ヒロ福地がHTBノンフィクションナレーターに。「サンマのまち」の今に迫る2020/12/26
HTB北海道テレビでは12月28日にHTBノンフィクション「秋刀魚が消えた サンマのまち」(午後4:10、北海道ローカル)が放送される。サンマの歴史的不漁が続く中、“サンマの町”北海道・根室の今の姿を伝える。ナレーターはヒロ福地が務める。
秋の味覚として広く愛されているサンマだが、今年は、過去最低だった去年の漁獲量の半分程度にとどまり、記録的な不漁となった。10年連続水揚げ日本一を誇る“サンマの町”根室にも、大きな異変が起きている。
例年夏から秋にだけ現れる通称・サンマ道路。花咲港から水産加工場がある根室市中心部に向けて、サンマを乗せたトラックから水が滴り落ちて現れる道路のことだ。かつては港いっぱいに水揚げされ、道路にはトラックから秋刀魚がこぼれ落ちていたものだが、今年、この道路が現れることはほとんどなかった。
「秋刀魚がとれない…」
中心部はシャッター街と化す中、9月にはサンマを求めて遠くの漁場まで行き、8人の漁師が命を落とした第65慶栄丸転覆事故が発生。一方、この時期、フル稼働でサンマを選別しているはずの機械はイワシを選別していた。加工業者が、サンマの代わりにイワシに活路を見出したのだ。
町の漁師は静かにつぶやいた。
「もうサンマ漁はダメだ…」
一体なぜ、サンマは捕れなくなってしまったのか。そもそも、サンマ漁はどのように行われているのか。サンマの不漁は、根室の町と人にどんな変化をもたらしたのか。
資源量の減少、外国の乱獲、気候変動などさまざまな要因が考えられるが、確実にいえるのはサンマが絶滅の危機を迎えているということ。日本人の秋の味覚として愛されるあの味わいが食べられなくなる日が迫っていること。そして、サンマの町が、サンマの町ではなくなる日が迫っていることだ。
根室を2年間取材してきたHTB記者が伝える、北海道の小さな町の物語に目を向けたい。
関連リンク
この記事をシェアする
ドラマガイド(最新シーズン)Drama Guide Season
【2025年冬】TVドラマガイド
2025年の冬(1月・2月・3月)にスタートする連続ドラマを曜日別で特集!
大河ドラマ「べらぼう」、奈緒×松田龍平W主演「東京サラダボウル」、黒木華や佐藤大樹らが出演する「風のふく島」、山田杏奈主演「リラの花咲くけものみち」のほか、深夜ドラマやBS放送の新着ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポート情報などを順次公開!
【2024年秋】TVドラマガイド
2024年の秋(10月・11月・12月)にスタートする連続ドラマを曜日別の一覧で大特集!
朝ドラ「おむすび」、月9「嘘解きレトリック」、柳楽優弥×坂東龍汰「ライオンの隠れ家」、松本若菜×田中圭×深澤辰哉「わたしの宝物」、菊池風磨主演「私たちが恋する理由」、現代版「若草物語」や「ザ・トラベルナース」など注目作のほか、深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなど、最新情報を随時更新☆