伊野尾慧&伊原六花「パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実」でW主演 互いに死別したはずの夫婦に2025/03/01

伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)と伊原六花が、フジテレビ系で4月1日スタートの、火ドラ★イレブン「パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実」(火曜午後11:00=関西テレビ制作)でダブル主演を務めることが分かった。伊野尾&伊原、キュートなキャラクターで老若男女から愛される2人が、関西テレビ・フジテレビ系連続ドラマ初主演を飾る。
「パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実」は、事故で死別したはずの夫婦が「1日3分、部屋の中だけ再会できる」という“制約だらけの奇跡”に振り回されながらも、「お互いの死の真相」と「不倫の真相」を追う夫婦再生ラブ&ミステリー。
伊野尾が演じるのは、テレビや雑誌の取材を受けるほど優秀なCMディレクターの並川幹太。そんな幹太とタッグを組むCMプロデューサーのなつめ役を伊原が担う。
幹太は、職場で同期の憧れの的だったなつめと結婚したが、なつめを愛しすぎるがあまり、行き過ぎた“溺愛系男子”になってしまう。毎日、ヘルシーすぎる弁当を作り続けたり、スケジュールの共有を強制したり…。自分が思う妻の幸せを一方的に押し付ける幹太は、なつめの本音を聞くことを忘れてしまい──。
そして、いつも明るい笑顔で裏表がなく、上司や後輩からの信頼も厚いなつめは家庭でも幸せな日々を送っていたが、愛情が強すぎる幹太との間に起きた“ある出来事”をきっかけに、自分の本音を伝えられなくなり──。
CM制作会社で働く幹太となつめは、誰もがうらやむ仲良し夫婦。しかし結婚して3年がたち、幹太の行き過ぎた溺愛に対して、なつめは不満を抱いていた。そんなある日、なつめの「不倫の証拠」を発見してしまう幹太。迷いながらも問い詰めようとしたが、なつめが事故で亡くなってしまう…。ところが、部屋に突然現れたなつめは「えっ!? なんで幹太が生きているの!?」と驚いて──。
完全オリジナルとなる本作は「夫が事故で亡くなった世界」と「妻が事故で亡くなった世界」という、二つの世界を舞台に、お互いが死んだ謎を追うという前代未聞のミステリー。二つの世界が、ある奇跡により「1日3分、部屋限定で交わる」ことを知った夫婦は、いつ終わるか分からない3分間の同居生活を生かして、次々と襲ってくる試練を乗り越えていく。皮肉にも、そんな特殊な生活だからこそ取り戻せる“真実の愛”もあり…。ドタバタ劇の末に、夫婦が選ぶのは“やり直し”か、それとも──。
結婚しなくても幸せになれるこの時代、それでも結婚して誰かと寄り添う必要はあるのかと疑問に思い始めていた矢先、運命を変えるある事件に巻き込まれてしまう2人。事故で死別した夫婦が、お互いの死に隠された“真実”にたどり着いた時、愛する人を取り戻すことはできるのか!?

伊野尾は台本を読んで「(普通は)最終回に来るだろうなというエピソードが『えっ! こんな手前にやっちゃっていいの!?』という展開になっていて、僕たちも結末がどうなるのか今から楽しみです」と感想を述べた。
演じる幹太については「妻のなつめを溺愛していて、それ故、お弁当を作ったり、健康を気にかけたりするのですが、受け取る人によっては押しつけがましく見える部分もあると思うので、そういったところが視聴者の皆さんにも議論されるようなキャラクターが作れるといいなと思っています。きっと幹太はずっと新婚気分なのかなと思いますが、僕個人としても、いつまでも新婚であるような気持ちのままでいたいですね」と説明している。
そして、一緒に主演を務める伊原に関して、「僕が恥ずかしくて目を合わせられずにいたら『好きな食べ物はなんですか?』と話しかけてくださって、すごく優しい方だなと思いました(笑)。結婚して3年目の夫婦に見えるようにしていきたく、普段は恥ずかしくて初対面の方の目を見るのが苦手なのですが、今回は伊原さんの目を見て話そうと意識しています(笑)」と話し「第1話で2人とも死んでしまうその真相や、不倫疑惑など、毎話どとうの展開になると思いますのでご期待ください!」とアピールした。
伊原は本作について「パラレルワールドものなのかなと思って脚本を読んでいたら、それだけではない要素がたくさんちりばめられていて、会話に共感できたり、パラレルでワクワクしたり、切なさやミステリーも楽しめたり、30分でいろんな感情が生まれる作品だなと思いました」と印象を述べた。
そして「幹太は『夫婦は2人でひとつの世界を生きる』、なつめは『それぞれの世界を認め合う』という価値観。そもそもの価値観がちょっとズレていて。言葉で伝えることをためらい、目をつぶってしまっているなつめの“葛藤”や“悩み”をうまくバランスを取って表現し、視聴者の皆さんに共感してもらえたらいいなと思っています」と思いを吐露した。
夫役の伊野尾の印象を聞かれると、「誰にでも分け隔てなくその場にいる人全員に話しかけていて、お気遣いされる方だなと思いました。人見知りとのことで、お会いして3日目になりますが、今日の後半から目を合わせてくれるようになりました(笑)。夫婦を演じるにあたり、みんなから愛されるような2人になれたらいいなと思っています」と答え、最後に「完全オリジナルストーリーで、想像を超える斬新さがあると思いますので、ぜひ楽しみにしていただきたいです!」とメッセージを寄せた。

ドラマを手がける田中耕司プロデューサーは「いくつかアンケートを見ましたが『毎朝キスをする夫婦』は全体の50%を超えるというデータも。『いやウソでしょ?』3組に1組の夫婦が離婚すると言われているこの時代とつじつまが合わない気がするのは私だけでしょうか…。このドラマに出てくる夫婦の夫は、『夫婦は2人で一つ』と思い込んでいて、妻は『夫婦は2人別々』と信じています。毎朝キスをしたい夫と、したくない妻。そんなチグハグな夫婦が、ある日突然、“お互いを亡くした世界”をそれぞれ生きることになった上に、毎日3分だけ会えたとしたら…。喜ぶ? 悲しむ? 面倒くさい??
そんな特殊すぎるシチュエーションだからこそ生まれる、“切なさ”や“葛藤”、そしてその先の“感動”を描きたいと思っています。大好きなドラマ「ロス:タイム:ライフ」(2008年/フジテレビ系)や「素敵な選TAXI」(16年/フジテレビ系)を手がけた筧昌也監督と作り上げた、ちょっと不思議でだいぶワクワクする世界観と、老若男女に愛される伊野尾&伊原の“伊伊コンビ”の掛け算がどうなるのか、めちゃくちゃ楽しみです」と、期待を寄せている。
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