富樫勇樹、渡邊雄太ら…エンタメ満載のBリーグオールスター! SixTONESの出演も2025/01/22 12:00
年に一度のバスケットボールの祭典「りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2025 IN FUNABASHI」が、1月18日、19日に千葉県・船橋市のLa La arena TOKYO-BAYを舞台に開催された。1日目はダンクなどの各種コンテストや若手選手たちの試合、2日目には投票で選ばれたスター選手が集うメインイベント、オールスターゲームが行われた。
オールスターゲームの楽しみの一つは、選手の登場シーンだ。一人ずつ紹介されると、選手たちは思い思いの決めポーズでステージに登場する。控えめな選手もいれば、ここぞとばかりに派手なパフォーマンスを見せる選手も。選手のキャラクターが垣間見えて、オールスターの風物詩になりつつある。
派手なパフォーマンスの代表格は、リーグ屈指の“お祭り男”篠山竜青選手と辻直人選手。今回、篠山選手はアリーナ中央の天井からゴンドラで下降しながら登場。ディズニーランドのパレードのBGMが流れる中、「夢とエンターテインメントの世界にようこそ」と、ミッキーマウスに扮(ふん)して会場の視線を独り占めした。
これに対し、辻選手は、前日の記者会見時に見せた氣志團ならぬ「辻團」のリーゼントかつら&サングラス姿で再び登場。篠山選手に対抗意識を燃やした勢いで(!?)、篠山選手の乗ってきたゴンドラに乗り込み、今度は辻選手が上がっていくという演出。期待以上の「出し物」に、会場は爆笑の渦に包まれた。ただし、彼らの後に登場した選手が出づらかったことは言うまでもない…。
試合は、地元の千葉ジェッツに所属する富樫勇樹選手、渡邊雄太選手を擁するB.WHITEが、119-114でB.BLACKに勝利。オールスターならではの派手なプレーや、いつもの試合では見られない“珍プレー&好プレー”も満載。長崎ヴェルカの馬場雄大選手と川真田紘也選手によるコンビプレー、比江島慎選手と渡邊雄太選手の1対1、今季限りでの引退を表明しているジェフ・ギブス選手の華麗なドリブル、船橋出身の田代直希選手と原修太選手によるダブルチーム・ディフェンス「船橋トラップ」など…見逃せないプレーの連続に、会場は大いに沸いた。
MVPには富樫選手、渡邊選手、吉井裕鷹選手、須田侑太郎選手の4人が候補に選出。ファン投票の結果、富樫選手がMVPに選ばれた。富樫選手は「船橋ということで、僕が選ばれると思っていました(笑)。MVP(を取ったこと)というよりは、ららアリーナでオールスターゲームをできたことが本当に幸せでした。昨日も含めて、すごくいい試合と、いろんな楽しさが詰まった2日間だった」と喜びを語った。
オールスターゲームの見どころは、試合そのものだけではない。1日目にはSixTONESがサプライズ出演し、今季のBリーグシーズンテーマソング「THE BALLERS」をはじめ、「こっから」「ABARERO」「WHIP THAT」のスペシャルメドレーを披露。マスコットたちとのコラボパフォーマンスも見せた。メンバーの髙地優吾と田中樹は、3ポイントコンテストのエキシビションチャレンジにも参加した(髙地は見事1本成功!)。2日目はAwichが渾身(こんしん)のラップで会場を盛り上げた。ほかにも、世界最高峰のダンスリーグ「D.LEAGUE」のダンスパフォーマンスや各クラブのチアリーダーやマスコットも、大会に華を添えた。
氣志團、ディズニーランド、そしてMVPの富樫勇樹選手(千葉ジェッツ)と、千葉のエンターテインメントが満載だった今回のオールスター。次回の開催地は「長崎」と発表され、富樫選手から馬場選手にボールリレーが行われた。舞台となる長崎ヴェルカのホーム「HAPPINESS ARENA」がどんな幸せな空間になるのか、今から楽しみだ。
●試合後の選手コメント
富樫勇樹選手(千葉ジェッツ)
「千葉ジェッツで10年間プレーさせていただいて、船橋でオールスターを開催できて、そしてMVPを獲得できたというのは、この10年間プレーしてきた船橋の方々への、なんていうか、プレゼントなのかなという気持ちもあります。たくさんの人が投票をしてくれて、本当に楽しかったです。(渡邊選手とのアリウープという話もありましたが)なんとか協力プレーで僕にダンクをさせるという意図はあったんですけど…。ディフェンスがいたというのも含めて、やっぱりファストブレークとか、人がいない時じゃないと、ちょっと難しいですよね」
渡邊雄太選手(千葉ジェッツ)
「純粋にすごく楽しい2日間でした。(比江島選手とのマッチアップについては)最後に3点取られて、悔しいですね。0点に抑えるつもりだったので(笑)。船橋開催ということで、無事に、(富樫)勇樹がMVPを取ってくれてひと安心ですし、ここ船橋で僕の最初のオールスターが開かれたというのは運命的なものを感じました。ジェッツのファンにはいつもたくさんの応援をいただいています。皆さんもこの2日間は純粋にバスケットを楽しんでいただけたと思うので、後半戦に向けて、ちょっと12月は苦しい時期が続きましたが、これから巻き返せればと思います。Bリーグは、リーグとして確固たるものを確立しているような気がしています。アメリカにいるときから盛り上がりは感じていましたし、実際に日本に来て、肌で感じてみて、本当に日本のバスケットがメジャースポーツになってきたんだと感じています。Bリーグが世界的にも人気のリーグにこれからもどんどんなっていくと思います」
川真田紘也選手(長崎ヴェルカ)
「初の(オールスター)本戦だったので、(昨年出場した若手主体の)ライジングとは違うと思っていて、どうなるのかなと思っていましたけど、楽しくできました。ここに来たら、僕よりもおもろい人なんていっぱいいますし、先輩ですし、ちょっと緊張しましたけど(笑)。そんな中でも楽しく、先輩たちともちゃんと絡めたと思っているのでよかったです。レギュラーシーズンの方でも、もっともっと自分のできることをやっていきたいと思いますし、またオールスターに選ばれるような選手になりたいと思います。(最も印象的な活躍をした選手に贈られるMIPの賞金50万円の使い道は?)お酒が好きなので、お酒かな? あと、うちにソファがないので、ちょっといいソファでも買おうかな? まだ実際に何に使うかは決めていないですね」
馬場雄大選手(長崎ヴェルカ)
「2年連続で出場させていただいて、どんどん盛り上がっているのを感じます。この雰囲気の中、この時しか味わえない笑いだったり、和やかなムードの中でやれました。この時間をすごく大切にしていますし、機会があったらまたプレーしたいなと思います。(次回は長崎開催という発表を受けて)HAPPINESS ARENAをはじめ、スタジアムシティが新しくできて、日々長崎が盛り上がっているのを感じているので、皆さんにも熱量を肌で感じていただきたいなと思います。開催都市出身の選手や所属クラブの選手たちが大会を盛り上げているので、もし選ばれるなら、その都市を、長崎を背負ってやりたいと思います」
【放送・配信情報】
「りそなグループB.LEAGUE 2024-25」
●放送
NHK 総合(全国)
第22節 三河vs千葉J
3月2日 後1:55(試合開始)
NHK BS(全国)
第20節 北海道vs SR渋谷
2月1日 後1:05(試合開始)
第25節 群馬vs千葉J
3月19日 後7:05(試合開始)
第27節 川崎vs琉球
3月26日 後7:05(試合開始)
BS10
三遠vs SR渋谷
1月25日 午後3:00~
長崎vs川崎
1月25日 午後5:00~
長崎vs川崎
1月26日 午後5:00~
千葉J vs横浜BC
2月1日 午後2:00~
A東京vs琉球
2月2日 午後3:00~
琉球vs SR渋谷
2月8日 午後2:00~
●配信
バスケットLIVEでB1、B2、B3の全試合をライブ配信。
https://basketball.mb.softbank.jp
J SPORTS オンデマンドでB1公式戦を配信。
https://www.jsports.co.jp/basketball/bleague
U-NEXTでB1の全試合をライブ配信。
https://www.video.unext.jp/po2/bleague
バスケットLIVE for Prime VideoでB1公式戦を全試合配信。
https://www.amazon.co.jp/channels/basketlivejp
「Bリーグ全力応援!バスケ魂 presented by バスケットLIVE」
●放送
BS10
毎週火曜 午後10:00~11:00(生放送)
メインMC:山下健二郎(三代目 J SOUL BROTHERS)
進行:田中大貴(アナウンサー)
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