香取慎吾主演「日本一の最低男」がクランクアップ!「ひまりと朝陽が駆け付けてくれてうれしい」2025/03/19 06:30

フジテレビ系で3月20日に最終話を迎える、香取慎吾主演の木曜劇場「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(木曜午後10:00)がクランクアップ。香取をはじめ、この番組を支えたキャストたちが続々撮了し、クランクインから約4カ月間の撮影を振り返った。
香取が11年ぶりにフジテレビ制作の連続ドラマで主演を務める本作は、選挙で当選するためにイメージアップを狙う大森一平(香取)が、シングルファーザーの義弟・小原正助(志尊淳)とその子どもたちと暮らすことになることで巻き起こる出来事を描く完全オリジナル作品。

最初にクランクアップしたのは、一平の幼なじみで議員秘書の真壁考次郎を演じた安田顕。最後は香取とのシーンだった安田は、「香取さんとドラマでお芝居をするのは初めての経験で、とても光栄でした。呼んでくださったプロデューサーさん、監督さん、ありがとうございました。またよろしくお願いいたします、お疲れさまでございました!」と語り、香取とガッチリ握手を交わした。
続いて志尊と、正助の子どもたちを演じた増田梨沙と千葉惣二朗、そして、一平の後輩・今永都役で登場した冨永愛ら、“最低男”と深く関わった面々が撮了を迎え、それぞれがキャスト、スタッフに感謝を述べ、香取とハグで長期間の撮影をねぎらい合った。

一平の義理の弟・正助を演じた志尊は「4カ月という長い間ご一緒させていただけて、大変なこともありましたが、視聴者の方にとってすてきな作品になっていることが誇らしい」と語り、「子どもの頃からテレビで見ていた香取さんと一緒に作品をつくることができて幸せでした」と明かした。そして「クランクインした当初から子どもたちが楽しめる現場であったらいいなと思っていたんですけど、皆さんが常にそういう空気や現場を作ってくださって感謝でいっぱいです」とコメントした。
また、常に笑顔でパワフルに撮影現場を盛り上げてきた増田と千葉は、「経験したことのない役で新しい挑戦だったんですけど、ひまりちゃんが大好きなので、『最低男』シーズン2がやりたいです。そのためにもっともっと頑張って、皆さんにまた会いたいです!」(増田)、「朝陽も、『日本一の最低男2』やりたいです。だからもっともっと頑張ります!」(千葉)と、最後まで元気いっぱいの笑顔を見せた。

香取とはドラマ初共演となった冨永は、「このドラマの中で、みんなの家族として都を生きられたことが楽しくて幸せな時間でした。都のような役は初めての挑戦だったのですが、皆さんのおかげでやりきることができました。スタッフの皆さんもありがとうございました、楽しかったです!」とあいさつした。
最後に主演の香取がすべての撮影を終えた。スタッフから「このシーンをもちまして大森一平役、香取慎吾さんオールアップです!」の声が掛かると、香取は両手でガッツポーズ。拍手に包まれながら4カ月を走りきった。さらに、現場には増田と千葉がプライベートで駆け付け、「4カ月間ありがとうございました!」と花束を手渡すと、香取も「来てくれて本当にうれしい。ありがとう!」と2人を抱きしめた。
そして、「終わりました~! 4カ月…。長かったです(笑)。でも、この日を迎えられたのは、たくさんのスタッフの皆さんとキャストのみんなと、あとはやっぱり、この子たち(増田と千葉)が、ずっと笑顔でいてくれたから。本当に癒やされました。僕以外のみんなは先にクランクアップを迎えたのですが、都は『バイバ~イ!』と元気に帰っていくし、正助くんも『おつかれさまでした~!』と、サクサク帰っていって(笑)。そして家に帰ってスマホを見たら、正助くんの次の連ドラのニュースが出てきて…(笑)。ひまりも、他の現場で楽しそうにしている姿がSNSに上がっていて、『あぁ、もう次が始まっているんだな…』と、ちょっと寂しくなっちゃったんです(笑)。でもそんな時にも、朝陽だけが(ドラマ公式)SNSでけん玉をやっているという(笑)。その姿に、うるっとしながら、『よし、明日も頑張ろう』と最終日を迎えました。だから、ひまりと朝陽が最後に駆け付けてくれて…。すごくうれしいよ! ありがとう!」と感謝を述べた。

最終話。大江戸区長選への出馬を宣言し、四期連続当選中の“不動の帝王”・長谷川清司郎(堺正章)区長に挑むことになった一平。ニュース番組のプロデューサー時代にパワハラを訴えられた相手で人気動画配信者の野上(ヘイテツ)と生配信で対峙(たいじ)し、本音を語り合った。すると、一平は突然、長谷川による職員へのパワハラ動画や、再開発をめぐる地権者への嫌がらせを指示する動画を暴露。
それらの動画はSNS上で瞬く間に拡散し、区には抗議が殺到する。記者から厳しい追及を受けた長谷川は、パワハラは事実無根だと答えるが、会見中に胸をおさえて倒れてしまう…。その様子が報道されると、世論は長谷川に対する同情ムードに。さらに、長谷川のパワハラ動画は、生成AIで作られたディープフェイクの可能性があるという検証動画も拡散され始めた。その裏で、実は長谷川の子飼いである大江戸区選出の衆議院議員・黒岩鉄男(橋本じゅん)が、長谷川を応援する動画や一平を批判する動画を拡散させるべく暗躍していたのだ。
その直後、長谷川は急きょ、記者会見を開き、次の区長選への出馬を断念すると宣言し、後継者として黒岩を指名。大江戸区長選には黒岩が立候補することに。一平と黒岩は泥沼の闘いを繰り広げ、区長選は混迷を極めていく…。絶対的権力者に挑む一平に、逆転当選の秘策はあるのか…!?
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