年に一度のコントのお祭り「コントの日」第3弾！竹内まりやと劇団ひとりの異色コラボが実現!!2020/11/22

　11月23日にNHK総合で放送される、年一度のコントのお祭り「コントの日」の第3弾！　「日本コント協会」の会長・ビートたけしさんを筆頭に、協会会員の秋山竜次さん（ロバート）、劇団ひとりさん、斉藤慎二さん（ジャングルポケット）、新川優愛さん、チョコレートプラネットさん、東京03さん、ハナコさん、ロッチさんが新作コントに挑みます。ゲストは松本穂香さん、飯尾和樹さん（ずん）、上田航平さん（ゾフィー）、空気階段さん、林田洋平さん（ザ・マミィ）、森本晋太郎さん（トンツカタン）。ベテランから第7世代まで幅広く登場し、この番組ならではの座組になっているのも見どころの一つです。

　そして、なんと言ってもすごいのが、竹内まりやさんが番組のためにオリジナルソングを書き下ろしたということです。豪華なキャストが「新しい生活」というテーマでおくる今作を少しだけご紹介します！

　毎回、ひとりさんをはじめとするコント会員がスタジオに集結して始まる「コントの日」。今年は会長のたけしさんが、金色のハリセンや金だらいが壁に飾ってある会長の自宅（？）からリモートで登場し、「NHKでここまで言っていいのかな？」と心配になるくらい、自由気ままに時事ネタでボケまくります。会長のボケに若干困惑しながらも、収録したコントを見ていくことに。なお、コントの順番は放送に即しておりませんのであしからず。

ズブズブと森のおともだち

　ある子ども番組で、主人公・ズブズブ（ひとり）とズブズブのおともだち（新川、中岡創一）が楽しく歌を歌い始めるが…。

　竹内さんとひとりさんの異色のコラボが実現した今回の目玉企画！　架空の子ども番組でズブズブが歌う曲「ズブズブと森のおともだち」は、ひとりさんが作詞をし、竹内さんが作曲をするというぜいたくな仕上がりに。なんでも、竹内さんが「コントの日」のファンだという情報を聞きつけた番組スタッフがコントの劇中歌をお願いしたところ、快諾されたのだそう。ひとりさんは「まさかの竹内まりやさん！　楽曲も提供していただいた上にレコーディングまで参加していただけるなんて、これ自体がまるでコントです！　曲もかわいくて最高の仕上がりになりました。皆さまお楽しみに！」とコメントを寄せました。

だからなんだよ

　部活をやっている男子生徒3人（上田、林田、森本）の前に、2人のOB（秋山、松尾駿）が現れます。先輩風を吹かせて的外れなことを言っているOBに何も言えない男子生徒たち。そこへ遅れてやって来た女子部員（松本）が、OBに言いたいことをズバズバ言い返し…。

　OB役のロバート・秋山さんによると、松本さんは気が強い女子生徒役をしっかり演じていらしたので、その気迫に飲み込まれそうになったとか。一方、松尾さんは男子生徒を演じた後輩3人の演技を「抜群にうまかった」と絶賛していました。

ステイホームで覚えたラーメン

　ステイホーム中にラーメン作りにハマった課長（角田晃弘）が、自宅でラーメンをごちそうしてくれるという。3人の部下（新川、岡部大、コカドケンタロウ）が部屋の中に入ると、そこは本格的なラーメン屋さんのようで…。

　出されたラーメンを撮影の合間にちょこちょこ食べていた新川さんは、スタッフさんに「現状維持で！」とちょっと怒られちゃったとか…。あまりにおいしくて、ついつい食べてしまったそうです。スタジオトークでは、実際にステイホームをしていた時に始めたことをそれぞれが語ったのですが、ジャンポケの斉藤さんがある発言をしたことで、大騒ぎになる場面もありました。

テレワーク

　テレワークのため、会社の会議をリモートで行うことに。三上（斉藤）が会議を進行していくと、次々といろんな事実が明らかになってきて…。

　実際にリモート画面で撮影をしていたそうで、パソコンに映し出された画面でみんなの顔を見るとつい笑ってしまい、NGを連発していたんだそう。みんなが笑わないために、抑え気味の演技を心掛けて撮影されたとのことなので、見返すと新たな発見があるかもしれません。

フルーツサンド殺人事件

　あるマンションの一室で殺人事件が起き、警部補（ひとり）と刑事（角田、長田庄平）が現場検証へ。IQ200の天才女刑事（松本）が事件を再現するため、現場にあったフルーツサンドと同じものを購入してきて…。

　こちらは、警部補役のひとりさんの顔が面白すぎて、「コント内容が全く入ってこない！」とスタジオで見ていた芸人たちからクレームが。ご本人もそう思ったらしく、ひとりさんは「やり過ぎました、スミマセン！」と平謝り。

　ほかにも、7月から始まったレジ袋有料化にちなんだコント「袋、いりません」や、2人の飼育員とITジャーナリストがそれぞれの切り口で時事問題を語るコント「コメンテーター」など、今の時代に合った作品が盛りだくさんのラインアップとなっています。余談ながら、記者のオススメは「フルーツサンド殺人事件」。ひとりさんの顔があまりに印象的過ぎて、今でも忘れられません。