樋口真嗣×草彅剛「新幹線大爆破」の魅力とは？ 新カット＆相関図＆メーキング画像が解禁2025/04/14
Netflixでは、4月23日からNetflix映画「新幹線大爆破」を独占配信。このたび、場面写真・メーキング写真・相関図が一斉解禁された。
映画「日本沈没」（2006年）の樋口真嗣と草彅剛が再びタッグを組んだ「新幹線大爆破」。東京行きの新幹線・はやぶさ60号に爆弾が仕掛けられ、速度が時速100kmを下回ると爆発するという状況下で、車内はパニック状態に陥る。時間との闘いのなか、乗客全員を救うべく鉄道人たちが奔走。スリルと緊張感あふれるノンストップサスペンスエンターテインメントが幕を開ける。
草彅剛ら豪華キャストが演じる個性的なキャラクター
本作の大きな魅力は、なんといっても豪華キャスト陣。主人公の車掌・高市和也を演じる草彅の活躍に、常に注目をしていた樋口監督だったが、ここ数年の目覚ましい評価の高まりを見ている中で「ぜひまた一緒に新作！をとの思いがメラメラと芽生え」再タッグに至ったとのこと。草彅と共に新幹線に乗り合わせたもう1人の車掌・藤井慶次は、「高市に厳しく指導されながらも愛される後輩キャラ」というイメージに合ったという、細田佳央太が抜てきされた。また、運転士・松本千花に扮（ふん）するのはのんだ。樋口監督が彼女の“監督”としての撮影現場を見たことで、「俳優の時には見せないような監督としての強く厳しくりりしい一面」に役どころを重ね合わせオファーした。
そのほか、爆弾の恐怖におびえる乗客たちも個性的な面々が顔をそろえた。起業家YouTuber・等々力満には「トリックスターでありながらもどこかつかみどころのない」様子をうまく出せるのではと考え、要潤を起用。衆議院議員・加賀美裕子役の尾野真千子には「いい意味で伸び伸びと暴れてほしい」と依頼したのだという。
そして、事件に巻き込まれた新幹線を、指令所のリーダーという立場から救出しようとする新幹線総合指令所の総括指令長・笠置雄一役は斎藤工が務める。「優秀で若くして重責を担う立場に置かれた笠置の、責任感と同時に若さゆえの危うさを兼ね備えた」という難しい役どころを、樋口監督が全幅の信頼を置く斎藤が演じきる。
JR東日本の特別協力で可能になったリアリティー
予告映像を見た鉄道ファンの間では、既に大きな話題を呼んでいるが、作品に説得力を持たせた最大の要因ともいえるのが、JR東日本の特別協力だ。本プロジェクトの「エンタメで東日本を盛り上げたい」という熱い気持ちに共鳴し、原作では成しえなかった協力が得らることになった。実際の駅舎や、運行しているはやぶさを貸切っての撮影など、異例のロケーションが可能に。これにより、作品のリアリティーが最大限に引き上げられているのは間違いない。
原作の大ファンである樋口監督がこだわり抜いた“リブート”
75年に劇場公開された「新幹線大爆破」を原作に、ストーリーを再構築するという“リブート”という形で現代によみがえったこの作品。公開当時から原作の大ファンだった樋口監督が手掛ける際に注目したのは、「警察は犯人を捕らえられるが、新幹線で起きること自体を解決できるのは鉄道人だけ」だということだ。さらに、「事件解決に向けての方策、アイデアが次々に繰り出されるような展開」にすることで、作品はさらにノンストップ感を増すことになった。加えて、パニックになる乗客にもスポットを当て、事件に巻き込まれた人々の目線で視聴者が作品を体感できる。原作ファンである樋口監督ならではの目線が、存分に生かされている。
時速100km以下で即爆破——。いつ何が起こるか分からないギリギリの緊張感と、息をもつかせぬスリルの連続、決して止まることが許されないノンストップの新幹線で繰り広げられるギリギリの攻防は、果たしてどんな結末を迎えるのか。ますます期待が高まる。
【コンテンツ情報】
Netflix映画「新幹線大爆破」
Netflix
4月23日から世界独占配信
出演/草彅剛、細田佳央太、のん、要潤、尾野真千子、豊嶋花、黒田大輔、松尾諭、大後寿々花、尾上松也、六平直政、ピエール瀧、坂東彌十郎、斎藤工
監督/樋口真嗣
原作/東映映画「新幹線大爆破」（監督／佐藤純彌、脚本／小野竜之助、佐藤純彌／1975年作品）
この記事をシェアする
