濱田マリ、犬飼貴丈、中村アンら豪華俳優陣が集結「おむすび」病院編、新キャスト9人発表!2025/01/21
濱田マリ、妃海風、犬飼貴丈、永野宗典、辻凪子、しまずい香奈、吉田剛明、馬場徹、中村アンが、NHK総合ほかの連続テレビ小説「おむすび」(月~土曜午前8:00ほか=NHK大阪放送局制作)に出演することが発表された。
橋本環奈が主演を務める「おむすび」は、食と人情の街、福岡・神戸・大阪を舞台に、日本の朝に元気と笑顔を届けるオリジナル作品である“朝ドラ”第111作。平成時代のギャル・米田結(橋本)が人々の健康を支える栄養士となり、現代人が抱える問題を、食の知識とコミュニケーション能力で解決しながら、目には見えない大切なものを次々と結んでいく“平成青春グラフィティ”だ。「正直不動産」シリーズ(NHK総合)などを手がけた根本ノンジ氏が脚本を担当している。
平成の終わりを翌年に控えた、2018年。結は管理栄養士として、“新たなステージ”に。舞台はかつて娘・花を妊娠中に通院、そして出産した大阪新淀川記念病院。患者の病状を把握し、時に話を熱心に聞きながら、状態に合わせた食事を提供していく。そして“栄養による治療・回復”を目的とした院内の特別チーム・NST(栄養サポートチーム)に参加。食と命の深い関係を学びながらも、結はさらに多くの人々と向き合い、支えていく。
今回発表された出演者は、物語の最終章にして、まだまだ盛りだくさんの「病院・管理栄養士編」に出演するキャスト陣だ。
結の頼れる上司、栄養科長・塚本文香を演じるのは濱田。NSTを立ち上げた中心人物で、趣味は歴史小説を読むこと。戦国武将に例えた発言で周囲を驚かせる一面を持つ。濱田は「あの震災から30年が経ちます。あの日の記憶、30年間の思い、人それぞれだと思います。『おむすび』を見て、前を向いて、その記憶や思いを上書きしてもらえたら…そんな気持ちで撮影をしています。管理栄養士になった結ちゃんとともに、『おむすび』キャスト・スタッフは最後まで全力で走り続けます!」と作品への思いを語る。
病院のベテラン看護師・桑原美和役は、連続テレビ小説初出演となる妃海が担当。冷静沈着で、病院内の情報通という役柄だ。妃海は「私自身、初めてのドラマ経験となりますが、それが憧れの朝ドラということで、大変ありがたく思います。撮影中どの瞬間も喜びの気持ちいっぱいで、撮影に挑ませていただきました。そのエネルギーを少しでも、朝、皆さまにお届けできるといいなと思います」と、意気込みを見せる。
言語聴覚士・杉沢聡を務める犬飼は、「話す」「聞く」「食べる」のリハビリを担当する専門家として、結と共に患者の健康を支える。犬飼は、「『なつぞら』以来再び朝ドラに帰ってくることが出来て、とてもうれしいです。現場の空気感が和気あいあいとしていて、とてもリラックスしてお芝居させていただいています。また、言語聴覚士という職業に関して少しでも多くの方に知ってもらえればいいなと思います」と、役柄への理解を広めたいと語った。
小児科医・松崎瑛人役を演じるのは永野。柔らかい物腰で明るい性格だが、他者に意見を強く言えない繊細さも持つ。永野は、「初の朝ドラレギュラー出演、ドキドキしながら撮影初日を迎えましたが、キャスト・スタッフの皆さんがとても和やかで緊張が吹き飛びました。テレビで見ている明るく柔らかい『おむすび』の空気感は、現実と地続きでした! 精いっぱい、松崎瑛人を演じたいと思います」と、意欲に燃える。
辻が務める薬剤師・篠宮朱里は、「患者はうそをつくが数字はうそをつかない」を信条とする協調性ゼロのキャラクター。「なつぞら」「スカーレット」「おちょやん」「ブギウギ」など、多数の朝ドラに出演してきた辻は、「再び温かく迎え入れてくださる朝ドラの皆さんに大感謝です。私が演じる篠宮さんの設定は協調性ゼロの変人薬剤師。最初は難しい役だなと思ったのですが、今や心はギャルマインド。なにより健康が一番だとこの作品で気付かされました。おちゃめで優しいNSTチームの良さで、明るい朝を迎えていただけたらうれしいです!」と、自身の成長と共に役柄を紹介する。
しまずいが担う柿沼莉子は、結に対抗心を抱きながらも、患者の献立を工夫して支える委託会社の管理栄養士だ。しまずいは、「日本の朝に元気を届ける朝ドラ。このたび出演させていただくこととなり心からうれしく思います! 病院内の栄養士が調理するのではなく委託の栄養士が調理する部分も意識しつつ撮影に臨みたいと思っています。撮影現場に栄養バランスの取れたおいしそうなご飯が並ぶので、いつか合間に食べられることを楽しみにしながらも撮影に取り組んでいます」と、撮影の裏側を明かす。
新人管理栄養士・石田拓を担う吉田は、経験不足を補うためにひたむきに努力する姿を描く。吉田「このお話を聞いた時は、驚きと喜びで胸が一杯となりましたがそれもつかの間で、その後に押し寄せてきた不安で人生感じたことのないくらいのプレッシャーに、正直なところ一度は押し潰された思いになりました。ですが17歳になったばかりの自分にとって、朝ドラへの出演は夢のようで、これは自分の持ち味である前向きな姿勢で、ひたむきに、愚直に、真摯(しんし)にそして楽しもうと思いました。何年たっても振り返った時に大切な宝物となるだろうキラ星のような出演者の皆さまと演じられるこの機会を精いっぱい以上の力を出し切って臨ませていただきます」と、熱意を示した。
消化器内科医・森下直久を演じる馬場は、患者第一の思いを胸に秘めながらも、NSTに懐疑的な医師。馬場は、「出演のお話をいただいた時が、結がギャルになるタイミングだったので、僕はどんな役で参加するのだろうと驚いたのですが、内容を伺ったら結が管理栄養士になって勤める病院の医師だと知り、納得しました(笑)。僕が演じる森下は、人を寄せ付けず他人の話を聞かない頑固な性格ですが、患者のことをとても考えている根は優しい医者です。厳しくも優しい森下を視聴者の皆さんにも分かっていただけるようにしっかり撮影に臨みます」と、役柄に込めた思いを語った。
中村が務めるのは、腕を買われて理事長から東京の病院から引き抜かれた外科医・蒲田令奈。丁寧な口調ながらも自己中心的な性格で、術後の栄養補給などは管理栄養士に丸投げする一面を持つ。中村は、「朝ドラは幼い頃から家族と一緒に見ていて、いつも楽しみに追いかけていた作品なので、出演が決まった時は本当にうれしかったです」と、喜びを語り、「今回、新章に突入し、クライマックスへと向かう重要なパートの中で、その仲間に加えていただけることを大変光栄に思っています。病院で結がさまざまな人々と出会い、成長していく姿を描く中で、私も愛のある圧で見守る存在になれたらと思っています」と、終盤の物語を支える役柄として尽力することを誓っている。
制作統括の宇佐川隆史氏は、「病院編」について、「『食べることは、生きること』。食を通して、人々を支え続けてきた結の“物語における最後のステージ”が病院編です。結は、NST(栄養サポートチーム)という、院内の特別チームに入り、より深い“食と命の結び付き”を目指して奮闘します」と解説。
今回のキャスト陣に関しては、結の上司役で栄養科長を務める塚本役の濱田について、「濱田さんならではの明るさと優しさで、包容力のある存在を見事に体現されています。まさに病院における“太陽にほえろ”のボス!」と絶大な信頼を寄せる。ベテラン看護師・桑原美和役の妃海については、「りんとした姿が印象的で、大阪出身のご自身と役柄が重なり、結にとって院内の相棒とも呼べる存在を力強く演じてくれています」と絶賛。
さらに、言語聴覚士・杉沢聡役の犬飼については、「持ち前の爽やかな魅力を発揮し、患者との信頼関係を自然と築く姿に癒やされます」と称賛。小児科医・松崎瑛人役の永野には、「ユーモアあふれるお芝居で、気弱ながらも人間味に満ちたキャラクターとして楽しませてくれます」と、期待を寄せる。
薬剤師・篠宮朱里役の辻については、「独特の存在感で、クセになる演技を披露し、物語を彩っています」と評価。また、委託会社の管理栄養士・柿沼莉子役のしまずいについては、「結に対抗心を持ちながらも、患者のために協力する姿がすてきです」とコメントする。新人管理栄養士・石田拓役の吉田については、「フレッシュでかわいらしい存在感が、若手ならではの躍動感を発揮しています」と、若さに期待する。
さらに、消化器内科医・森下直久役の馬場については、「誠実だが神経質な性格を深く表現し、結たちとの対立や隠れた葛藤を演じています」と評価。外科医・蒲田令奈役の中村については、「毒舌ながら腕利きのドクターを好演。彼女ならではの存在感が、物語に大きな刺激を与えてくれます」と、太鼓判を押した。
宇佐川氏は最後に、「管理栄養士として4年間のキャリアを積んだ結が、病院でのトラブルを持ち前のコミュニケーション能力で解決していく姿は見どころ満載。バラエティー豊かなキャスト陣が織り成す病院編、そして終わらない『おむすび』の世界をぜひ楽しんでください」と、視聴者に呼びかけている。
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