放送開始50年の「アタック25」で史上初の“出張収録”。谷原章介「刺激を受けた1日でした」2025/03/02
BS10では4月6日に、番組開始50年を迎える「パネルクイズ アタック25Next」（日曜午後1：25）の特別版として、「パネルクイズ アタック25Next 出張アタック25」を放送。番組史上初となる“出張収録”を実施し、番組MCの谷原章介が取材会に応じた。
1975年4月6日に放送が始まった「パネルクイズ アタック25」。スタジオを飛び出して行われた初めての出張収録は、1975年4月6日に開校した東京都町田市の町田市立成瀬台小学校で開催。一般解答者の3人と、芸能人枠として参加する野生爆弾・ロッシーは、4人全員が1975年4月6日生まれの50歳。多くの観覧者が見守る中、“50づくし”のスペシャルな企画となった。
2015年4月から番組MCを務め10年目の節目に、出身地である町田市での公開収録に臨んだ谷原は、「振り返るとそんなにたったのかと思いつつ、感慨深いなと思いながら楽しみました」と笑顔。収録を振り返って「視聴者参加型といっても、いつもは解答者の皆さんにスタジオまで来ていただいているので、皆さんすごく緊張した顔をしているんです。今回はスタジオじゃなくて、小学校というなじみ深い空間での収録でしたので、表情がリラックスしているなと感じました。解答者の中に成瀬台小学校出身の方はいませんでしたが、応援席には成瀬台小学校に通っていらっしゃるご父兄・生徒の皆さんが来てくださって温かい声援を送ってくださっているので、スタジオで収録するとこの雰囲気は出ないし、いつもとは全く違うものになったなと。僕は10年やっていますが、こんな新しいことができるんだと刺激を受けた1日でした」と感想を述べた。
また、「アタック25」の魅力について「パネルを取るゲームなので、基本のルールはオセロと一緒。でも、オセロは2色で相手が1人なので相手がどういう手を打ってくるかが分かりやすいのですが、4人になった瞬間、自分が想像もつかない展開になる。それは、『アタック25』が正解数が少なくても優勝する可能性がすごく大きいということにつながっていると思います」と答え、さまざまなチャンスタイムがあるため、最後まで勝負の行方が分からないところが魅力だと分析した。
そして、「夏休みには、親子大会や小学生大会をやりますけど、本日の公開収録が楽しかったので、さまざまな地域に行ってやってみたいな。そして、せっかく地方に行くのであれば、（問題出題者の）沢木（美佳子）さんとその地域の特産物などを訪ね歩いて、地元にスポットを当てるのもいいなと思います。昼間に地元の名物や町並みを歩いて回り、『ふるさとクイズ』を出題するとかね。僕はすごく好きだった『ふるさとクイズ』がなくなってしまい残念だったので、その代わりに僕と沢木さんが地元にまつわるクイズを出題したり文化を紹介したり、いろいろな可能性がありますね」と、楽しい企画を考えている様子。
最後に、「今そうやって、能動的に僕がウェーブを作っていこうとしていて、より解答者・視聴者の皆さんがドキドキするようなショーアップができたらなと。今までは淡々とした問い読みのとてもクラシックな番組だったと思いますけども、極論ですが、みのもんたさんがやっていたクイズ番組のような、見ている方もドキドキするショーみたいな番組を目指して、出場者の方を僕が引っ張ったり示唆することによって、ちょっとだけでもワクワクする方向に持っていければいいなと思っています」と明かし、期待をあおった。
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