霜降り明星・粗品はマエストロ!?「どの文献にも載っていない、僕が見つけた本当の都市伝説が入っています」2019/05/17

ウソかホントか分からないやりすぎ都市伝説2019春／霜降り明星・粗品インタビュー

　5月24日に放送の「ウソかホントか分からないやりすぎ都市伝説2019春」（テレビ東京系）。連載企画2回目は、霜降り明星・粗品さんにご登場いただきます！　今回がストーリーテラーとして初出演となる粗品さん。自身の都市伝説への思いや、最近起きた「ウソかホントか分からない」話などを伺いました。

── まずは、「やりすぎ都市伝説」に出演される感想から教えていただけますでしょうか。

「ワクワクしています！　テレビで最長じゃないですか？　自分の時間をこんなにいただけるなんて。自分が主役で話すにしても、長い話ってなかなかないじゃないですか。やっぱり普段のテレビとは少し違う、というところが楽しみです」

── それでは、出演が決まった時の心境はどうでしたか？

「好きな番組なので、うれしかったですね。昔から見ていましたし。自分の色が出るような都市伝説を話すことができるので、子どもの頃の夢がかなったような感じです」

── 今までもご覧になられていたんですね。今まで見てきた中で、お気に入りのストーリーテラーはいらっしゃいますか？

「そうですね…。やっぱりMr.都市伝説関暁夫先生のシリーズはすごいですよね。フリーメーソンのことも関先生に教えてもらいましたし。関先生がコンビで活動をされていた、ハローバイバイ時代のネタも見てました。ネタも好きでした！」

── “一人語り“というくくりでは、以前出演されていた「人志松本のすべらない話」（フジテレビ系）にも似通ったものがあると感じています。今回「都市伝説」にまつわる話をするにあたり、難しさを感じる点はありましたか？

「難しさはやはり感じましたね。普段やっているお笑いのエピソードトークに比べて、作戦を立てるというか。順序が大事ですよね。もちろんお笑いも大事なのですが、都市伝説は、最後の方にみんなを驚かせたり『へぇ～』と言わせる、という目的があります。そういう感覚は初めてなので、ここではこういう言葉を使って…など、気を配っています」

── 今回はピアノも披露されるそうですね。ピアノは昔から弾かれていたのですか？

「そうですね。2歳から習っていました。今回は、皆さんもピアノや鍵盤があったら試せるような曲を弾きます。ピアノは10年くらい続けましたね。音楽が好きなので、楽器は基本何でも好きです。僕はお笑い芸人と同じくらい指揮者にもなりたかったので、『やりすぎ都市伝説』では音楽にまつわる話ができればなぁと思い、披露する話に決めました」

──「お笑い」以外に「音楽」にも精通していたとは驚きです！　ちなみに、今回披露していただける話はどういったところに注目してほしいですか？

「トーク初めは、昔インターネットで少し話題になったような面白い楽譜を紹介します。そして、最後の最後には、どの文献にも載っていない、僕が見つけた本当の都市伝説を紹介します！　僕が実際に弾いて暴いていくのですが…これを見つけた時、僕は震えました（笑）。すごいかもしれないです。世紀の大発見をしてしまいました」

── なるほど…それはぜひ楽しみにしています。今、お話にも出ましたが、粗品さんが思う「楽譜の面白さ」ってどういったところにあるのでしょう？

「楽譜はすごく単純な並びなんですけど、音符が一段違って、次もまた一段違って…というだけの連続なのに、人の心を動かしまくる、旋律が完成するというのがすごいですよね。クラシックでいうと、チャイコフスキーとか好きですね。クラシック以外でいうと、ヒャダインさんが一番好きで。本当にすごいです、あの人は」

── ヒャダインさんのすごさはどのあたりに感じられていますか？

「曲が楽譜にしづらいところですかね。耳コピみたいな感じで、“聴いた音を楽譜に打ち込む”というのはできるんですが、ヒャダインさんの曲は難しいんですよ。なぜかというと、いろんな音が重なってオーケストラみたいになっているんですよね。バンドの音楽はすぐに耳コピができるのですが、ヒャダインさんの音楽は本当にできないんです。そこが魅力的ですね」

── そうなんですね。今回のインタビューで粗品さんの新たな一面が見られたような気がします！　ちなみに、最近起こった「ウソかホントか分からない」話はありますか？

「ある番組の収録の際に、相方のせいやが自分でメークをしていたんです。その時に、せいやがまず顔にファンデーションを塗って、粉をパンパンパーンとはたいて。その後に、仕上げみたいな感じでメーク落としのシートで顔をゴシゴシゴシってやってたんです（笑）。『天然なのか、ボケなのか、どっち!?』ってなりましたね。奇妙な行動過ぎて、都市伝説級に怖かったです」

── それでは、最後に見どころを教えてください。

「音楽が詳しくない人でも、すぐにピンとくる話だと思います。ぜひ、見て聞いて、体験してほしいです！」

── ありがとうございました！