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杉野遥亮主演「直ちゃんは小学三年生」に平埜生成、やついいちろう、堀田茜、水嶋凜、岡山天音がゲスト出演2020/12/14

杉野遥亮主演「直ちゃんは小学三年生」に平埜生成、やついいちろう、堀田茜、水嶋凜、岡山天音がゲスト出演

 テレビ東京ほかで2021年1月8日にスタートする、杉野遥亮主演のドラマ25「直ちゃんは小学三年生」(金曜深夜0:52)に、平埜生成、やついいちろう、堀田茜、水嶋凜、岡山天音がゲスト出演することが決定した。

 本作は、杉野、渡邊圭祐、前原滉、竹原ピストルがリアルな小学3年生を演じることで話題となっているオリジナル作品。小学3年生の直ちゃん(杉野)は、金持ちで頭の良い少年・きんべ(渡邊)、貧乏でガサツな少年・てつちん(前原)、そして泣き虫の少年・山ちょ(竹原)といつも放課後を一緒に過ごしている。見慣れないものを拾って大騒ぎしたり、ささいなことでけんかしたり…。今を一生懸命生きる4人の、小学3年生の日常を通して描かれる、クスッとさせつつも少しブラックで、どこかほっとするヒューマンコメディーだ。

 演劇界で高い評価を得、21年1月に舞台「アーリントン〔ラブ・ストーリー〕」への出演を控える平埜が演じるのは、直ちゃんたちが恐れるクラスのいじめっこ・タケモン。

 今回の出演について、平埜は「僕は運がいいっ!と思いました。台本を読み、それくらい面白いと思いました。大好きな世界観の中に、飛び込むことができる喜びを感じています! 主人公・直ちゃん含め、この作品に出てくるキャラクターはみんな、いわゆる物語の主人公にはなれない子たちなのではないかと思いました。それでも、どれだけ小さなコミュニティーにだって、社会性があって、一人一人に個性があり、物語がある。タケモンの中に潜む優しさを大切にしたいと思いました。『しょうがない』をたくさんつぶやいて、『しょうがない』が少しずつたまり、大人になってしまった気がします。どうしたって『しょうがない』と向き合わざるをえない、誰もが通った“あの頃”が詰まった作品になると思います。すてきな作品だと思っています。ぜひ、見てほしいです」と熱っぽくコメント。

 タケモンの子分的存在・ジュンヤ役には、DJ活動やイベント主催、さらにドラマ「姉ちゃんの恋人」(フジテレビ系)、映画「461個のおべんとう」(20年)の出演など、俳優としても活躍する多才なエレキコミック・やついいちろう。

 やついは「そのままの姿で小学生役をやれるなんて、コントではよく小学生役をやっているんですが、それでドラマをやっていいんだ!って思いました。楽しみですね。ジュンヤは突然やって来て、とりあえず聞いた話だけしてすぐ帰って行くという(笑)。さみしがり屋な感じがしますね。みんな面白いテンションでやっているんで、ぜひ楽しみにしていてください」と期待感をあおっている。

 そして、モデルとして第一線で活躍し、ドラマ「3年A組ー今から皆さんは、人質ですー」(日本テレビ系)、映画「キスカム!〜COME ON,KiSS MEA GAiN!〜」(20年)など、女優業での活躍も目覚ましい堀田が演じるのは、男子たちに嫌われているしっかり者で気の強い鎌田。

 堀田は「実は根深い社会問題や、大人がするとすごく生々しくなってしまう話を、子どもたちが嫌みなく言うことでグッとくるセリフや、突き刺さる言葉がたくさん出てくるので、後にも先にもない面白そうな作品だなと思いました。現場では、大人ってここまで子どもに立ち返れるんだというくらいに、みんなが本物の小学生に見えてきて、男子にイラっとした気持ちも思い出しました。撮影中、最初はすごく異様な光景でしたが、いつの間にか本当に楽しくて、空き時間もほうきで戦っていたりするのを見ながら、すごくほっこりした気持ちになりました」と撮影を振り返り、「鎌田みたいな子、実際にいたなって…。すごく正義感が強くて心(しん)があるんだけど不器用で、そういう子って男子からするとちょっと強すぎて、女の子からもあまり受け入れられなかったり、怖いというふうに思われがちでしたよね。だけど、実はすごく必要な存在で、こういう子が大人になった時に、会社を引っ張ったり、社会をより良い方向に変えていくんだなと思いました。今思えば必要なタイプの子だったなと、大切に演じました」と役どころを明かした。

 鎌田の親友で心優しい塩山を演じ、本作で芸能界デビューする水嶋は「私にとって初めて出演させていただく作品になるので、最初は身構えていたんですけど、『小学生』がテーマのストーリーを聞いた時に、この作品だったら初めてでも楽しめそうだなと思いました。初めは違和感があった撮影風景も、皆さんお芝居が上手というのもあって、途中から小学生にしか見えなくなってきました(笑)。面白いような、当たり前の景色を見ているみたいで、すごく不思議な感覚でした」と本作への印象を語り、「私が演じる塩ちゃんは、普段は天然でのほほんとしているんですけど、実は人一倍しっかりしていて心(しん)のある女の子。いつだって塩ちゃんなりの優しさで物事を考えていて、ぼやっとしているかと思えば、大人をハッとさせるような発言をして、ほかの子より一足先に高学年並みの考えを持っていると思いました。愛着をもって演じさせていただいたので、彼女たち小学生の言葉を聞いて、見ている方に何か感じていただけたらいいなと思います」と作品への意欲を感じさせた。

 さらに、映画「ホテルローヤル」「おらおらでひとりいぐも」(ともに20年)など話題作への出演が相次ぐ実力派俳優・岡山が、てつちんの兄・はずちんを演じる。

 岡山は「ありそうでなかったコンセプトに非常に心躍りました。台本に散りばめられた絶妙な『あの頃あるある』も秀逸で、この機会を逃す手はない!と思いました。直ちゃんたちを振り回す困ったお兄ちゃん役だったので、子ども時代にタイムスリップして思い切り演じさせていただきました。なかなか肩の力の抜けない世の中ですが、超絶気楽に見ていただける作品だと思います。大人になってから思い出すこともなくなった『あの頃だけのおかしみ』にぜひ肩まで浸かってください!」と本作の魅力を語った。

 近藤啓介監督は「小学3年生の物語を作って、全員が通ってきた道をもう一度歩んでみることで、大事なことを思い出すことができました。杉野さんと撮影中、何度も真面目に話しました。『ランドセルを背負った大人』が何を真面目に、と思われるかもしれませんが、それくらい真剣に作り上げたのです。渡邊さん、前原さん、竹原さんも小学生にしか見えなくなってきて、たまに我に返った時に笑ってしまいました。いじめっ子、女子、てつちん兄と濃いゲストも登場し、新風を吹かせます。ぜひ最初から最後まで見て心打たれてください!」とアピールしている。

 また、初回&最終回放送日には、杉野ら主要キャスト4人によるオンラインイベントも開催決定。撮影時のエピソードなど仲むつまじいトークを繰り広げ、彼らのサイン入り商品が当たる抽選会も実施予定。さらに、当日、配信スタジオに2組4人が招待される(https://www3.tv-tokyo.co.jp/enq/subscribe.do?id=0002D7C)。


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