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Sexy Zone・菊池風磨とSixTONES・髙地優吾の2ショット公開!「お互いの信頼関係が画面から伝われば」2020/10/02

Sexy Zone・菊池風磨とSixTONES・髙地優吾の2ショット公開!「お互いの信頼関係が画面から伝われば」

 Sexy Zoneの菊池風磨が主演する、日本テレビで10月19日スタートの連続ドラマ「バベル九朔」(月曜深夜0:59、関東ローカル)の撮影現場から、菊池演じる主人公・九朔満大と、SixTONES・髙地優吾が演じる満大の親友・後藤健の2ショット写真が公開された。

 ドラマは、「鴨川ホルモー」「鹿男あをによし」などで知られる万城目学氏の同名小説が原作の、予測不可能なファンタジー。脚本家を目指す、雑居ビル「バベル九朔」の新米管理人・満大が、ビルの地下1階の物置部屋から、すべての願いがかなう、偽りの世界“バベル”へと迷い込む。そこには、現実世界でやむなく夢を諦めてしまった、監督志望の親友や⾵変わりなビルの“テナントさん”たちがいた。以降、次々と起こる事態に巻き込まれ戸惑いながらも、満大は仲間たちを救い出そうと、謎に満ちた“バベル”に全力で立ち向かっていく。

 個性的なキャラクターの中で、満大が生き生きとするように、顔合わせの段階から監督らと話し合い、満大のキャラクターを作り上げていった菊池。例えば、“心配事に直面するとおなかが痛くなる”という満大の特徴は、満大のキャラクターに等身大の人間らしさをプラスするために、菊池自身がスタッフと話して生まれたもの。レギュラーキャストそろっての脚本の本読みでは、演技巧者の俳優陣との掛け合いに自然とテンポが上がり、菊池と“テナントさん”たちも間合いを図りながら、自分のキャラクターをつかんでいく。互いに探り探りながらも、コミカルになってきたセリフの掛け合いには、スタッフからも笑いがこぼれた。

 一方、10年来の仲という髙地との掛け合いでは、最初から心地よいテンポで会話が進み、監督やスタッフも驚きの表情。彼らの関係性は満大と健を通して、ドラマの中でも感じられそうだ。

 そして、まだまだ残暑の厳しい9月、いよいよクランクインを迎える。映像化するにあたり、ドラマでは原作とストーリー展開が大きく変更。「満大と同じ新鮮な気持ちで、“バベル”の世界に巻き込まれていく役柄を演じてほしい」というスタッフの思いから、菊池へ意図的に原作は読まずに撮影に臨んでほしいというオーダーもあったとか。

 「自分は人見知り」と語る菊池は、新しいチームでの撮影で、序盤は少し緊張感が漂う様子だったが、自分からもコミュニケーションをとり、数日も経つと撮影の合間にある種、冒険のバディでもある“白い服の少女”役の川上凛子となぞなぞを出しあったり、“テナントさん”のキャスト陣と年の差を感じさせない笑顔で盛り上がったり、ビルの1階にあるスナック「SNACKハンター」での撮影中は、菊池からエピソードトークを披露。会話も徐々に盛り上がり、おしゃべりが止まらない様子に。そうして打ち解けた面々で、本物のスナックに集まる常連のようなシーンがカメラに収められていった。

 また、誰も見たことがない“バベル”の不思議な世界観を具現化するために、“バベル”に現れる怪物・くらましや、ツタがうごめく、ドウリョクキといった特殊造形やグリーンバックでの撮影も。菊池はビルから飛び降りる特殊撮影や、くらましとのアクションにも挑戦。本編ではVFXも駆使し、映像を仕上げていく。さらに、原作者である万城目氏が、実際の雑居ビルでの撮影を見学。キャストとも「バベル九朔」のモデルとなった建物の話など貴重なトークを交わし、万城目氏も菊池もうれしそうにつかの間の交流を楽しんでいた。

 菊池は、髙地との共演ついて「うれしい半面、照れくさくてやりにくいかな?とも思ったんですよね。でも蓋を開けたら、そんなことなくて。お互いの信頼関係もあったりするので、それが画面から伝わればと思っています」と語り、「撮影しながら、ようやく主演の実感が湧いてきています。たくさん共演者の方がいらっしゃる現場で、当然お芝居中は集中していますが、カットがかかった時とか、ちょっとした空き時間は和気あいあいとした雰囲気で撮影が進んでいます。なんて言ったって、久々の共演者さんがいらっしゃる現場ですから! 冒険、謎解きの要素もありつつ、ヒューマンドラマの一面もあるので、ナチュラルに演じるように心がけています。いい作品にしようと一生懸命やっておりますので、最後まで見届けてください」とメッセージを寄せる。

 髙地は「最初は緊張してましたけど、1シーン、2シーン演じたら、もう普段の俺と風磨だなって思えました。クランクインの日に、変更されたセリフが僕の手元に届かないっていうことがあって。現場に慣れていないのにどうしようという感じだったんですけど、風磨と一緒だったから乗り越えられたのかなと。あれで俺が1人だったらと思うと…(笑)。映像作品のお芝居は経験が少ないので、とにかくガムシャラにやっています。不思議な世界を想像しながらのお芝居で難しさもありますが、満大のテンションにもちょっと“風磨らしいな”ってところが垣間見えたり、親友同士で感情をぶつけ合うシーンは、自分の思いで素直に演じることができたので、手応えも感じています」と菊池との撮影に自信を見せ、「ベテランの俳優さんにも囲まれて、まだまだ勉強させてもらうことばかりですが、早く完成した映像を見るのが楽しみです!」と胸を躍らせる。

 また、現場見学に訪れた万城目氏は「築40年を超えているであろう古い雑居ビルに足を踏み入れたら、そこには本物の『バベル九朔』の世界がありました。セットではない、実在のビルを撮影に使うことで醸し出される渋みと味わい。張り詰めた空気漂う部屋では、『バベル九朔』のテナントの面々、そして若き管理人が真剣に(物語上の問題を)話し合っていました。あの一筋縄ではいかない小説が、こうして目の前に形となって現れたことに感激しながら、クーラーがないリアルな雑居ビルの蒸し暑い一室でモニターを見つめました。初めてお会いしたのに、何だか初めての気がしなかった菊池風磨氏をはじめ、一癖も二癖もあるキャストの皆さんの手によって、どのような奇妙かつ奇々怪々な物語が生み出されるのか、今からワクワクしながら待っています」と感想と期待を話した。


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