樋口日奈、田中直樹らが「おとなになっても」出演決定！　コメントも到着2025/04/01

　Huluでは、山本美月、栗山千明の共演でおくるHuluオリジナル「おとなになっても」を4月26日から独占配信。2019年5月号～23年10月号まで「Kiss」（講談社）で連載されていた志村貴子氏の同名コミックが実写ドラマ化される。配信まで1か月を切り、このたび、錫木うり、樋口日奈、織田梨沙、野口かおる、田中直樹の出演が発表された。

　「おとなになっても」では、小学校の先生をしている既婚者の大久保綾乃（山本）が、行きつけのダイニングバーで働く平山朱里（栗山）と出会うことから突然始まった、ビターなおとなの女性同士の恋愛が描かれる。恋も、結婚も、仕事も、家族も、人間関係も、大人になったらすべてがうまくいくと思っていたけど、30代になってもまだ全然大人じゃない――。ほろ苦い思いや葛藤が交錯する、十人十色の大人たちが織り成すヒューマンドラマだ。

　錫木は、ニートでひきこもり気味の綾乃の夫・渉（濱正悟）の妹・大久保恵理役。恵理は、物語の最初と最後で大きく印象が変わり、綾乃と朱里同様に目が離せないキャラクターのうちの1人だ。

　錫木は「気付けば、私は『大人』として位置づけられる年齢になっていました。この物語を生きる人々は、人を振り回し、振り回され、そして自分自身にも振り回されながら葛藤しています。一生懸命に目の前の物事と対峙（たいじ）している、そんな人たちが私は好きです。自分の人生を歩む中で、後悔を恐れ、欲望や直感をどこかに置き忘れてしまわないように、大切に胸にしまっておきたいです。この作品を通して、一生懸命向き合うという勇気を少しでも感じていただけたらうれしいです」とアピール。

　乃木坂46卒業後は、俳優として本格的に活躍する樋口が演じるのは、姉思いな綾乃の妹・三宅楓。姉のことを慕うあまり、時には突拍子のない行動を起こし、綾乃や朱里を驚かせる。

　「『おとなになっても、どんなことがあっても、味方である』そんな家族の一員として心強い存在で居られるよう楓を演じました。私も私生活では姉が2人いるのですが、絶対に揺るがない愛が3姉妹の中で存在していると感じます。物語の中ではお姉ちゃんに寄り添い、支える立場の楓。しかし過去には、逆に楓がお姉ちゃんの存在に助けられたことがあったり……。綾乃と朱里の2人の物語と共に、お姉ちゃん（綾乃）と妹（楓）が築いてきた絶対的な絆の強さもほんのりと感じながら、楽しんでいただけるとうれしいです」と楓のキャラクターを紹介する。

　また、朱里とクラブで出会い、その日のうちに意気投合する自主映画監督・久遠茜に扮（ふん）する織田は、「私にとってこの作品は新しい価値観を与え、理解を深められる貴重な経験でした」と語り、綾乃と同じ学校の教師・柿崎久美子役の野口は、「湯治先の草津温泉に『おとなになっても』のコミックス10冊を持ち込んで爆読み＆号泣した」というエピソードを披露。また「我輩ですか？　自前の眼鏡でお邪魔してます」とチャーミングなコメントを寄せた。

　そして、朱里が働くダイニングバーの店長・岩上隼人役を務める田中は、「原作が面白くて、面白くて、こんなすてきな作品に関われることができて、とても幸せでした。私も大人ですが、大人になっても迷うことはあるし、何が正解なのか分からない時があります。きっと綾乃と朱里もそうだと思います。2人をはじめ登場人物の心の動きが、とてもリアルに描かれています。ほんとにすてきな作品なので、大人はもちろんのこと、ぜひたくさんの方に見ていただきたいです」と作品の魅力を伝えている。