「人事の人見」松田元太演じる人見をとりまく人事部員に、松本まりか、桜井日奈子らが決定!2025/03/14 05:30

フジテレビ系で4月8日スタート、松田元太(Travis Japan)主演のドラマ「人事の人見」(火曜午後9:00。初回15分拡大)に、松本まりか、桜井日奈子、新納慎也、ヘイテツ、鈴木保奈美、小日向文世らが出演することが発表された。舞台となる日の出鉛筆の個性豊かな人事部のメンバーを演じる。
「人事の人見」は、“人事部”に焦点を当てた痛快オフィスエンターテインメント。古い熱血体質の残る大企業を舞台に、おバカでピュアな主人公・人見廉(松田)と、会社を変えたいと日々奮闘するヒロイン・真野直己(前田敦子)が、個性豊かな人事部の面々と共に、会社の中で巻き起こる社員のさまざまな問題と向き合いながら「現代人の悩み」に立ち向かっていく。
長い歴史と輝かしい実績を誇る文房具メーカー・日の出鉛筆の社風は、体育会系気質で営業や商品企画部といった現場の声が最優先。そんな中、ほかの部署から軽視されている管理部門の人事部に、「人事のエキスパートとして超エリートが海外企業からヘッドハンティングされて入ってくる」といううわさが流れる。鳴り物入りで迎えられてきた人見は、皆の期待とは裏腹におバカでピュア過ぎる人間で、常に型破りな言動で周りを振り回す。人事部で必要なスキルは、正しく“人を見る”ことだが、果たして人見は、その名の通り“人を見る”ことができるのか?
松本は、社内事情にやたら詳しい人事部の研修担当・堀愛美役で登場する。以前は秘書課に所属しており、社内事情に精通しまくる年齢不詳の美女である堀は、その美貌で各年代の社員にファンがいて、さまざまな社員の情報を独自に入手。時にはそれを利用しながら、与えられた仕事は効率的にしっかりとこなし、仕事とプライベートどちらも充実させるために過ごしている。そんな彼女をよく思わない人がいるのも自覚しているが、仕事に向き合う上で周囲の人間には明かしていない信念も内に秘めている。また、堀は人見の会社員らしくない常識外れな言動を面白がっており…。

フジテレビ制作の連ドラへのレギュラー出演は今作が初となる松本は本作について「人見くんやみんなが相互作用しあって、問題を解決していく、朗らかで楽しいドラマだなと思いました、楽しく物語が進んでいく中で、いろいろなことを教えてくれるドラマだなと思います」と語った。
演じる堀に関しては「ミステリアスで、孤高の存在で、それでいてなぜかモテるという女性。何を考えているのか分からない、誤解されやすい人ではあるのかもしれないです。でも堀さんは、表面的な部分と中身のギャップがある人です。“情報通”という説明だけ聞くと良い印象は受けないと思いますが、周りに信頼されているからこそ彼女に情報が集まってくると思っていて、彼女の中にある哲学や人間性を大切にしたいと思っています」と分析した。
松田の印象を聞かれると「SNSでダンスや歌を拝見していて、もう才能の塊ですね! 人間力も素晴らしいし、本当に彗星のごとく現れた“みんなの太陽”になってくれるような方だなと思いました」とべた褒めし「堀さんは人事部の研修担当なので、人を見る目があると思っています。周りから変人扱いされてしまう人見くんを、『面白い人だな』と期待している。それは私自身が松田さんに思っていることにも重なるので、会社の救世主になる人見くん、それを演じる松田さんを全力でサポートしたいなと思っています。その他にも愛すべきキャラクターがたくさん出てくるので、楽しんで見ていただきたいです!」と付け加えた。
桜井が演じるのは、人事部で人見を観察する若手社員・森谷詩織。SNSに、会社を舞台にしたエッセー漫画を匿名で連載している若手社員。趣味に生きており、出世に関しては無欲。鳴り物入りで入ってきたがおかしな言動が目立つ人見を「エッセー漫画の格好のネタ」として観察してはメモをしている。人見のことは、観察対象として興味を持ちつつも、フランクでグイグイくる陽気なところは、おとなしい森谷と真逆の性格のため抵抗感があったが、人見をずっと観察していくうちにその思いにも変化が起き…。

今作でフジテレビ連ドラ初レギュラー出演となる桜井は、「火曜の9時、フジテレビのゴールデン帯ドラマは初めてなので、オファーをいただけてすごくうれしかったです!」と喜んでいる。さらに「このドラマは、人間関係をテーマにしているので、視聴者の皆さんも共感しやすい内容になっていると思います。人事部が『ああでもないこうでもない』とみんなで意見を出し合って、楽しそうに苦悩しているというところが面白いです」とコメントした。
初共演となる松田については、「メディアで見る松田さんは、ピュアで等身大な方という印象で、見ている人の心をつかんでいる方だと思います。人見廉ともすごく重なるので、松田さんにピッタリの本当にすてきな役だなと思いました」と答えた。そして「私が演じる森谷はいわゆる“オタク”のような要素が強いんですけど、その個性を大事にしつつ、人事部のみんなのテンポの良い掛け合いを楽しんでいきたいです。見てくださる皆さんの身の周りで起こっていることと重なるところもあるかと思います。ドラマを見ていただいた人の心がフッと軽くなってもらえたらいいなと思いながら役を全うしたいと思っています!」と意欲的。
人事部で出世欲が著しい社員・須永圭介役を新納が務める。出来るビジネスマン感を醸し、働いているふうを装っているが、その実、全然仕事をしない中堅社員。バツイチで別れた妻を見返すために出世欲が著しく、直属の上長である平田には期待せず、その上である里井に分かりやすく取り入ろうとする。そのため、里井に抜てきされて入ってきた人見に対しては嫉妬心を募らせている。

松田とは、同局の「ビリオン×スクール」(24年)以来、2度目の共演となる新納。「2クール連続の火9出演ということで、オファーを頂いたときは『また来た、火曜9時!(笑)』と、本当にありがたいなと思いました。今回台本を読んで人事部ってこういう仕事をするんだと初めて知ることがたくさんありました。社員の悩みを聞いたり、人にまつわる一見仕事っぽくないことも人事部の仕事なんだなという印象です」と語る新納は、「ビリオン×スクール」で共演した際、松田から“TJポーズ”を教わったと笑顔を見せた。
さらに「僕が演じる須永について監督ともいろいろアイデアを出し合って、『アイツほんとに仕事しないよね』と言われているけど、『クビにしてしまえ!』というほどではない、絶妙なあんばいのところにいる人。その理由をちゃんと作っていきたいなと思っていますし、物語が進むにつれて須永についていろいろ分かってくると思います。会社の中であまり人には相談できないことを相談できる部署は人事部なのかもしれません。だからこそ人事部ってものすごく人間ドラマがあるんだなと、なぜこんなにドラマが起こりそうな部署が今までドラマになってこなかったんだろうと思いました。『あなたの会社にもあるであろう人事部は、実はこういう仕事をしています』という見方をしてくれても楽しいかなと思います!」と、メッセージを寄せた。
そして、ヘイテツは、韓国と日本のハーフで人事部の採用担当、ミン・ウジン役で出演する。子どもの頃は韓国で育ったが、日本のカルチャーに興味を持ち、大学入学時に日本にやって来た。デザイナー志望でプロダクトデザインの部署に行きたかったが、人事部に配属され、くすぶっている。人事部の中で、社内のカラオケ大会のパンフレット作成など、デザイン系の作業を担当。上司の須永は自分が働きたくないという理由で、度々ウジンをこき使い、ウジンはそんな須永に嫌気がさしながらも、しぶしぶ言うことを聞いている。日本の会社特有の文化に、度々戸惑いながら働く中で、人見という会社の常識にとらわれない自由な人間が来たことで、さらに振り回されることに…。

2022年に韓国のプロダクション・SM Entertainmentの練習生として渡韓したヘイテツは、24年に活動拠点を日本に移し本格俳優デビュー。本作では、日本の会社の文化に戸惑い、人事部チームの中で上司からの無茶振りに応えながら、自由すぎる人見に振り回されるウジンに扮(ふん)する。そんなヘイテツは、「普段の自分が生きていて経験できない、人事部という世界を経験できるというのがとても楽しみです」とうれしそう。
台本を読んで、「一人一人のキャラクターにとても個性があって面白いドラマになりそうだなと思いました。僕が演じるのはウジンという若手社員で、皆さんの周りにもいるようなキャラクターだなと思うので、台本を読んで理解するだけではなく、普段の自分に取り込む、自分の一部にするというイメージでやっていきたいです。松田さんとは初共演ですが、YouTubeなどで拝見させていただいていて、『これ以上見たら好きになってしまう』と、演じる役に支障が出てきそうなので、積極的に見るのはやめました(笑)。この作品は、きっと楽しいドラマになると思うのでたくさんの方に見ていただきたいです!」とアピールしている。
さらに、鈴木は、悩める人事部長・平田美和役を担う。入社直後に配属されたのは営業部で、かつて自分が体験してきたハードワークを当たり前としている考えの持ち主であると同時に、男社会の嫌な部分への反発も持っており、女性のキャリアが断絶しがちな風潮にも問題意識を持っている。それでいて部下に対して、そんな考えを押し付けるわけにはいかないと分かっている。社員への扱いにナイーブになり、どの意見も尊重するが故に、結果的に優柔不断な上司になっている。真野の波風を立てる正義感にハラハラ、さらには新しく来た人見の非常識さや奇想天外な言動でさらにハラハラすることに。

人事部長役で本作に華を添える鈴木は、「どの会社にもある人事部のお話ということで、いろいろな人間ドラマがあって面白いなと思いました。私が演じるのは平田という人事部長です。男女雇用機会均等法というものができた時の、ほぼほぼ第一世代の人間で、現在までずっと仕事をしてきた女性としての思いがあるのでは…。時代の変化と共にたくさんの苦労も経験してきたなかで、意外とのらりくらりと乗り切ってきた部分の図太さもある人ではないかと思うので、台本を読みながら擦り合わせていきたいなと思っています」と、心境を吐露。
そした「主演の松田さんとは初共演になります。プロデューサーさんをはじめ、いろいろな方から元気があってユニークな方と伺っていまして、この前地下鉄の広告で『anan』の表紙になっているのを拝見して、そこでの姿は聞いていたイメージと全然ちがったので、いろいろな面を持っていらっしゃる方だなと、お会いするのを楽しみにしております。春のドラマということで、この作品は皆さんの人生の新しいスタートにぴったりな“応援歌”になるような作品だと思います!」とメッセージを寄せている。
そして、人見を抜てきした常務取締役・里井嘉久役を小日向が務める。人事・総務・財務などの管理部門を歴任してきた、たたき上げの役員。愛社精神があり、この会社を発展させることは考えているが、今の社長の性格と、染み付いてしまった旧来的な思想は問題視し、働きやすい環境と現代的な人権意識の会社に生まれ変わらせようとしている。海外でバックパッカーをしていた人見と出会い、帰国後に人見を抜てきして中途採用で入社させた。人見の柔軟な発想力とコミュニケーション能力にひかれている。

里井役で本作を支える小日向は、「人事部のお話だということでちょっと堅苦しい話なのかなと思ったら、社員同士の会話にテンポがあって面白かったです。僕が演じる里井は海外で人見君と出会って、自分の会社に誘ったという関係です。人見君との関わり合いがどうなっていくのか、まだ僕もはっきりとは分からないんですが、歳が離れているこの2人の今後の関係性を新鮮に表現できたらいいなと思っています。松田君が演じる人見、それからその周りの社員たち、皆さん本当に面白く関わり合って、テンポのある会話劇になっています。ぜひお楽しみに!」と呼びかけた。
また、日の出鉛筆を取り仕切る、豪快だが古い価値観の社長・小笠原治役に小野武彦、人事部の心配性な社員・富樫誠役に津和野諒、同じく人事部のうわさ好きだが信ぴょう性に乏しい社員・相沢今日子役に前田友里子の出演も決定した。

この度、初解禁となったポスタービジュアルで、まず目に飛び込んでくるのは、胴上げをされている人見の姿。ただただ人が好きな“おバカでピュア過ぎる男”である人見が、作中で自分が思うままに駆け回り、まさにこのポスタービジュアルでの表情のように真っすぐな瞳と笑顔で突き進む。“令和の無責任男”とも言うべき愛すべきおバカが、周りの評価や協調性が重んじられ、がんじらがめになっている現代社会における新たなヒーローになるのか? 人見を取り囲む人事部の面々は、それぞれ人見に対する感情が表現されており、個性あふれるキャラクターたちによってどんな物語が展開されるのか期待が高まる。
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