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「ディアマイベイビー」野村康太、マネジャーの“狂愛”受ける俳優役に「共感できる部分も」2025/04/04

「ディアマイベイビー」野村康太、マネジャーの“狂愛”受ける俳優役に「共感できる部分も」

 テレ東×アミューズクリエイティブスタジオが共同製作した完全オリジナル漫画を実写化した「ディアマイベイビー~私があなたを支配するまで~」(テレ東系)。本作の主人公である芸能事務所のベテランマネジャー・吉川恵子は、新人俳優・森山拓人に異常なまでの愛を注ぐが、やがてその執着は狂気へと変貌して…。そんな鬼気迫る“狂愛サスペンス”を、4月4日から連続ドラマで送る。

 そんな本作で恵子の狂愛を受け、やがて精神がむしばまれていく俳優・拓人を演じるのは野村康太さん。野村さん自身をイメージして書かれていたという拓人の役柄についてや主人公・恵子を演じる松下由樹さんの印象、本作に感じる魅力などを聞いた。

――まず、脚本を読んだ時にどのような印象を受けましたか?

「衝撃的でした。普段台本を読むときは休憩を挟みながら読み進めるタイプなのですが、この作品はとにかくドキドキハラハラな展開が続くので、気が付いたらどっぷり没入していて…。休憩を取ることもなく、最後まで読み終えてしまいました。怖さも含めて、すごく面白かったです」

――演じる拓人に共感できる部分はありましたか?

「拓人は新人俳優なのですが、僕自身もまだキャリアが浅いので、わりと共感できる部分が多かったです。現場でどうしたらいいか分からず、恵子に言われたことをすんなり聞いてしまったり、お芝居をするのに緊張でガチガチになってしまい、“駄目だったな”と落ち込んだり…。そして、拓人はこれまで誰からも愛されることなく生きてきた子なので、恵子のように自分を宝物のように扱ってくれる人が現れたら、それが過剰な愛情と分かっていても依存してしまう。その心境も理解はできる気がします」

――なんと、拓人は野村さんをイメージして書かれたキャラクターだそうで。

「そうなんです。脚本を手がけた岸本鮎佳さんが、キャストが決まる前から僕をイメージして書いてくださっていたみたいで、拓人役が僕に決まったと知った時は驚いたとXに書かれていて。なので、セリフの言い回しなども納得できるものばかりでしたし、すごく落とし込みやすかったです」

「ディアマイベイビー」野村康太、マネジャーの“狂愛”受ける俳優役に「共感できる部分も」

――そんな拓人というキャラクターを作り上げるにあたって、事前に準備したことがあれば教えてください。

「拓人は幼少期に両親が離婚し、母親に引き取られたものの、愛されることのなかった子ども時代が影響し、恵子に依存してしまうことになります。なので、拓人を演じる上で彼の幼少期を作り上げることが重要だと感じて。シングルマザーや家族が題材になっている映画を見て、似た境遇の子どもたちの心情に触れるようにしていました。あとは、母親役を演じる山口紗弥加さんのお写真を何枚も見て、『この人が僕の嫌いな母親だ』と言い聞かせたり…。(本作の)タイトルバック撮影の時も山口さんの撮影を拝見させていただいて、その姿を目に焼き付けて撮影に臨みました」

――野村さんが思う拓人の“推し”ポイントは?

「拓人はとにかく純粋で真面目で、いろいろなことに真剣に取り組んでいくのですが、そのピュアさ故に恵子に飲み込まれてしまい、じわじわと精神をむしばまれていきます。そんな拓人の変化を丁寧に表現するべく挑んでいたので、ぜひそのグラデーションにご注目いただきたいです」

――主人公・恵子役を演じる松下さんとは本作が初共演とのこと。撮影をされてみて、印象はいかがでしょうか。

「とても優しく柔らかい方で、初めてお会いした時は“こんな方がどうやって狂気じみた恵子を演じるのだろう”と全く想像がつかなかったです。でも、実際に一緒にお芝居をさせていただく中で、目が合った時にグッと恵子に引き込まれる感覚に陥って。松下さんのおかげで、自然と拓人を演じることができました」

――そんな恵子の魅力や強みをどういう部分に感じますか?

「恵子は客観的に見ると狂気的な人ですが、その自覚は全くなく、ただただ森山拓人という人間をスターにするべく行動しているだけなんです。自分以外の誰かのためにあんなに頑張れる人はなかなかいないと思うので、そこは一つ魅力でもあるのかなと思います」

「ディアマイベイビー」野村康太、マネジャーの“狂愛”受ける俳優役に「共感できる部分も」

――すでに撮影を終えられた中で、印象に残っているシーンを教えてください。

「まずは、恵子から『お芝居に集中してほしいから、一緒に住まない?』という提案をされるシーン。自分と重ね合わせて考えると“正直厳しいな”と思います(笑)。そして、終盤では拓人が恵子によって監禁されてしまうのですが、ある理由から『バブちゃん!』と言いながら包丁を持って迫ってくるシーンもすごく怖くて…。(拓人の)お母さんと恵子さんが取っ組み合うシーンも出てくるのですが、このシーンもそばで見ていてあぜんとしてしまうくらい強烈でした。脳内にずっとお二人の恐ろしい表情が残っています(笑)」

――もし、恵子がご自身のマネジャーだったら? 野村さんご自身はどんなマネジャーの方が理想ですか?

「僕は怒られるのが苦手なので、恵子のようにいろいろ言ってくる人とは合わないと思います…。でも、愛情を感じられないと不安になってしまうのは僕も同じなので、あそこまで一心に愛情を注いでくれるのはありがたいなと思う側面もあって。そして、僕はマネジャーさんを頼ってしまうことが多いので、そういう時に寄り添ってくださる方だとうれしいです」

――この作品のテーマにちなんで、野村さんが“愛”しているものは?

「美容グッズです。現場で(南雲美羽役の)中村ゆりかさんが顔や首をコロコロしてマッサージできるアイテムを使われていて、思わず『どこで買えるんですか?』とお聞きして同じ物を購入したことも(笑)。最近のお気に入りは、タコの足のような形をしている、頭皮のマッサージ器です。小さいのでどこでも使えますし、お値段がお手頃なのに程よい強さで刺激してくれるのでお薦めです。今日も現場に持ってきています!」

「ディアマイベイビー」野村康太、マネジャーの“狂愛”受ける俳優役に「共感できる部分も」

――2022年のデビュー以降さまざまな作品に出演し続け、着々と実績を積み上げている野村さんですが、俳優をやる上で大切にされていることは?

「周りの方々への感謝の気持ちです。さまざまな作品に出演させていただいていますが、それは支えてくださるスタッフの皆さん、キャストの皆さんがいるからこそ。皆さんのおかげでお芝居に集中し、演じ切ることができましたし、何事も自分の力だけではないというのを常に言い聞かせています。感謝の気持ちはずっと忘れずに進んでいきたいです」

――最後に、ドラマ序盤の見どころを教えてください。

「序盤では、恵子の拓人に対する狂気的な愛情のジャブが見えてきます。そこから恵子がどうなっていくのか、後半で展開する強烈な展開の前兆をまずは楽しんでいただけたらうれしいです」

【プロフィール】
野村康太(のむら こうた)

2003年11月30日生まれ。東京都出身。O型。メンズノンノ専属モデル。近作はドラマ「パーフェクトプロポーズ」(フジテレビ/24年)、「あの子の子ども」(フジテレビ系/24年)、「夫の家庭を壊すまで」(テレ東系/24年)、「その着せ替え人形は恋をする」(TBS・MBS/24年)、「クジャクのダンス、誰が見た?」(TBS系/25年)など。現在、「パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実」(フジテレビ系)にも出演中。5月2日に主演映画「6人ぼっち」が公開予定。

【番組情報】
ドラマ24「ディアマイベイビー~私があなたを支配するまで~」

テレ東系
4月4日スタート
毎週金曜 深夜0:12~0:42

【プレゼント】

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【締め切り】2025年4月25日(金)正午

取材・文/片岡聡恵


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