「ホンノウスイッチ」宮近海斗&葵わかなの印象に残ったシーンは? 周囲の反応も告白2025/01/22 18:00
宮近海斗(Travis Japan)&葵わかなのダブル主演で、累計78万部(紙&電子)を突破した話題作を初めてドラマ化した「ホンノウスイッチ」。物心つく前からずっと一緒だった幼なじみ2人が長年封印してきた自分の気持ちと向き合い、遅れてきた初恋を始める…そんな心温まるピュアラブストーリーだ。
第2話では、ようやく幼なじみを抜け出し、少しずつ恋人らしくなってきた秋山聖(宮近)と星小和(葵)が中学の同窓会に出席。すると、聖の元カノ・斉藤楓(石川恋)が現れた。しかも、楓は小和の元カノ・吉田総介(戸塚純貴)とつながっていて…。第2話で描かれたこの事実に、SNSでは「え、ここつながってんの!?」「波乱の予感でしかない」「怖っ!」「元カノ元カレ邪魔しないで~」と話題騒然でトレンド入り。聖と小和カップルに「小和のこと、いとおしそうに見る聖がかわいくてたまらん」「致死量のキュンを浴びすぎている」と癒やされていた人々に、大きな衝撃を与えた。
そんな中、3日後に控えた第3話の放送を前に、宮近&葵のオフィシャルインタビューが到着。まずは、第1・2話の放送を終えた宮近と葵に、印象に残っているシーンや撮影が進んでいく中で感じている変化を問いかける質問を。すると、幼なじみから恋人へと関係が変化していく中でのぎこちなさやドギマギしている感じが記憶に残っているという2人。さらにその後、絆が深まっていく2人を演じるにつれ、宮近&葵自身も変わり始めたこととは…?
――第2話まで放送されましたが、印象に残っているシーンや繰り返し見てほしいシーンは?
宮近 「やっぱり2話の“正座の話し合い”ですね。幼なじみの関係では目を見て聖と話せていた小和が、恋人として向き合った途端、すごく照れて…。今までなら普通に一緒にいられたのに、意識し始めたという、恋人としてはまだ不慣れな中、2人で不安を吐露しあって、ちゃんと“面と面で向き合う”という…恋人、カップルとして一段階ステップアップしたような感じがするので、すごく印象に残っていますし、『ホンノウスイッチ』にとっても大事なシーンなのかな、とも思います。最後のワチャワチャした感じも良くて、それが聖の家という、僕にとっても特別な場所でのシーンだったことも印象深いです」
葵 「本当にいろいろなことが起こったし、原作の中の大切なシーンも多いので、私は1話が好きなんです。気持ちが伝わる、伝わらないってドギマギしている感じもかわいいし、リアルだったりするのかなと思います。あと、聖らしさ、小和らしさという2人の性格がすごくよく分かる感じがして、実際に見ても面白いなと思いました。だから1話の見どころは全部ですね!(笑) 2話には、楓さんという新しいキャラクターも登場しました。まだ聖と小和はブレていない感じがするんですけど、3話以降は…またひと波乱ありそうな感じがしますよね」
――クランクイン当初と比べて、ご自身の気持ちや演じる上で変化したことはありますか?
宮近 「撮影が進むにつれて、セリフも少し変化していると思います。作品によって、少しずつ変わっていく登場人物もいれば、進んでいくストーリーの中で、その人は変わらないんだけど環境が変わっていくとか、いろいろな展開があると思うんです。聖も、小和との関係性が変わっていくからこそ出てくる言葉や、優しさの形、愛情表現などの変化はありますね。台本でもそうだし、どう表現するべきかみたいなことが、個人的には難しくなっているなって…。そんなに大きな変化ではないんですが、少しずつ変わってきているなって思います。撮影現場でも、チーム感みたいなものが自分の中で構築されているので、すごく居心地がいいです。自分が何をしても分かってくれるというか。宮近海斗が演じる秋山聖を分かってくれている人たちがいるので、すごくホームな感じがします。だいぶ変な人と思われているかもしれないんですが、その“変”を乗り越えると『すごい人だ!』ってなっていくと思います(笑)。だから、もう一段階踏み込んでもらえると、たぶんみんな撮影が終わったら『ちょっと恋しいな』『寂しいな』ってなっちゃうかも(笑)」
葵 「まず変わらないなと思うのは、現場の穏やかさや、役柄の温かさ、雰囲気です。“こういう作品で、こういうストーリーだから、こういう雰囲気なんだな”と思えるものが変わらずあるのがすごくうれしいですね。その中で、自分自身も小和の気持ちに寄り添えるようになってきて…。最初の頃の小和には、聖との関係性の中でのぎこちなさみたいなのがあって、私自身もそのぎこちなさをすごく感じていました。2人にとって何がすてきなのかなど、考えながら、迷いながら、監督とも話をしながら撮影していたんです。それがだんだんと親和性が高くなってきて、小和が大切にしたいことが最初の頃より明確になってきているので、やりやすくなってきました。この先、聖と小和の関係もどんどん進んでいくし、お互いの仕事の話が出てくるのもリアルだなと思っていて。撮影が進むにつれ、共感性が高まってきているのと同時に、深まりのようなものも感じています」
第1話の放送終了後、SNSで大反響を巻き起こしたラストシーン。ようやく聖と小和がお互いの気持ちを確認し、晴れて恋人同士に…という感動的な場面に加え、話題を集めたのは、実家が隣同士の聖が小和のもとへ跳んだ、名付けて「ベランダジャンプ」。これには、Travis Japanのメンバーからのリアクションも大きかったようで…。さらに、終始和やかムードという撮影現場の様子や、宮近が「ありがたいし、楽しい」というツッコミ名人・小島健(Aぇ! group)ら、共演者との楽しいエピソードも暴露した。
――放送が始まって以降、周りの人たちからの反響はありますか?
宮近 「1話の放送が終わった後、Travis Japanのメンバーから “ベランダジャンプ”のくだりは『なんか跳んでいたね』『あれって実際に?』って、結構つつかれました。そうやってみんなが“跳びいじり”をしてきたので、今度目の前で跳んでみせようかな、と思っています(笑)。あと、母親からも『見たよ。来週も楽しみ。キュンとした!』という連絡がきました。すごく喜んでくれていて…うれしい反応でしたね」
葵 「みんなすごく『ほっこりした』とか、『キュンキュンした』って言ってくれました。友達が通勤中に2話を見直したらしいんですけど、『思わずニヤけちゃうから、あれは電車では見ちゃいけない』って話してくれて、うれしかったです。あと、小和は等身大のキャラクターなので、その『等身大さに共感できた』とか、『すごく身近に感じられる』と言ってもらえたのもうれしかったですね」
――共演者の皆さんとの印象的なエピソードがあれば教えてください。
宮近 「こじけん(小島)とは別の会社という設定なので、現場ですごく交流があるわけじゃないんですけど、関係性はどこに行っても変わらないなと思いました。こじけんがいると、ツッコんでくれるから、すごくありがたいし、楽しいです。あと、なんだかんだ総介さんより、楓さんの方が一緒になることが多いんですよね。石川さんも年上の方ですけど、同級生役の感じで普通に接してくださるので、すごく楽しい雰囲気で撮影できました。そして、パパ、ママたちと一緒のシーンでは、めっちゃ実家感があるというか(笑)。パパ、ママたちとお芝居して、小和とは違った愛みたいなものを感じました。キャピキャピしているわけじゃないんだけど、楽しい雰囲気にしてくれました。そして、一番ご一緒するのが多いのは、もちろん葵さんです! 葵さんはすごく真っすぐというか、俳優として作品や役に真摯(しんし)に向き合う人なんだろうなと思っていたんですけど、本当にそうで。でも、『よく真面目って言われる』って言っていたんですよ。『そう言われるのが嫌だった時期もあるけど、それも私の個性』ってお話されていて…。僕はあまり真面目と言われないので、その気持ちは分からないですけど(笑)、すてきだなって。でも、そんな真面目と言われる葵さんが、なんと、ちょっとずつ変化してきているんです。うわさに聞くところによると、変なことを言い始めているらしいんですよ(笑)」
――それは宮近さんの影響を受けての変化なのでしょうか?
宮近 「ずっと繰り返して聞いていると英語を習得できたりするじゃないですか。だから僕がずっと変なことを言っていることで、葵さんの聴覚を刺激してしまっているんじゃないか、と。今後に響くんじゃないかと、それについては申し訳なく思っています(笑)。でも少しずつパーソナルな部分でも共鳴し始めているというのが、幼なじみ感につながるのかなとは思いますね。しゃべる時はしゃべるけど、しゃべらなくても別に大丈夫って、気を使うことが少なくなって、本当に居心地がいいです」
――では、少し変化してきているという葵さんも、共演者の皆さんとのエピソードをお願いします!
葵 「そうですね…宮近さんだけでなく、周りのスタッフさんもそうなんですが、かなりホーム感が出てきました。カメラマンさんや照明さん、宮近さんを含めて、家族みたいな会話やノリみたいなものが生まれていたり、すごく“チーム力”が強まっている感じがします。会社のメンバーとは、それこそ年末年始のお話や『休みの日は何をしていたんですか?』など、実際の会社でもこういう会話をしていそうだなと思う雰囲気の中、楽しく過ごしています。『明けましておめでとうございます』って言いながらまた集まって、設定がゲーム会社なので、ゲームの話をしたり、そういうのもなんだかリアルですね」
第2話で登場した聖の元カノ・楓と、小和の元カレ・総介がつながっていた…。そんな衝撃の展開で、ますます第3話の放送が待ち切れない視聴者も多い中、宮近と葵が見どころを激白。三角関係どころか四角関係というヒリヒリした展開で、聖と小和のピュアでいちずな初恋が揺さぶられることに?
――第3話以降は、聖と小和の絆が試される試練が…。ぜひ見どころを教えてください。
宮近 「聖と小和の愛、2人の関係性という部分が、どう着地するのかは楽しみなところだし、『ホンノウスイッチ』の醍醐味(だいごみ)でもあると思います。その2人しかり、それぞれを取り巻く環境というか、ほかのキャラにも注目してほしいです。例えば2話には同窓会のシーンがありましたが、今後も仕事場や同僚、実家や親たち…など、別の場所や別の人たちとの交流で、聖と小和がそれぞれいろんな刺激を受けながら関係性などを構築していくと思うので、“2人だけじゃない空間”というのも、見どころの一つなのかなと。小和以外の人といる時の聖にも、これまであまり出ていなかった一面が見られて新鮮に感じてもらえるんじゃないかと思います」
葵 「総介と楓は元カレ、元カノとして、聖と小和の前にそびえ立つ感じなんですけど、2人には人間らしさがあるんですよね。もちろんキャラが立っている2人だとは思うんですけど、強かったり弱かったり…なんだか今まで読んできた恋愛漫画の“恋敵キャラ”とは、またちょっと違っているんですよ。ちゃんと人としての温かさもあるし、まだ言えない部分が多いですが、私は結構あの2人の感じが好きなんです。小和からすると『なんなんだ!』っていう思いが強いですが、私が視聴者として見た時に、『あの2人も意外と面白いんだよな』と思う部分が多いので、そのあたりにも注目してほしいです。そしてこの先、実家のシーンでは両親が、会社のシーンでは小島さん演じる榎本くんなど、新キャラがどんどん登場して、よりお話が盛り上がっていきます。ますますにぎやかになっていきますので、ぜひ楽しみにしていてください!」
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