ドラマとアニメの天久鷹央が夢の共演! 橋本環奈と佐倉綾音、お互いの印象とは?2025/04/19 07:00

テレビ朝日系で4月22日からスタートする「天久鷹央の推理カルテ」(火曜午後9:00、初回は6分拡大で放送)。ベストセラー作家で現役の医師・知念実希人氏による同名小説シリーズを原作に、橋本環奈演じる驚異の知能を誇る診断医・天久鷹央が、三浦翔平演じる内科医・小鳥遊優とバディを組み、超越した頭脳&医師としての圧倒的な知識や洞察力を武器に、謎多き事件や現象を鮮やかに解決していく本格医療ミステリーだ。
放送に先駆け、ドラマで天久鷹央を演じる橋本さんとアニメで天久鷹央の声優を務め、ドラマでも第1話のゲストとして登場する佐倉綾音さんが囲み取材に応じ、記者からの質問に答えた。

アニメ「天久鷹央の推理カルテ」の感想を聞かれた橋本さんは「もともと原作が好きで、今回ドラマの撮影のタイミングでアニメが放送されていたので毎週楽しみに見ていました。佐倉さん演じる鷹央のキャラクターが大好きで、人とのコミュニケーションが苦手な部分と謎に対しての探求力を声色で表現されていて、ぐっと引き付けられました。特に小児科病棟で繰り広げられる『天使の舞い降りる夜』で丸くなって落ち込んでいく鷹央には、思わずつられて泣きました。鷹央自身、コミュニケーションに苦手意識があるところに人間らしさを感じて、アニメで鷹央の魅力を存分に感じさせていただきました」とアニメ版の魅力を語った。

続けて、ドラマ化を聞いた際の感想を聞かれた佐倉さんは「キャストの発表があった時になんて完璧な実写なんだろうと思っていました。その後、ドラマのキービジュアルが発表された時にアニメチームで原作のイラストを担当されている、いとうのいぢ先生の絵をAI生成したのではと思うぐらい理想の実写が展開されていて、予想を超えてきました」と衝撃を受けた様子。

ドラマの撮影の手応えを聞かれた橋本さんは「今のところ手応えを感じる余裕がなくて、とにかく医学用語満載のセリフが難しくつらつらとしゃべるのに努力してます。鷹央のキャラクターは濃いので、たくさん要素を詰め込みすぎると1人の人間として浮いちゃうんじゃないかと考えつつも、突拍子のない天才的な行動や、普通じゃない行動をしなければいけないことが多く、映像で見た時にキャラクターとして成り立っているのか手探りな状況ばかりです」と撮影の苦労を語る。
一方、久々のドラマ出演の感想を聞かれた佐倉さんは「『王様戦隊キングオージャー』(テレビ朝日系/2023年)と同じスタジオでの撮影で、当時の感覚がよみがえってきました。普段あまり顔を出す仕事を受けることがないので、恥ずかしいのですが、10年前から原作を読んでいて大好きで、アニメに携わってからはドラマとのコラボにワクワクしていたので、恥ずかしさを乗り越えて、何か私にもできることがあるなら頑張ろうと思っています」と意気込みを交えて振り返った。

共演が決まった際、それぞれ共通の友人である浜辺美波さんに連絡を取ったと語るお二人。佐倉さんの印象を聞かれた橋本さんは「あまり声優の方とお会いする機会がなく、お仕事の接点もなかったので、声優さんの業界についてよく知りませんでした。そんな疎い私でも、佐倉さんの名前を聞いて驚くくらい有名な方。アニメ版で鷹央が診断を下すところはカッコイイと思い、声でこんなにも感情が動くんだと感動しました。私自身、ナレーターやアフレコの仕事も珠にさせていただくので、いつも息切れするシーンや身ぶり手ぶりがない状態で相手に伝えなければいけないというのは本当に難しいと実感しています。なので、アニメは視聴者として楽しませていただいています。実際に会ってみると印象のままで優しくすてきだなと思いつつも、みーちゃん(浜辺美波)が面白いと言っていたのでこれからお話するのが楽しみです」とコメント。
続けて、佐倉さんにも橋本さんの印象を尋ねると「実は初対面ではなく、十数年ほど前に橋本さんが出ている映像で、橋本さんの声を担当させていただきました。その際、映像で撮影しているところを陰から眺めたことを、橋本さんが天久鷹央を演じると聞いて思い出しました。当時から変わらない透明感だと感じました」と意外な共演の過去を告白していた。
【番組情報】
「天久鷹央の推理カルテ」
テレビ朝日系
毎週火曜
午後9:00~9:54 ※初回は6分拡大
テレビ朝日担当/S・A
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