井ノ原快彦、目標は60周年!? 「出没!アド街ック天国」30周年SPでライフワーク宣言!2025/03/08

テレ東系で放送中の地域密着系都市型エンターテインメント「出没!アド街ック天国」(土曜午後9:00)が、3月22日で放送1500回を迎える。これを記念して、司会を務める「あなたの街の宣伝部長」こと井ノ原快彦と中原みなみアナが会見に出席。番組の歴史や今後の展望などについて語った。
3月22日は「『出没!アド街ック天国』祝!放送1500回 30周年SPECIAL」(午後6:30、一部地域は放送開始時間が異なる)と題して3時間半にわたっておくる。番組30年の歴史の中で、紹介した街も様変わり。消えた街のシンボルや再開発ビフォーアフターなどを伝える。大行列していたあのお店や、忘れられない名物店主などの昔と今、えりすぐりのグルメ料理も登場。さらに、秘蔵映像も続々放出。東京・町屋の野球少年だった米大リーグ、シカゴ・カブスの鈴木誠也選手や、王子神谷の駄菓子屋さんで映っていたテレビ初登場時の池田美優の映像など、ここでしか見られない特別版だ。ゲストは渡辺えり、伊集院光、磯村勇斗、池田。出演は峰竜太、薬丸裕英、山田五郎。
会見の冒頭、井ノ原は「先ほど収録を終えました。3時間半ですが、足りないんじゃないかなぁっていうくらい、この30年の街の変わりようのほか、登場人物もいっぱい出てくるので、30年の思い出っていうのは語り尽くせないんじゃないかなと思います。ですが、これがまた奇麗にまとまっていて見応えがありましたね。30年かかったからこのスペシャルができたんだと思いました。ぜひとも皆さん、リアルタイムで見ていただきたいと思います」と、手応え十分だった様子。

女性アナウンサーとして5代目の司会を担当している中原アナも「私はまだ『アド街』に出演するようになって1年ですけど、ずっと出演していたような感覚になったというか、街をのぞく感覚ってこんな感じなんだなと、30年分一気に知ることができた気がします」と、番組が重ねてきた歴史に感動したそう。井ノ原も「僕なんかもまだ10年だけど、家で見ていた当時の映像が今回のVTRで出てきて、まだその頃は司会でもなかったのに『はいはいはい』ってうなずいちゃって恥ずかしくなっちゃって(笑)。『なんで知っているんだろう。あ、テレビで見てたのか』って。家で見たのかスタジオで見たのか分からなくなるくらい、自分のものになっちゃってるんだと思いました」と明かした。
記者から「印象に残ったVTRはありますか」と質問が飛ぶと、井ノ原は「1995年から番組はスタートしていますけど、僕もV6として歌手デビューして30年で、1995年にデビューしているので、『あの頃の渋谷ってこうだったよな』とか、メンバーと待ち合わせして1台の車に乗って行っていた場所が出てきたりして。街の変わりようと、あとギャルの変わりようですね(笑)。これは他の番組では見られないっていう映像がすごかったですね」と当時を回顧。
そして、「やっぱり一番は、これは寂しさもあるんだけど移り変わっていく街並みですかね。慣れ親しんだ建物や景色が変わってしまったという言い方になっちゃいますけど、ただここでいつも皆さんと話すのは、これから先、本当に変わらないでほしい景色は変わらないでほしいよね。それが僕はこれからのおしゃれだと思っていて。海外旅行でも近代的なものは日本で見慣れているので興味がないんですよ。でも田舎町に行った時に『え、この国にもこんな路地があるんだ』って、そういうところで一つ物語が生まれているような気がするんです。そういう場所が街をつくっている気がするので、ぜひともこれからの子どもたちにはしっかりと『アド街』を見ていただいて、『俺が大人になった時は、この景色変えねーぞ』っていう気持ちでいてほしいなっていうのを強く思いました」と熱い思いを語った。

井ノ原にとっての「アド街」とはという質問には、「なくならないでほしい景色に対して、どうアプローチすれば僕も協力できるのか、そういうことを考えていた10年でした。個人的には峰さん、薬丸さん、五郎さんに人として男として支えていただいたっていうこともあるし、励ましていただいたっていうこともあるし」と、番組への向き合い方を考えると同時に、レギュラー出演している3人との絆を深める時間でもあったようだ。
そして「テレビ東京の皆さんにも救われてきた、助けてもらってきたというのもあるし、まだ10年ですけれど僕としては40周年、50周年、60周年、そうなると80歳手前くらいですけど、なんかいけそうだなって思っちゃったんで。そのためにも魅力的な街は残っていてほしいし、それがこの番組が30周年から先に進むに当たって本当の意味の地域密着になると思うし。僕らにとっても『アド街』にとっても悪いことじゃないんじゃないかと思いますよ。これからも人生と共にあり続けてほしい番組です」とライフワーク宣言。
また中原アナへの質問ではこんな一幕も。「井ノ原の印象は『アド街』に出る前と後で変わったか」という問いに対し、「井ノ原さんのことは『アド街』もそうですけどアイドル時代から知っていたので…」と発言すると、井ノ原が即座に「一応今もアイドルなんだけど」とツッコミ。「ごめんなさい」と中原アナが平謝り。記者会見場は爆笑の渦に巻き込まれたが、2人の関係の良好さが垣間見えた瞬間だった。
最後に井ノ原は視聴者へのメッセージとして、「いろんなメディアで取り上げられていても、やっぱり『わが街にテレビ取材が来たんだ!』っていう時のザワつき方が全然違うなと思っていて。特に『アド街来たんだよ!』『うちの街今度アド街やってくれるんですよ!』って、知り合いからも感謝されちゃうっていうね。そういう番組ってなかなかないんじゃないかと思います。そしてこれからの子どもたちも、自分の街を取り上げてもらおうよっていう気持ちで大人になっていってくれたらいいなと思います。ホッとする、家族全員で見られるような番組をモットーに続けていけたらいいなと思います」と締めくくった。

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