「トウキョウホリデイ」ガルフが海外のドラマ初挑戦！「共演者が瀧本美織さんで良かった」2025/04/06 12:00
TVerでは、ガルフ・カナーウット（Gulf）と瀧本美織がダブル主演を務め、テレ東系連続ドラマ「トウキョウホリデイ」（木曜深夜0：30。BSテレ東では4月6日スタート 日曜深夜0：00）の第1話の配信がスタートした。
「トウキョウホリデイ」は、仕事に追われ大切なものを見失いかけているタイの国民的俳優・アティット（ガルフ・カナーウット）が、異国の地の日本で石田桜子（瀧本美織）と出会い、恋に落ち、大切なものや本当の幸せを見つめ直していくオリジナルラブストーリー。このたび、主演の2人が作品にかける意気込みを語った。
――脚本を読んでの印象は？
瀧本 「ガルフさんは実際にタイで人気の大スターで、それがそのまま本作のストーリーに生かされています。ガルフさん演じるタイの国民的俳優・アティットが桜子のような普通の女の子と出会って物語が展開していきますが、2人の関係がラブになるのか、友情になるのか……どんなふうに広がっていくのかワクワクしながら脚本を読みました」
ガルフ 「役柄がかなり自分に近く、共通点や共感できる部分がたくさんありました。どのシーンでも、かわいらしさを出せると思います。一生懸命取り組んで、いい作品にできたらいいなと思っています」
――演じる役の印象を教えてください。
瀧本 「桜子はいろいろな思いを抱えながら、一生懸命生きている普通の女の子という印象です。広い世界に飛び出したいという思いを持っている一方で、どこか諦めてしまっている。自分で自分を制限してしまっているのですが、アティットと出会ってどんなふうに自分の世界を広げていくのか、楽しんで演じたいと思います。お団子屋さんの娘役は初めてですが、お団子をいっぱい食べることになりそうなのも楽しみです（笑）」
ガルフ 「僕もアティットと同じように、仕事で疲れた時に『逃げたい』と思ったことがあります。実際に逃げたことはありませんけど（笑）。仕事で疲れた時に、どこかに逃げてちょっと休憩したいと思う部分も共通していて、今回、役を演じることでそれを体験できることが楽しみです」
――お互いの印象は？
瀧本 「とても紳士的で優しい方です。お会いした初日に番組公式TikTokの撮影を一緒にして、チャーミングな一面も見ることができました。少年のようにはしゃぐ姿が垣間見えて、とてもすてきな方だなという印象です」
ガルフ 「日本語のセリフもあるので、本読みの時からとても緊張していました。しかし、美織さんを見るといつも笑顔でリラックスさせてくれたので、共演者が美織さんで本当によかったと思っています」
瀧本 「うれしいです！ ありがとうございます！」
――ガルフさんは、今回のドラマ出演を日本でのファンイベントで発表されました。ファンの皆さんの反応はいかがでしたか？
ガルフ 「海外のドラマに出演するのは初めてなので、たくさんの方から『頑張れ！』というメッセージをいただきました。エールと元気をもらえて、とてもうれしかったです」
――瀧本さんは、1月クールに放送された「財閥復讐～兄嫁になった元嫁へ～」（テレ東系）とは、全く違う役柄を演じることになりますね。
瀧本 「『財閥復讐』のような復讐（ふくしゅう）劇も、今回の『トウキョウホリデイ』も上村奈帆監督が手掛けていることに驚きを隠せません。『財閥復讐』で演じた絵理香と今回演じる桜子は180度違うキャラクターと言ってよいと思いますが、桜子の方が私の素に近いです。最近、刺激的な役を演じることが多かった分、今回の作品では自分もほっこり癒やされながら演じられそうだと思いました」
――「トウキョウホリデイ」で描かれる“国籍を超えた恋”について、2人が抱いている印象も聞かせてください。
瀧本 「恋だけでなく、国籍を超えた交流もすてきだと思います。タイの俳優さんとお仕事させていただくのも今回が初めてですし、桜子ちゃんと同じように、私も海外にはとても興味があります。いろいろな国の方と交流してみたいですね」
ガルフ 「僕も国を超えた恋や交流はすてきだと思います」
――ドラマのタイトルが「トウキョウホリデイ」ですが、休日の過ごし方を教えてください。
瀧本 「少し遠くの海を見にドライブしたり、歌とダンスが好きなので、カラオケに行ったり、時間がある時はスタジオに行って踊ることもありますね」
ガルフ 「ネコを飼っているので、家で一緒に遊んで過ごしています。タイにいる時は毎日仕事で、たまに休日があるとリラックスしたいので、家でネコちゃんとゆっくり過ごすことが多いですね。日本でも、基本的には部屋で寝ています（笑）。元気がある日や、夜眠くない日は、ダーツバーに行ったりしています」
――これから撮影とのことですが（取材時）、日本とタイの違いを感じることはありますか？
ガルフ 「まだ本読みをしたばかりですが（取材時）、日本だとシーンを分けて本番さながらに本読みするので、そこが違うと感じました。タイでの本読みだともう少しフレキシブルで、一度全体を読んでから個別のシーンを読んだりしていきます。第1話の初めて桜子と出会うシーンはかわいらしいシーンになるのではないかと思っているので、皆さんにも注目してほしいです」
――ガルフさんは日本語、瀧本さんは英語で話すシーンもあると思いますが、どのように準備されていますか？
ガルフ 「実際に作中で話す日本語をピックアップして、どういう意味かを理解してから話すようにしています」
瀧本 「ガルフさんと同じで、私もそのセリフをまず覚えて意味を理解するようにしています。ものまねが得意なので、発音はすごく褒めていただきました。自分でも少し勉強はしていますが、やっぱり日本語で生活しているので英語は難しいなと感じます。ガルフさんは、一生懸命日本語を話そうとしている姿がすてきです。私もタイ語を学んでみたいと思いました」
ガルフ 「タイ語は難しいですよ。日本語でいう“゛”（濁点）や“゜”（半濁点）がタイ語では何種類かあって、それが入るか入らないかで発音が変わってきたり、日本の方があまり発音しない音もあります。発音は似ていても実際に書いてみると意味が違うものもありますね」
瀧本 「とても難しそうですね……」
――瀧本さんに、ガルフさんがおすすめするタイの場所はどこですか？
ガルフ 「チェンマイですね。北の方にあり、日本だと北海道みたいな感じ。タイでは一番寒い地方になるのですが、それでも東京よりは暖かいです（笑）」
――視聴者に向けて、見どころやメッセージをお願いします。
瀧本 「ラブストーリーとうたっているので、胸キュンシーンもあると思います。きっと皆さんに楽しんでいただける作品になると思いますのでぜひご覧ください」
ガルフ 「『ローマの休日』ファンの方にも見てほしいですよね。2人でいい作品を作り上げていくので、ぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです」
【番組情報】
「トウキョウホリデイ」
テレ東系 木曜深夜0：30～1：00
BSテレ東 日曜深夜0：00～0：30
※TVer、ネットもテレ東、Leminoで見逃し配信中。
＜第1話 あらすじ＞
主演映画のキャラバンで来⽇したタイの国民的俳優・アティット（ガルフ）。“微笑みの王⼦”の愛称で愛される彼は、仕事に忙殺され、こっそり滞在先のホテルを抜け出してしまう。周りを気にせず⾃由に過ごせる喜びをかみ締めるアティット。そんな時、路地にポツンとたたずむ甘味処「とき和」を見つける。石田桜子（瀧本美織）は、留学の夢を諦め、父が経営するその甘味処で店番をしていた。運命の出会いで、2人の止まった時間が動き出す。
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