「科捜研の女」最終回で何者かが土門を監禁。マリコはリモートによる遺体検視に挑む!!2020/12/03
テレビ朝日系連続ドラマ「科捜研の女」(木曜午後8:00)。12月17日放送の最終回は、時間枠を拡大した2時間スペシャル。なんと土門薫刑事(内藤剛志)が監禁されるという前代未聞の事態が描かれる。
本作は、京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心とした、一癖も二癖もある研究員たちが、専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く、現行のテレビドラマでは最も長く続いている長寿シリーズ。今回、シーズン20がついにクライマックスを迎える。
京都府警本部でウェブ会議システムを導入することとなり、マリコら科捜研がモニターとして体験してみることに。科捜研にはシステムを開発したプログラマー・名村康祐(井俣太良)と営業担当者・椎木智里(佐藤玲)が説明に訪れ、メンバーのほか、土門や蒲原勇樹(石井一彰)にも科捜研の会議専用のIDとパスワードを発行することとなった。
翌朝、さっそく科捜研の面々でウェブ会議を開いていたところ、土門が参加してきた。だが、土門の様子がどこかおかしい。画面に映っているのは薄暗い空間で、顔も汚れている。その直後、土門の口から出たのは、驚くべき言葉だった。なんと土門は、バー経営者・安在志津枝(南野陽子)と共に何者かに監禁されてしまったというのだ。しかも現場には、身元不明の男性の遺体もあるという。
実は前日の夜、土門はコンビニエンスストアで取り乱した様子で金をおろす志津枝と遭遇。不審に思って聞いたところ、志津枝のもとに見知らぬ男の遺体が映った動画が届いていたことが判明。場所は彼女が営むバーの地下倉庫らしく、動画には「お前の店で人が死んでいる。今すぐ100万円持って来い。誰かにバラしたら動画をネットにさらして店の評判を落とす」という謎の脅迫メッセージが入っていたと分かる。早速彼女の店に向かった土門は、地下倉庫につながる階段を下りていたところで何者かに後頭部を殴られ昏倒。目覚めた時には、地下倉庫内で手錠をかけられ、携帯電話も奪われていたという。志津枝も同様に監禁されていたが、土門は彼女をしばりつけていたひもをなんとかほどき、手錠で身動きが取れないため、志津枝に室内を調べてもらい、遺体の下から1台のノートパソコンを発見。志津枝に頼んで、マリコたちのリモート会議にアクセスしてもらったのだ。
これまでにマリコが事件に巻き込まれ監禁されたことはあったが、土門がその立場に追いこまれるのは初めて。マリコたちは土門を助けるべく場所の特定を急ぐとともに、リモートによる男の遺体の検視を試みる。そんな中、さらなる事件が発生。衝撃の事態に直面した土門は、刑事としてある決断を下す――。
固い絆で結ばれ、互いに信じ合うマリコと土門。離れた場所=リモートで事件の謎を解くことができるのか? そして、マリコは科学の力で土門を窮地から救い出すことができるのか!? 次から次へとへと驚がくの事態が起き、最後の最後まで息をもつかせぬ怒濤(どとう)のミステリーが繰り広げられる。
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