高橋大輔、増田貴久、堤幸彦、SUGIZOが「氷艶」第4弾へ意気込み2025/03/14 13:00

　高橋大輔さんが主演を務めるアイスショー「氷艶」のシリーズ第4弾「氷艶 hyoen 2025 －鏡紋（きょうもん）の夜叉（やしゃ）－」が、7月5日～7日に神奈川・横浜アリーナで開催決定。その記者会見が3月12日に都内で行われ、高橋さん、そしてダブル主演を務める増田貴久さん（NEWS）、演出の堤幸彦さん、さらにメインテーマ曲を手掛けるミュージシャンのSUGIZOさんが、公演に向けて意気込みを語りました。

「氷艶」は、スポーツと日本文化が融合したストーリー仕立てのアイスショー。第1弾は「歌舞伎」、第2弾は「源氏物語」、第3弾は「銀河鉄道の夜」がモチーフとなりましたが、今回は高橋さんの生まれ故郷である岡山の昔話「桃太郎」の基となった「温羅（うら）伝説」がモチーフ。古代日本を舞台に、現王・温羅（高橋）と、朝廷が闇呑神（やみどんのかみ）の力を借りて育成した殺戮兵器・吉備津彦（増田）との、大義のぶつかり合いを描きます。

　今回初めてアイスショーの演出を手がける堤さんは「映画とはまったく違いますが、よく考えれば映画のスクリーンも白いので。似ていると思えば何とかなるんじゃないでしょうか。皆さんのお力を借りて、楽しく作ってまいりたいと思います」と冗談を交えてあいさつ。高橋さんは「『桃太郎』をやりたいという思いがずっとありました」と明かし、「何が悪で、何が正義なのか。いろいろなことを考えさせられるような舞台になると思います」と自信をのぞかせました。

　スケートの経験を聞かれた増田さんは「ないです。ドラマでスケートデートをした1回だけ」と告白。「みんなから『まっすーはなんでその仕事を受けちゃったの』と言われて。先程もKing ＆ Princeの永瀬廉くんに会ったんですけど、『氷艶』の説明をしたら『今すぐ断った方がいいですよって言われました（笑）」と話し笑いを誘いましたが、一度、増田さんにスケートを教えたという高橋さんは「めちゃくちゃうまかったですよ！」と太鼓判。増田さんは「（高橋さんと）対決する役なので、少しでもうまくなれるようにスケートを頑張っていきたい」と意気込みました。

　SUGIZOさんは最初に「悲願である堤監督とご一緒させていただけるということで感無量です。堤監督はロック少年のような方で、音楽のことで意気投合していました」と喜びを語り、「今回はアイススケートというアプローチを使った壮大なロックオペラ。堤監督の脳内にあるものを僕がいかに最高峰のかたちで世に出せるかというところにときめいています」と話しました。

　増田さんは共にダブル主演を務める高橋さんについて「初めてお会いさせていただいた時から、昔から知っていたような感覚というか。昔から友達だったような感覚でいてくれる方です」とコメント。一方の高橋さんは「僕は結構人見知りなのですが、ぐっと（懐に）入ってきてくださって。それで、（増田さんの）ライブパフォーマンスを見たら全然違う。それぞれの楽曲でいろいろな顔があって。僕が一つも二つも三つもレベルを上げていかないとダブル主演という立ち位置になれないんじゃないかな」と語りました。

　スケートだけにとどまらず、さまざまなことにチャレンジし続けている高橋さん。新たな挑戦について「また新たな化学反応が生まれていくんだろうなと、今からドキドキワクワクが止まらなくて。僕自身も氷艶ファンも新しく見に来てくださる方も、本当に新しい発見だったり、いろいろなものが見られると思います。皆さんと共に全力で最高にすばらしいものをお見せできるようにしていけたら」と抱負を語りました。

「氷艶 hyoen 2025 －鏡紋の夜叉－」は、7月5日に開幕。詳細は公式HPをご確認ください。

「氷艶 hyoen 2025 －鏡紋の夜叉－」

開催期間：2025年7月5日～7日
会場：横浜アリーナ
https://hyoen.jp/
【出演】高橋大輔、増田貴久、荒川静香、福士誠治、村元哉中、田中刑事、島田高志郎
財木琢磨、青山凌大、森田望智、吉田栄作ほか
【スペシャルゲストアーティスト】SUGIZO
【特別音声出演】戸田恵子【特別映像出演】市村正親
【演出】堤幸彦【脚本】末原拓馬（おぼんろ）【音楽】SUGIZO