板垣李光人＆中島裕翔「秘密～THE TOP SECRET～」制作発表で脳の中が明らかに!?2025/01/16
1月20日からカンテレ・フジテレビ系でスタートする「秘密～THE TOP SECRET～」の制作発表が開催され、ダブル主演を務める板垣李光人と中島裕翔（Hey! Say! JUMP）、レギュラー出演者の門脇麦、高橋努が出席した。
本作は、第15回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した、清水玲子氏による同名漫画をドラマ化。科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”を舞台に、死者の生前記憶を映像で再現できる特殊なMRI技術を用いて、室長の薪剛（板垣）と、新米捜査員の青木一行（中島）のバディが、解決不可能とされていた事件の真相を解き明かしていくヒューマンサスペンス。中島は、青木役に加えて、かつての第九メンバーで薪の親友以上の存在だった鈴木克洋役の一人二役を演じる。
登壇した出演者たちは、板垣から順番に、演じる役柄について紹介されると、一言ずつコメントしていく。「すてきなキャストの皆さんとスタッフの皆さんの巧みな技が詰まっているドラマになっていると思っています。僕も第1話を見て、今まで見たことがないドラマだなと感じました」（板垣）、「今日は眼鏡をかけた青木役で来ています。鈴木の方の中島とHey! Say! JUMPの方の中島は休みをいただいております。これまでに見たことないような、そもそもこれを映像化できるのかというところが結構難儀なところでありながらも、すごくチャレンジングだなという作品になっています」（中島）と、W主演の2人があいさつ。
次に門脇が「今回、仕事的には解剖医役になるのですが、第九に勤めている皆さんが見る脳内のMRIの映像の脳みそを摘出したり、死亡の原因を解明したりする役です。頭脳明晰（めいせき）で強い女性ではありながら脆（もろ）さもある女性で、演じがいがあるなと思いながら日々撮影させていただいております」と語った。
そして、高橋は「この3人の恋愛とかいろいろな関係に、僕は入れなかったです。でも作品内で僕は薪師匠のことを愛していましたね（笑）。僕も第1話を見まして、とてつもなくかっこいいドラマだなと思いました」と話し、手応えを感じている様子。
続いて、本日参加できなかったが、コメントを寄せた國村隼のVTRが紹介された。「この作品は、多分、今までになかったような映像がいっぱい詰まった作品になると思います。私が演じる脳科学者の貝沼が開発したMRI技術で、亡くなった人の脳の中から記憶を映像化して取り出してそれを見るのですが、普通にドラマの映像があって、さらに脳の映像もプラスされるわけですから、今までにない映像構成になり、一つ一つの映像のビジュアルが美しいので、楽しんでもらえると思います」とアピールした。
ここからは、タイトルの「秘密～THE TOP SECRET～」にちなんで、出演者の秘密に関するエピソードトークへ。実は、演じる薪と誕生日と血液型が一緒という板垣。そして、8月10日生まれだという中島は、鈴木が殉職する日と同じ、かつ、門脇の誕生日とも一緒という、偶然が重なっているらしい。それを聞いた高橋は、必死に共通点を探すが、何も見つからずガッカリしていた。
さらに、板垣は「薪はすごく難しい役なので、撮影に入る前までは共通点と言ったらそれぐらいかなと思っていたんです。でも、僕は今まで、あまり役を寝る前まで引きずることはなかったのですが、今回はずっと薪の感情が体から離れなくて、それは本当に皆さんがすてき過ぎる世界を作ってくださって、その中でお芝居ができてるからこそ、共通点以上に薪と今一つになっている感覚があります」と、複雑な心境を明かした。
高橋から、ロケ現場が非常に寒いという、クレームとも取れる発言がされるが、現場では寒さをしのぐための温かい差し入れがあったり、撮影の合間にみんなで固まって添いながら人肌を感じているという話が飛び出し、チームワークの良さも垣間見えた。そんな中でも、板垣はどっしり構えているらしく、中島と門脇が大きな声で話しをしていても落ち着いているのだとか。
そんな板垣について中島は「おとなしいイメージで、一人でいることが好きなのかなと思いきや、こういう間柄の役だからなのか、僕にピトッてくっ付いて来てくると、すごくかわいいんですよ。ワンちゃんみたいなかわいらしいところがあるんですよ、うちの室長は！」と吐露すると、板垣も「中島さんは本当にすべてを受け止めてくださる空気を持っていらっしゃるので、『ちょいちょい』ってやっても相手してくれるんです」と笑顔で答えた。
現場で明らかになった共演者の意外な一面（秘密）について発表していくコーナーでは、板垣は突然左右が分からなくなって違う方向に行ってしまうことや、中島が撮影の合間に無意識で武術の型を練習していることなどが明かされ、中島がその場で型を披露させられる一幕も。自宅には、「ボブ」という商品名の人型の大きなサンドバックがあることも明かした中島。「リビング入ったら、（ボブが）いてびっくりするんです」と恥ずかしそうに話した。
最後に、現在の脳の状況をMRIで撮影されたら何が映るかと問われた4人。「絵を描くのが好きで、いろいろな時代の洋書を最近集め始めたので、“洋書”です」（板垣）、「時間があるとキノコの図鑑をパラパラめくっているほど、キノコが好きなので、“キノコ”」（門脇）、「僕の体の半分はロケ弁で、もう半分はもつ焼きでできていると言っても過言ではないので、頭の中は“もつ”でいっぱいです！」（高橋）。いい答えが見つからなかった中島は、「台本とか文字が出てくる…」とごまかそうとするが、共演者から「ボブじゃない!?」と言われ、会場から笑いが起きた。
始終にぎやかに進んだ制作発表も終わりに近づき、フォトセッションタイムへ移行するが、スムーズに進まない場面が。そんな時、中島がその場を和ませたり、制作発表中に門脇のブレスレットが切れて飛んでしまうアクシデントが発生した時も、中島がすぐに気付いて取りに行くなど気遣いを見せて、制作発表は滞りなく終了した。
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