「おじさまと猫」に小関裕太、武田玲奈、平山浩行、高橋ひとみ、升毅がレギュラー出演2020/12/12
テレビ東京ほかで、2021年1月6日からスタートするドラマParavi「おじさまと猫」(水曜深夜0:58)で、主人公・神田冬樹(草刈正雄)と愛猫・ふくまる(声・神木隆之介)を取り巻くレギュラー共演者に、小関裕太、武田玲奈、平山浩行、高橋ひとみ、升毅ら個性豊かなキャストが決定。さらに、ポスタービジュアが公開された。
本作は、累計140万部を誇るインターネットを中心に爆発的な人気を呼んでいる、桜井海氏の大人気コミックを連続ドラマ化。誰かに愛されたかった、おじさまとネコのハートフルストーリー。妻に先立たれて以来、ふさぎこんだ日々を送っていた世界的有名ピアニスト・神田は、ある日ペットショップで売れ残っていたブサネコのふくまると出会う。動物が苦手にもかかわらず、一目でひかれてしまった神田は、思わず「このネコをください」と告げ、その瞬間から愛されることを諦めていたネコと孤独だったおじさまの心温まる日々が紡がれていく。
数多くの映画やドラマに出演するのみならず、舞台や声優・CMなど幅広いジャンルで活躍している小関が演じるのは、神田が勤める音楽教室の同僚で、神田を慕う青年・森山良春。
小関は「原作・台本ともにほろっと泣けてくる作品だったので、森山くんを演じるのが楽しみで仕方がありませんでした! 演じた森山くんは、好きなものを見つけるとそこに真っすぐ突っ走るエネルギーと、それによって周りが見えなくなる部分を持ち合わせている元気な青年になっています! そんな青年だからこそ、無垢なパワーに神田先生もほかのみんなも悩みが吹っ飛んで背中を押されて頑張れるのではないかと、森山くんをちょびっとうらやましく思いました」と役どころを明かし、「現場では、長い待機時間に癒やしをと、平山さんがみんなにカフェで飲みものを買ってきてくださった優しさがうれしくて印象に残っています。そのおかげでリラックスして撮影に挑めました。ふくまるの声役の神木隆之介さんとは、撮影現場では会えない役柄でしたが、初めて同じ作品で共演するので、出来上がりのりゅうさんのふくまるを楽しみにしています!」と撮影を振り返り、期待を寄せている。
ドラマ・舞台やCMにも起用されるほか、ファッション誌「non-no」の専属モデルでもある武田が演じるのは、売れ残っていたふくまるを誰よりも心配していたペットショップの店員・佐藤もみじ。
武田は「この作品のオファーをいただいた時、ネコ好きとしてはとても光栄でした! そして漫画を読ませていただいたのですが、ポロポロ泣いてしまって! ふくまるちゃんに会えるのが非常に楽しみでした! 今回演じた佐藤もみじは、動物好きという点は同じでとても共感でき、動物に囲まれてる仕事をできることにとても癒やされました!」と出演を喜び、「動物愛という点は既にクリアしていたので、漫画のキャラクターのような、癒やしとタフ感というかどこか心(しん)が強そうな感じに見えたらなと思って演じていました。ふくまるがなかなか売れなくて、『もう私が飼います!』というセリフがあるのですが、売れなかった動物ちゃんたちをどうにか守りたいと思い、もし私が本当にこの状況だったら同じことを言うだろうなと思いました…!」と演じるキャラクターに共感している。
また、ドラマ「ヘッドハンター」(同系)、「やすらぎの刻〜道」(テレビ朝日系)などに出演し、映画「本能寺ホテル」「昼顔」(ともに17年)ほか、CMや数多くの話題作で活躍している実力派の平山が扮(ふん)するのは、神田をライバル視しているピアニスト・日比野奏。
平山は「私はピアノもギターも初めてでしたので、今回演じた日比野奏は、自分とは正反対の人物でした。非常にプライドが強く、繊細な印象を受けました。心の声が非常に素直で、演技中に顔に出てしまわないかとハラハラさせられましたし、二面性があるのが、もしかしたらリアルなのかもしれません」と役どころを分析し、「撮影中は、モフモフするシーンが印象的でした。ホント皆さん個性的でツッコミどころ満載でしたので、それぞれがいいスパイスでした。私もイヌを飼っていますので、動物に対する愛情やまた動物から伝わる信頼感を日々感じております。特殊なネコとの芝居でしたが、飼い犬と同じ気持ちで演じることができたと思います」とコメントしている。
そして、神田の亡き妻・神田鈴音を演じるのは、さまざまな人気ドラマや映画に出演するほか、「アウト×デラックス」(フジテレビ系)などバラエティー番組でも魅力を発揮している高橋。
高橋は「この作品のオファーをいただいた時、また草刈さんとご一緒できることと、鈴音という理想の女性を演じられることにうれしく思いました。台本を読み終わった後は、温かーい気持ちになり、心が洗われるようでした。今回演じた鈴音もまた純粋で心から夫を愛し、尊敬していて、いつも応援し信じている女性のような気がしました。常にほほ笑んでいる感じがしたので、優しいほほ笑みを絶やさないようにして演じましたが、草刈さんが神田冬樹そのものだったので、漫画の世界に引き込まれるようでした」と明かし、「撮影現場では、ふくまるを見た時、あまりに本物っぽく動くので感動しました。また、本物のネコが登場してきちんとお芝居しているのにも驚きましたが、『待て!』と言われてずっと待っている姿はとてもいじらしかったので、印象に残っています。私もずっとイヌを飼っていて、今も12才のゴールデンレトリーバーを飼っています。ふくまるのように言葉も分かるし会話もでき、表情も豊かなので、すべての部分で共感できます」と語った。
さらに、連続テレビ小説や大河ドラマ、映画「八重子のハミング」(16年)、「無頼」(20年)など数々の名作に出演するなど、抜群の存在感を放つ升が演じるのは、幼少期からの神田の親友・小林夏人。
升は「台本を読んだ時、とても癒やされる作品だと感じました。そのような作品にオファーをいただき、シンプルにうれしく、更に、親友の役として草刈さんと共演と聞き、大変光栄だと思いました。演じた小林は、ややガサツ(?)でも憎めない。基本的には優しいハートの持ち主なので、すべての部分で共感ができると思います。演じる上では、コメディー部分でデフォルメしなければならない分、シリアスな部分はより大事にしました。神田と小林は、お互いに足りない部分を補い合う、すてきな関係。この年になっても、正面を向き合っていて…理想的な関係性だと思いました。中でも、本音をぶつける、本音を聞くシーンは印象的でした」と役づくりに触れ、「また、神田を中心にして、取り巻く役どころだったので、平山さん、小関さんとはすぐに共感できて一体感がありました。年齢差を越えて、ギターの話、芝居の話ができてうれしかったです。人柄って大事だとあらためて思いました。神田とふくまるのラブラブ感。神田と小林のラブラブ感(笑)。人の優しさ、温かさ。ふんわりとした気持ちになります。おやすみ前の癒やしのひと時を、ぜひお楽しみください。いい夢が見られるはずです」と作品の世界観を絶賛しながら、アピールしている。
なお、本作は地上波での放送に先駆けて、Paraviで1月1日午後9:00から独占先行配信予定だ。
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