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岐洲匠◆「僕の初恋をキミに捧ぐ」で弓道部部長役を好演!2019/02/06

Next Break People

 2017年に放送された「宇宙戦隊キュウレンジャー」で型破りな主人公を演じ、本作が本格的な俳優デビューながら一躍注目を集めた岐洲匠。その後も映画、ドラマなどで活躍し、現在は「僕の初恋をキミに捧ぐ」(テレビ朝日系)にイケメン生徒会メンバーであり弓道部部長・神尾耕太郎役で出演中。演じる神尾についてや、同年代の俳優がそろうドラマ現場での様子、岐洲自身のプライベートについても聞いた。

── 演じる神尾耕太郎はどんな人物ですか?

「生徒会メンバーの一人で、宮沢氷魚くん演じる生徒会長の“昂サマ”のことが大好き。“昂サマ軍団”として常に一緒にいます。原作漫画では常に敬語で周りから一歩引いたところからみんなを見ているような硬いキャラクターですけど、ドラマではより高校生らしさを出すために『少し柔らかさを足していこう』と監督と話し合いました」

── 背筋がスッと伸びている感じなど、弓道部姿が板に付いていますね。

「僕自身はけっこう猫背なので、気をつけています。撮影が終わった後は背中が痛いです(笑)。弓道の練習もさせていただきました。楽しかったですが、想像をはるかに超える難しさでした。ちゃんと引けていないと矢が的まで届かない。桜井日奈子さんが演じる繭ちゃんも同じ弓道部なので一緒に練習したんですけど、すごく上手! 彼女の方が一日多く練習していたそうなんですけど、フォームがキレイで。本番でもかなり惜しいところまでいっていたんです。集中できるスポーツはたくさんあると思いますが、ここまで自分と向き合って集中できる空間に立てる競技があるとは知りませんでした。今後も機会があればやってみたいです」

── 撮影現場の雰囲気はいかがですか?

「常に明るいです。僕や、昂サマが出てくるシーンでのテスト撮影では絶対に一回は笑っちゃうんです。昂サマを筆頭にした僕ら生徒会メンバーが出てくると、ドラマから急に2.5次元系っぽくなるというか。漫画感が強いんですよね…(笑)」

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── 物語の中盤以降はシリアスになる部分も出てくると思いますが、そこではどう演じようと?

「まだどうなるのか想像もつかないですが…僕は原作がある作品の時は、いつも台本に演じるキャラのイラストを描いて照らし合わせるようにしているんです。もともと漫画やイラストが好きでしたし、そうすることでより心情を想像できるので。なので、今後も同じように臨んでいくと思います。神尾の泣いている顔やすごく真剣な時の目などを台本に書いていって、その瞬間、瞬間の心情をしっかりと演じたいです」

── 岐洲さんは漫画を読むのもお好きなんですよね? 今ハマっている漫画は?

「ずっと今継続して読んでいるのは『僕のヒーローアカデミア』。本当に大好きです。あと1カ月くらい前に買ったのは、『アカメが斬る!』っていう殺し屋の話なんですけど、それをずっと読んでいます。漫画を読むのは癒やしの時間です」

── 最後に今後の神尾的な見どころをお願いします。

僕のお芝居はまだまだですが、昂サマ軍団のコミカルな掛け合いはぜひ注目して見ていただきたいです。全員キャラが違っていて、僕もしっかりと分けて演じているつもりです。ワクワクしてもらえるようなお芝居ができたらいいなと思っているので、昂サマと富田健太郎くん演じる生田と神尾、この3人が出てきた時には「あ、またこの人たち出てきた!」と楽しんでいただけたらうれしいです。

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【プロフィール】

岐洲匠(きず たくみ)

1997年4月13日、愛知県生まれ。牡羊座。A型。
2017年に「宇宙戦隊キュウレンジャー」で本格的に俳優デビューを果たす。近年の出演作にドラマ「チア☆ダン」、「こんな未来は聞いてない!!」、映画「青夏 きみに恋した30日」(すべて18年)などがある。

【番組情報】

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「僕の初恋をキミに捧ぐ」
2月9日
テレビ朝日系 
毎週土曜 午後11:15~深夜0:05

累計発行部数800万部を超える青木琴美の漫画をドラマ化。20歳まで生きられない逞(野村周平)と、逞を一途に愛する繭(桜井)の純愛を描く。逞が照(馬場ふみか)に「繭のことが好きだから」と宣言。しかし直後、照の容態が急変してしまう。一方、逞を待つ繭のもとには昂(宮沢)が現れ…。

取材・文/松木智恵 撮影/蓮尾美智子



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