天国と地獄 ~サイコな2人~2021/03/15
番組情報
キャラクター紹介
- 望月彩子(綾瀬はるか)
警視庁捜査一課の刑事。努力家で正義感が強く上昇志向も強い35歳。物事を「~すべき」「~であるべき」と考える“べき論”タイプで、その物言いや性格が上司や周囲の人たちから煙たがられている。融通が利かず一直線で、頑張りすぎて失敗も多い。独自の捜査でかき集めた証拠を手に、ある殺人事件の容疑者となる男を逮捕する大チャンスを前に、その男と魂が入れ替わってしまう。 - 日高陽斗(高橋一生)
ベンチャー企業「コ・アース」社長。化学畑の研究者で、若くしてベンチャー企業を立ち上げたやり手の経営者。食品メーカー「サンライズフーズ」の御曹司でもある。頭のいい人間にありがちな「上から目線」など全くない、超スマートな好人物。しかしその本性は類いまれなる頭脳と知識を駆使したサイコパスの殺人鬼。 - 渡辺陸(柄本佑)
彩子の家に居候しているのんびり屋のフリーター。家賃、光熱費、食費などは一切払わず、家事だけを担当する彩子の完全な“ヒモ”。それでも彩子にとっては、唯一の心のよりどころ。 - 八巻英雄(溝端淳平)
彩子の後輩で相棒の若手刑事。野心より保身、出世より安定を求める典型的なゆとり世代。彩子からは「ゆとり八巻」と叱られてばかりいる。彩子と日高が入れ替わった後には、双方の間で板挟みになり、数々のトラブルに巻き込まれていく。 - 五木樹里(中村ゆり)
日高の秘書。日高とは大学の同級生で、日高のことを最もよく知る右腕的存在。自分を必要としてくれる日高の役に少しでも立ちたいと思っており、彼のことを絶対的に信頼している。 - 河原三雄(北村一輝)
彩子の先輩であり天敵ともいえる刑事。刑事としての能力は高く結果も出すが、そのための手段は選ばない危険な匂いの漂う男。上の人間の弱みを握っているとも、便宜を図っているともささやかれている。日高と入れ替わり、外見が殺人事件の容疑者となってしまった彩子を、その独特な嗅覚で幾度となく追い詰めていく。
出演者
綾瀬はるか/高橋一生/柄本佑/溝端淳平/中村ゆり/北村一輝 ほか
スタッフ・音楽
脚本:森下佳子/演出:平川雄一朗/演出:青山貴洋/演出:松木彩/プロデューサー:渡瀬暁彦/プロデューサー:中島啓介
主題歌:手嶌葵「ただいま」
概要
綾瀬はるかと高橋一生の人生が逆転! 刑事と殺人鬼の魂が入れ替わる!!
警視庁捜査一課の女性刑事とサイコパスの殺人鬼の魂が入れ替わったことを皮切りに、“善と悪”“女と男”が複雑に交錯する究極の入れ替わりエンターテインメント。上司に煙たがられ、手柄を立てて周りを見返そうと意気込むドン詰まりの刑事・望月彩子を初の刑事役に挑む綾瀬はるかが、彩子と魂が入れ替わる、表向きは超スマートな好人物の殺人鬼・日高陽斗を高橋一生が演じる。脚本は森下佳子によるオリジナルストーリーで、彩子の家に居候中のフリーター役で柄本佑、彩子の先輩であり天敵ともいえる刑事役で北村一輝が出演する。24時間365日、生活様式すべてが逆転し、一瞬の判断ミスも許されない緊張感あふれる日々が2人を待ち受ける。
記者会見情報
TBS系連続ドラマ「天国と地獄 ~サイコな2人~」の制作発表会見が東京・阿佐ヶ谷神明宮で行われ、主演の綾瀬はるか、共演の高橋一生、柄本佑、北村一輝が登壇した。ドラマは綾瀬演じる刑事と、高橋演じる殺人鬼という相反する2人の魂が入れ替わることを皮切りに、“善と悪”“女と男”が複雑に交錯する究極の“スイッチエンターテインメント”。男性役を演じる綾瀬は「座る時に脚を開いたり、脚を組んだり、ケータイの打ち方など、ささいな部分に気を付けています。(高橋演じる)日高陽斗は女性になったことを楽しんでいる部分もあって、北村さんに上目遣いをしたりする。最初はその部分が難しいなと思っていましたが、だんだんこういう感じかと、面白くなってきています」と楽しさを感じ始めていることを告白し、女性役を演じる高橋は「なじみすぎて過剰じゃないか?っていうぐらい、日常生活も内股で過ごしています(笑)」と語った。
男性を演じることがだんだん面白くなっています(綾瀬はるか/望月彩子)
(初の刑事役に)手錠だったり、慣れないものが多いですが、ぼちぼち頑張っています。(高橋と人格が入れ替わることについては)男性というだけでなく、殺人鬼、サイコパスということもあるので、高橋さんに助けてもらいながら、高橋さんだったらどういうふうに演じられるのか伺いながら演じています。しぐさについては、座る時に脚を開いたり、脚を組んだり、ケータイの打ち方など、ささいな部分に気を付けています。陽斗は女性になったことを楽しんでいる部分もあって、北村さんに上目遣いをしたりする。最初はその部分が難しいなと思っていましたが、だんだんこういう感じかと、面白くなってきています。もしも生まれ変わるとしても女性がいいですね。考えてみたんですが、女性でも男性でもできることは共通していて、違うのは体のつくりかなって思った時に、女性の方が柔らかいからいいかなって思いました。「天国だな」と思うことは、今寒いので、家に帰ってお風呂に入った時に本当に『あーっ』て、天国だと思いますね。それから現場で、足湯たんぽを用意してくださっているのですが、それに入るだけで包まれる感じがあって、これは天国だなって思っています。
女性役がなじみすぎて、普段から内股になっています(高橋一生/日高陽斗)
サイコパス役について、スタッフから「ぴったりだと言え」と言われたので、「ぴったりだ」と言います(笑)。でも、女性を演じさせていただくことはハードルが高いです。しかも綾瀬さんのようなキュートな女性なので、やりすぎてしまうと反感を買いかねない。針の穴に糸を通すように演じないといけないので、この状況が天国ではないですね。(女性役を演じることについては)今となってはなじみすぎて過剰じゃないか?っていうぐらい、日常生活も内股で過ごしています。物を投げるシーンなどはうっかり男っぽくなってしまったりしますが、何度もやらせていただくうちに力が抜けてきて、筋力ではなく感情で投げるというのは、こういうことなんだと感じたりしています。僕も「お風呂が天国だ」って言おうと思っていたので、(綾瀬と)だいぶスイッチしてきているなって思いました(笑)。綾瀬さんがはかれている足湯たんぽが、すごく良さそうなんですよ。歩くたびに、ぽちゃん、ぽちゃんと音がするんですが、それを含めて綾瀬さんがかわいいので、トライしてみたいですね。寒い現場が多いので、あれで少しでも天国を味わいたいです。
綾瀬さんの妖艶な一面が見られます(柄本佑/渡辺陸)
皆さんが大変な状況になっている中で、かなり能天気な(綾瀬演じる)望月彩子の同居人を演じます。かなり自由で、彩子の友達以上恋人未満みたいな役柄なんですが、後半に向けて事件に関与していけたらいいなと思います。彩子という猪突猛進なタイプから、非常にクレバーな陽斗になると格好よくて、妖しさが増して妖艶な感じで、綾瀬さんの新たな一面を間近で見られているなと思います。撮影中、彩子が中身は男性なのに女性っぽいしぐさをするシーンがあるんですが、その時に割と難しいシーンで、「佑くんだったら、どう言う? このセリフ」とか綾瀬さんに聞かれて、「自分のセリフで、いっぱいいっぱいなんだけどな…」と思いつつも考えてやってみると、反応がいまいちなんですよ(笑)。もしも生まれ変わるなら、女性ですかね。これまで男性の人生をやってきているので。僕は背が高いので、小柄な女性になりたいですね。女性の方が明らかに着られる服の種類が多いし、制服とか着てみたいですね。って俺は何を言ってんるだ(笑)。天国だと思う時は、お米を食べている時。おかずもいろいろあるけど、お米が好きで、1人で1、2合食べちゃうんです。
怒ってばかりいる役で、好感度が下がるかも(北村一輝/河原三雄)
僕は怒ってばかりいる役で、もう少しテレビの向こうの皆さんに爽やかな笑顔を見せたいんですが、笑うのではなくて、ニヤっとする感じで…。悪く見えるんじゃないかな、また好感度が下がるんじゃないかなと思いながら必死に頑張っています。撮影では綾瀬さんのかわいい顔でなく、キツい顔ばかり見ているんですが、近くで見るとすごく奇麗なんです。だから、2回ぐらいNG出そうかなって思ったりして(笑)。そういう感じで自分の中で楽しんでいます。僕はもしも女性になったら、人間観察を楽しみたい。友達でも対応が違う姿が見えたりするかもしれないし。普段キツい人でも、女性には甘かったりするかもしれないじゃないですか。(3人が天国だと思うことを答えたので、「地獄」を答えることになり)朝早いロケですかね。正直真っ暗のうちに家を出て、誰もいない暗い中で現場に向かう時も、何をしているんだろうって思いつつ。日が出てきた時に撮影が始まるんですけど、それが毎日あって、肌がカピカピになるんですよ。朝イチの化粧水はすごく冷たくて、優しいメークさんが敵に見えることがあります。
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