IMP.全員主演の舞台が上演決定!「IMPACT」に残る滝沢秀明氏との思い出も明かす2025/03/10 04:00

5月1日より名古屋を皮切りに、金沢、広島にて、IMP.(佐藤新、基俊介、鈴木大河、影山拓也、松井奏、横原悠毅、椿泰我)の7人が主演を務める舞台「IMPACT」が上演決定。それに先駆け、3月9日に製作発表記者会見が開催され、一同が登壇した。
現在、18都市31公演を行うライブツアー真っただ中のIMP.が、自身初となる“全員座長”で挑む舞台「IMPACT」。彼らが所属するTOBEの代表取締役である滝沢秀明氏が構成・演出を務め、ショーと舞台の二部構成でおくる。そして、彼らの後輩・CLASS SEVENのメンバー5人が出演、芝居パートでは滝沢氏がかつて舞台で演じた「平将門」を上演すること、エンディング曲の作詞を北山宏光が手がけることも発表された。
会見が始まり、緊張感漂う静かな会場でそれぞれがひと言ずつあいさつをしていく中、最後に順番が回って来た椿は「どうも! IMP.の元気印、二つの筋肉がバッキバキ、ツーバキバキ、椿泰我でございます!」と元気いっぱいに自己紹介。「たくさんのカメラの前で、そしてこの舞台『IMPACT』という、初めて座長をやらせていただくタイミングで『ツーバキバキ』をやるべきか悩みましたが、少しでもこの空気が温かくなればと思いまして…」と抜群の気遣いを見せ、固い表情を浮かべていたメンバーからも笑みがこぼれた。

舞台決定時の心境について、佐藤は「すごくうれしかったです。僕らはデビュー前にいろいろな舞台を経験させていただいて、とても偉大で尊敬する先輩方の背中を見て、『いつか僕たちもこうやって座長として舞台に立つ日が来るのかな、来ればいいな』と思っていました。それがこうして『IMPACT』という形でかない、さらには滝沢社長プロデュースということで、責任を持って最高の舞台を作らなきゃいけないなという責任感もありながら、ドキドキワクワクな気持ちが大きかったです」とコメント。

基は「僕はまず驚きが一番最初に来ました。舞台で主演をやらせていただくというのは責任も伴うもの。ライブとはまたちょっと違い、アンサンブルの方やスタッフの方々、本当に全ての責任を背負うことが必要だと教わっていたので、そういった点でいざ僕らがやることを想像すると緊張や不安も感じて…」と心境を明かしつつ、「僕らは常日頃エンターテインメントを通してインパクトを与える、ということを意識しています。なので、ファンの皆さま、そして初めて見てくださる方にもインパクトを残せるような、そういうに舞台したいと思います」と意気込んだ。
佐藤のコメントを受け、記者から「普段から滝沢社長と呼んでいるんですか?」と質問が飛ぶと、佐藤は「普段はボスって呼んでいます」と照れ笑い。ちなみに「ボス」呼びはTOBE独自のルールという。基は「僕らはこうして舞台で座長を務めるのが本当に初めて。なので先日『どういうふうにやったらいいですか?』と滝沢社長にお聞きしたところ、『自分たちだけではなく、全ての責任を背負うのが座長だよ。頑張ってね。インパクトを残しなさい』とお言葉をいただいて…」といい、背を押されるアドバイスをもらったと話した。

「滝沢氏の稽古は厳しいか」と問われると、影山は「厳しさもありますが愛もすごく感じますし、僕個人としては厳しさもすごく大事なことだと思っています」と。「今回CLASS SEVENも出演しますが、これまで滝沢社長から教えていただいたものを今度は僕たちが受け継ぐ番だと思っていますので、僕らも後輩に愛を持って厳しくやっていけたら」と前を見据えた。
なお、今回の舞台は「平将門」以外にも驚きの仕掛けがたくさんあるそうで、基は「10tの水を30分間降らし続けながらの大立ち回りという大きな演目があります。そこが皆さんに大きなインパクトを残せるシーンの一つになるのではと思っていて。また、エンディングテーマを北山くんが作詞してくださるということで、すごく楽しみにしています」とにっこり。

まだ彼ら自身知らされていない演目が幾つもあるそうで、椿は「僕ら自身もこれからどんどんサプライズのように演目を知っていくと思うのですが、体を張る、筋肉を使うような演目があってもいいように、引き続き体を鍛えていきます」と筋肉をアピール。松井も「『IMPACT』というタイトルですから、本当に衝撃をたくさん残す内容になると思いますし、おそらくですが…たくさん汗をかきます、僕ら(笑)。そんなところにも注目していただけたら」と期待をあおった。

続けて、これまで「IMPACT」を感じた滝沢氏との思い出や言葉が話題に。椿は「舞台というのはより近い距離でお客さまに自分たちのパフォーマンスをお見せする場。特に、振り付けに関しては直前の直前までこだわられていて、僕たちの中では120%固められたな、お客さまに見せられるレベルになったなと思い、ステージで最終的なリハーサルをした時に(滝沢社長から)『全然そろっていない』と言われ、そこからもう一度固め直したことも。それぐらい細部までこだわって一つ一つの演目を作り上げ、より素晴らしいパフォーマンスを…という思いをいつも感じていました」と懐かしむ。

松井もそれにうなづきつつ、「見てくださるファンの皆さんのことを一番に考えているのだなといつも感じています。今回のように何公演もある舞台だと、公演後にダメ出しを行ったり、『もっとこうしたらいいんじゃないか』というのを常に更新していくイメージがあって。初日が始まったら終わりではなく、千秋楽の日まで常にその時の最高の状態のものを届ける、というのを滝沢社長から教わりました」と語った。

そして、IMP.のリーダーを務める影山は「以前『リーダーとはどういうことなのか』というのを滝沢社長に相談した時に、『メンバーのことだけじゃなく、スタッフさんのことも含めて、今どういうことが行われているのかっていうのを全部影山が把握して、アンテナを常に張っておかなきゃ駄目だよ』ということを言っていただいたんです。それが僕が想像していたリーダー像とは違っていたので、そこであらためて自分の中で覚悟が決まったと言いますか、舞台に対する思いもより強くなって。今回の舞台も、そういう当時の気持ちのまま、さらにレベルアップした自分たちで挑めたらと思っております」と成長を約束。

それを受け、横原からは「影山は昔から僕らのリーダーをやってくれているのですが、舞台期間中は別人格かなってぐらい厳しくなります。ちょっと仲が悪くなりかけることもあったくらい…(笑)」とタレコミが。「それぐらい本気でみんなやっていたのでぶつかるのも当然なのですが、今回それがちょっと怖いのもあります(笑)。支え合っていきましょう」と一同を鼓舞した。


一方、鈴木は「僕は以前滝沢社長が演出した舞台に出演した時に、『エンディングの時に全然笑顔ができていない』とご指摘をいただいたことがありまして…」と過去のエピソードを披露し、メンバーからは「あったね~!」「覚えてる!」と笑いが。「その時に、舞台というのは一つ一つ演目ごとにぶつ切りなエンターテインメントではなく、はじめから最後まで、どれだけシーンが変わっても一つの物語なんだよと教えていただいて。なので、今はもちろんエンディングで晴れやかな笑顔をお見せできますし(笑)、そういったところを今回は僕から後輩に教えられたら」と展望を明かす。


佐藤は、「初日から千秋楽まで本当に細かいところまでこだわり、終わるその日まで常に上を目指し、より良いものをどんどん作っていく。プロとして舞台に立つとはどういうことなのか…というのを滝沢社長からすごく学ばせていただきました。IMP.としてパフォーマンスをする時も、俳優としてお仕事をさせていただく時も、どの仕事においても、滝沢社長の舞台を通して身に付けたことがベースとなって今の自分が作られているなと感じています」と感謝を述べた。

最後、基は「僕は(小学生の時に)母と一緒に滝沢社長が出ていた舞台を観劇しに行った時にすごく感動して、『このステージに立ちたい』と思ったのをきっかけに芸能界入りを志したのですが、まさか自分がこうしてその主演の座に就かせていただけるとは…。今思うと、本当にすごい人生を歩ませていただいているなと思っています」と込み上げる思いを打ち明けた。

続けて「当時、初めて稽古場に行った時は右も左も分からず、めちゃめちゃ怒られました。毎日泣いていたんじゃないかなと思うくらい、たくさん指導していただいて…。そんな中、今度は僕らが主演をやらせていただくということで、CLASS SEVENにかなり厳しくいこうと思っています。彼らはつい最近デビューが決まりまして、すごく喜んでいると思うのですが…縦社会というものを見せられたら!」と冗談を飛ばしつつ、「見に来てくださる全ての皆さまにインパクトを残せるように、必ず素晴らしいものにしますので、ぜひ楽しみにいただしていただけたら」と呼びかけ、会見を締めくくった。

撮影/東京ニュース通信社
【上演情報】

舞台「IMPACT」
2025年5月1日~25日:名古屋・御園座
2025年5月30日~6月1日:金沢・本多の森 北電ホール
2025年6月6日~8日:広島・広島文化学園 HBGホール
詳細はこちら:https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/impact/
※2025年4月13日午前10:00よりチケット発売開始
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