「35歳の少女」柴咲コウが“イマドキ中学生”を満喫!?2020/10/31
柴咲コウさん演じる時岡望美が、不慮の事故から25年の月日を経て目覚めたドラマ「35歳の少女」(日本テレビ系)。体は35歳だが、心は10歳のまま…。そんな状況に戸惑っていた望美が成長しようと歩み始めたのが、第3話でした。
しかし、幼なじみの広瀬結人(坂口健太郎)から勉強を教わりたいという希望通りにはいかず、望美は母・多恵(鈴木保奈美)に学習塾に連れて行かれます。しかも、結局は「ほかの子どもたちが集中できないから」という理由で塾からは断られてしまいます。勉強がはかどらない望美は、内緒で結人に連絡して図書館で待ち合わせることに。そして、結人が行こうとしている“リア充代行サービス”に欠員が出たと知ると、望美は「今の時代のことを知りたい」と自分も行くと言い出します。
依頼人の誕生日パーティーに出席した望美は、勧められるままにお酒を口にして酔いつぶれてしまい…。そんな望美を見て、多恵は結人との連絡手段を断たせ、さらには監視カメラを設置。それに対して望美は、「私が大好きだったママじゃない」と思いの丈をぶつけます。
そんな中、かつて父・今村進次(田中哲司)の助言を受けて仲直りのための手紙を書いていた望美は、結人の助けを借りながら多恵への手紙を書き始めます。そして、望美は25年間諦めなかったことに「ありがとう」と言って多恵にハグし、逆に「よかったね」と抱きしめてもらい、無事仲直りできました。
望美が眠っていた25年の時の流れで、多恵からは笑顔が消えて怖い顔をするようになり、進次はさえないおじさんに、妹・愛美(橋本愛)は常にイライラしていて…。しかも、その対比で、25年前のシーンが“明るい笑顔が印象的なすてきな家族”として描かれているので、現在の暗さがより一層際立っています。望美の初恋相手の結人も教師を辞めて代行業で食いつないでいるありさま。その中で、望美のピュアな姿が救いです。豊かな感情表現や、はっきりと疑問を提示する姿。そして、それを体現している柴咲さんの演技力がすごいですよね。10歳から成長していくさまがどう演じられていくか、今後が楽しみです。
さて、10月31日放送の第4話ですが、望美は仲直りした多恵がべったりしてきてうっとうしさを感じ始めます。
愛美は元カレ・相沢秀男(細田善彦)の自宅前で泥酔姿をさらしている動画が出回り、プロジェクトチームから外されてしまいます。愛美はそれが相沢と付き合っている後輩・林田藤子(大友花恋)の仕業だと確信し、女子2人によるバッチバチのバトルが勃発。「相沢のどこがいいんだ…」と、そのモテぶりに嫉妬してしまいます。
継子の達也(竜星涼)から「100万円くれたら出てきてやるよ」と言われてしまった進次は、会社で早期退職を打診されてしょんぼり。家に帰ると、妻・加奈(富田靖子)から「それで出てきてくれるなら…」と100万円を用意するしかないと促され、早期退職のことなんて伝えられる状況でもなく頭を抱えます。
一方、結人が家庭教師に来ることになり、勉強も中学生の学習内容に進んだ望美。自分が通うはずだった中学校を見に行くと、そこで今どきの中学生3人と打ち解け、制服を買って身に着けます。望美のセーラー服姿もキュート!! しかも、タピオカの味まで楽しみます! が、それからトラブルが続出し…。あんなことやこんなことが起こり、さらにはそんなことが判明…。第4話も怒とうの展開が続きますので、見逃せませんよ! そして、4話を見ながら「自分が中学生のころは…」と振り返るのだろうなあと容易に想像できますね。
ちなみにですが、望美と知り合う女子中学生役は、Hinataさん、柿澤ゆりあさん、中尾百合音さんの3人。HinataさんはTik Tokのフォロワーが280万人を超えるという現役中学生インフルエンサー。14歳にして280万人からフォローされるなんて、桁違いすぎてどうすごいのかもよく分からないのですが…。そんなHinataさんと柴咲さんの共演も必見です!
【番組情報】
「35歳の少女」
日本テレビ系
土曜 午後10:00~10:54
日本テレビ担当 K・T
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