てくださったことが大きかったと思います。そんなすてきなゲストの方々を選んでくれるスタッフはもちろん、彼らとの“手抜きをしない打ち合わせ”をとても大事にしてきました。やはり“みんなでいい番組を作るぞ!”という気持ちがないと、なかなかこんなふうには続かないと思うんです」とゲストやスタッフに感謝した。
そして「私、時々自分でも番組を見るのですが『徹子の部屋』ってやっぱりとっても面白い!(笑)。自分でも面白いなと思えるなんて、とてもありがたいことだなと思っています」と、自身が楽しみながら番組の歴史を積み重ねてきたことを明かし、「きりがいいのは50周年なので、それをとても楽しみにしています」と次なる目標も掲げた。
さらに「今、私が元気なのは毎日、ジャイアント馬場さんに教えていただいたヒンズースクワットをやっているおかげですが、そのほかに体操も増やし、ごはんもおいしく食べて、とにかく体の元気を保って楽しくやっていきたいと思っています。やっぱり楽しいっていうのは、とても重要なこと!」と衰えることのない熱意と意気込みを披露し、「私、スタート当初は1年間でゲストが底をつくと思っていたの。でも45年もの間、いろいろなゲストがいらしてくださって、当日ドタキャンされる方もなく、本当にすべてがラッキーでした。ただ一つ残念なのは、昨年お亡くなりになったショーン・コネリーさんをゲストに迎えることがかなわなかったことです」と残念な思いを明かした。
最後に「『徹子の部屋』のスタッフはとても仲がよくて、以前はみんなでよく一緒に食事に行ったりしたのですが、このところそれもかなわず、本当に新型コロナウイルスは困ったものだと悲しく思っています。でも何よりスタッフの皆さんと一緒に番組作っていくことが楽しみですし、これからもどんなゲストとの出会いがあるのか、期待でいっぱいです」と語り、瞳を輝かせた。
今後も50周年を目指してまい進していく黒柳、そしてそんな黒柳が多彩なゲストを迎え、楽しくにぎやかにトークを引き出していく「徹子の部屋」にますます期待が高まる。
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