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音楽朗読劇「スプーンの盾」いよいよ開幕! 梶裕貴&沢城みゆきを魅了する“藤沢文翁作品”の世界2024/12/26

音楽朗読劇「スプーンの盾」いよいよ開幕! 梶裕貴&沢城みゆきを魅了する“藤沢文翁作品”の世界

 劇作家・藤沢文翁が唯一無二の世界観で原作・脚本・演出を手がけ、東宝とタッグを組んでおくるプレミア音楽朗読劇VOICARIONシリーズ。その第17弾公演となる「スプーンの盾」が、12月に大阪、1月に東京にて上演される。2022年の初演から、今回で再再演となる人気作でもあり、トータルで約1カ月超のロングラン公演に日替わりで登場するのは、声優・ミュージカル・舞台のトップランナーばかり。

 物語の舞台は、フランス革命後にナポレオンが活躍する時代。彼の元で、手腕をふるった料理の帝王・カレームと天才外交官・タレーランを中心に、王侯貴族をもてなす「料理外交」が繰り広げられる。そこに、カレームの盲目の右腕・マリーが加わり、武器に頼らず、食卓を囲んだ“世界一美味しい戦争”が描かれる。

 TVガイドWebでは、今回の「スプーンの盾」に出演する豪華キャスト全4組の対談をお届け。今回話を聞いた梶裕貴沢城みゆきは、何度もVOICARIONシリーズに名を連ねる常連組だ。同い年ならではの気心知れた和やかさで、意気込みを語ってくれた。

――今年も「スプーンの盾」の季節がやってまいりました。お二人は22年の初演時から出演されていますが、どんなことが印象的ですか?

 「初演時は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まったタイミングでした。この『スプーンの盾』という作品は、料理外交でフランスの平和を守った人たちの物語で、作中には平和を訴えかけるとても印象的なセリフがあるんです。だからこそ、物語と現実の世界で起きていることがリンクしているなと強く感じたのを覚えています。文翁さんが書かれる作品は、どれも時代物ではありますが、今を生きる人たちにも通じる、共感できる物語ばかり。なおかつ不思議と、現実社会に起きているさまざまな出来事とリンクすることが多い気がしていて…。だからこそ、演じたその時々に感じていた気持ちが、作品に触れるたびによみがえるんです」

沢城 「私は3回連続で出演させていただいていますが、23年の再演時から、マリー役のほかにカレーム役も一度だけ演じていて。そのことが、個人的には天変地異でした(笑)。ずっと、カレームをそばで支えるマリーという役を演じていたこともあり、カレームを演じてみたら『こんなストーリーだったの!?』と、全然違う『スプーンの盾』が現れたんです。マリーとして見ていた景色と、カレームとして見た景色とでは、物語から受ける印象が全く違っていました」

 「なるほど。そんなに違うものなんだ?」

沢城 「だからこそ、3度目となる今回はそれぞれの役でもう一歩踏み込んで、どんな景色を見ることができるのか…お稽古頑張りたいなと思っているところです。一つの舞台で、異なる役を演じさせていただける機会もなかなかないので、ありがたいですね」

 「確かに、ここまで大勢のキャストが、人によっては日替わりで何役も演じるなんて機会は、まずないと思います。まして1カ月に及ぶロングランとなると、VOICARIONくらいしか思い当たりません」

――登場人物4人の作品に対して、今回は総勢51名のキャストが日替わりで出演されます。

 「それだけさまざまなキャストの組み合わせがあったら、普通は稽古だって成立しないですもんね(笑)。でも、一度藤沢朗読劇を体感してしまうと、『またあの世界で演じたい!』と思わずにはいられないんです」

音楽朗読劇「スプーンの盾」いよいよ開幕! 梶裕貴&沢城みゆきを魅了する“藤沢文翁作品”の世界

綿密に作り上げられた“根っこ”とセッション感を楽しんで

――今回梶さんはカレーム役、沢城さんはマリー役とカレーム役でご出演されます。演じるにあたって大切にされていることを教えてください。

 「カレームだから特別にこう…というのはありません。大前提として、自分の中で“役と向き合っていく上でのビジョン”みたいなものは、当然持って挑んでいくわけですが、VOICARIONの場合は特に、それだけでは成立しないと感じていて。というのも、アニメでも実写の作品でも、普通は一つの役に対して役者は決まって一人であり、いかにその役の完成度を高めていくか…という部分のみが大事になってきます。でもVOICARIONでは、カレームという一つの役だけでも、年齢やキャリアはもちろん、性別すら違う役者が演じています。なおかつ相手役に関しても毎回流動的なので、公演ごとに違う役者同士がチームを組んで演じることになるんです。つまりは、実際にその日の相手役の方と掛け合いで演じてみて、本番の中で気持ちのいいポジションを探していく必要がある。どこかジャズのセッションと近い感覚があるかもしれません。なので、なによりも本番の中で生まれる化学変化を大切に、楽しみながらお芝居することが重要なのかなと。僕らだけじゃなく、お客さんの反応も、上演回ごとに全く違いますしね。それこそが、生の舞台の面白さだと思っています」

――一方の沢城さんは、どんなことを意識して演じていますか?

沢城 「文翁さんの脚本は、表面を読むだけでもある程度は楽しめるものになっているのですが、さらにその下をどこまでも掘り起こしていくことができる作りになっているんです。その作業をどこまでやるかに掛かっているなと思っていて。文翁さんの演出は、あくまで表面的な部分だけ。なぜかと言うと、役者一人一人の個性を尊重してくださっているから。枝葉が最終的にここに伸びていってくれさえすれば良くて、それぞれの根っこの部分までは手を出さない演出の仕方なんです」

 「確かに」

沢城 「今回で3度目の上演になるので、いつの間にか何となく役が傾いていたりしても、それに気が付かない部分も出てきているんじゃないかなと…。今回は、それを軌道修正しなければいけないターンに入ってきていると個人的には思っています。マリーで言えば物語の添え物としての女性ではなく、自分の人生の主役として生きている姿を、再構築していかなければと。例えば、冒頭で彼女は何を思っていて、物語が終わる頃には何を得ているのか、何に出会っているのか――。序盤こそカレームの後ろにいた彼女が、物語が進むにつれてカレームと並列な位置になり、最後は自分の足で踏み出していく。そういった価値の変化や、彼女が見えている世界の広がりを、一つ一つ丁寧にすくい取っていきたいなと思います。そうすることで、“男たちの物語に登場する女”にならずに、マリーという独立した存在を堂々と演じたい――演じなければという思いが強いですね」

――そんなマリーを演じてきた沢城さんが、カレームをどう捉えているのかが気になります。

沢城 「カレームはさらに地に足を付けて演じないと危ないというか…どこかふわふわした存在なんです」

 「どこか現実味がない部分はあるよね」

沢城 「そうなの。だからこそ、ちゃんと彼の愛国心に向き合う必要があるんです。直面している戦争についてどう思っているのか、革命と戦争の違いについてどう思っているのか。ナポレオンの行いを許せるライン、許せないラインはどこなのか。そういったことを一度自分の中で洗い直して、彼の軸を探らなければと思っています。普段“料理”というノンバーバルなものと向き合っている彼の哲学者としての一面を、大きく広がる枝葉のイメージに惑わされずに演じていきたい。自分の中でしっかりと人間像を作ったうえで、文翁さんが見ている絵を一緒に見られたらいいなと思っています」

――なるほど。どこまでも掘り下げることができるとおっしゃる意味が、よく分かりました。

沢城 「日によって役者の組み合わせが違うからこそ、その変化に負けないだけの役の根っこをきちんと持っていたいなと。そうすれば、どんな変化球が飛んできても、ジャズマンとして楽しくセッションできるはずなので。基礎の基礎であるハノン(代表的な初心者向けピアノ教本)の力を、もう一度身に着けなければと思います」

音楽朗読劇「スプーンの盾」いよいよ開幕! 梶裕貴&沢城みゆきを魅了する“藤沢文翁作品”の世界

 「沢城さんの言う通りだと思います。文翁さんは、決して『この役はこうしてください』というような演出はしません。つまりは文字通り、自分たちの思うままのカレームを演じることになるわけです。だからこそ、いかに“地に足の着いた人間である”という部分を表現できるかが、物語の説得力にもつながっていくような気がしていますね。僕は、沢城さんが演じるマリーの他に、日髙のり子さんや井上喜久子さん演じるマリーとも過去に共演していて、その違いももちろん感じたんだけど…もっと言うと、同じ沢城さんの中でも、初演時のマリーと再演時のマリーとでは違うなと感じたんだよね」

沢城 「うんうん」

 「まして、再演の時にはカレーム役を演じた経験値も加わっているわけだもんね。役の枝葉はどんどん広がっていくものなんだろうなと感じていて。沢城さんは、今回の公演でもカレームを演じるんでしょう? なので、どんなマリーと出会えるのかが、すごく楽しみです」

沢城 「そうだね。演じる上で、正解はないんだけど、失敗はあるんです。その失敗を、稽古の時に文翁さんが的確に指摘してくださるので、自分の中で交通整理されていく感じ。でも、その日限りの組み合わせで演じてみて初めて発生する失敗もあったりして…(笑)」

 「(笑)」

沢城 「そうなると、われわれだけで現場処理していくしかなくなってしまうので、そうならないためにも、稽古の時にいただいた役の共通認識を信じてやるしかないなって思っています」

 「そのドキドキ感も、一期一会の組み合わせならではだよね」

複数役を演じたものだけが知るラストシーンのカレームのきらめき

―――同い年でもあり、長い付き合いでもあるお二人。生の朗読劇で共演して改めて感じる、役者さんとしての魅力はどんなところでしょうか?

 「同い年とは言え、僕にとって沢城さんは、役者の大先輩。圧倒的な才能と努力の人です」

沢城 「梶くん、毎回そう言う…(笑)」

 「だってそう思っているから。本当に尊敬しているんですよ。こういう朗読劇でご一緒すると、そのレベルに追い付きたいと思うし、失礼のないような芝居をしなければ、と背筋がシャンとします(笑)。まあ、役者としてはタイプが全然違うんですけどね」

沢城 「そうだね」

 「だから、もう自分は自分だって割り切るようにしています。沢城は努力だけじゃなくて、感覚的な才能や論理的な部分も磨いたうえでの表現ができる人。本当にすごいです」

沢城 「もはや、出場している競技が違うよね」

 「そうかも(笑)」

音楽朗読劇「スプーンの盾」いよいよ開幕! 梶裕貴&沢城みゆきを魅了する“藤沢文翁作品”の世界

沢城 「もっと先輩の役者さんたちを見ていると、特に感じます。いい悪いではなく、それぞれの競技なんだなって。そうやって個々の美学で起立している方が、芝居で掛け合った時に面白いものが生まれるんです。今回共演する中だと、梶くんの他に豊永利行くんもほぼ同年代なのですが、近しい年齢、存在だからこそ、『そこに甘えて、油断している部分はないだろうか?』と思うんだよね」

 「あはは!」

沢城 「今日の公演は、無意識に安心してはいないか、『この人は同じ国の人、同じ競技の人』だと勝手に思ってはいないか? と。そろそろ別の競技に進みつつある年代だからこそ、今回が別れ時なのかもね。もしかしたら」

 「今ここに立てているということは、互いに自分だけの確固たる武器を磨いてきた証拠だと思う。もちろん、そこに甘んじることなく、磨いていきたいですけどね。作品の方向性を決める監督や音響監督がいるアニメとは違って、より役者の個性、それぞれの表現があっても良しとされる朗読劇だからこその醍醐味を、味わいながら演じたい」

沢城 「中でも私は、タレーラン役の安原義人さんをワクワクさせたいなと、虎視眈々(たんたん)と狙っています。もちろん、梶くんのことだってワクワクさせたい。油断させないぞ! というか…。全方位に対して、『一緒に演じて楽しかった!』と思ってもらえる役者でいたいんです。安原さんのような大先輩方に、『後輩とだとつまらないな』なんて思わせたくないじゃない」

 「それはそうだね」

沢城 「梶くんや豊永くんのような同世代の役者に対しては“同志”のような気持ちで『同じように踏ん張ろうね!』となるんだけどね」

 「いい意味でかみつきたい、食らいついていきたいよね」

沢城 「そうそう。こっちを見てほしい!」

――お二人のキャリアになってくると、アフレコ現場に後輩ばかり…という機会も増えてくるでしょうね。

 「そう考えると、普段のアフレコではなかなかご一緒させていただくチャンスの少ない大先輩方と掛け合えるなんて、ありがたいよね」

沢城 「2人きりのシーンなんて、大先輩のお芝居を独り占めできちゃうわけだもんね」

 「なんてぜいたくな。しっかり役と向き合ってお芝居した結果、大先輩方に『面白いヤツだな』と思っていただけたら、そんなうれしいことはないです」

沢城 「先輩方もそうなんですが、私としては、梶くんのように自分の時代を持っているような男性陣の相棒役を務められることが幸せです。本番を通して、皆さんの実力も魅力も、存分に味わうことができるので。中でも、カレームがピエス・モンテを振る舞うラストシーンは、一番エモーショナル。マリーのセリフはないのですが、柄にもなく神に祈りながら聞き入っています。実際には音だけなんだけど、確かにそこに広がっているカレームの姿はとてもきらめいて見えて。それを隣で見つめている時間が、すごく幸せですしぜいたくだなって思います」

梶 「あのシーンは、確かに込み上げるものがあるよね」

音楽朗読劇「スプーンの盾」いよいよ開幕! 梶裕貴&沢城みゆきを魅了する“藤沢文翁作品”の世界

沢城 「私、カレームを演じてみて気付いたんだけど、あのシーンはカレーム本人よりも、そんなカレームをそばで見ているマリーの方が幸せに感じるよ。あれはすさまじい体験だった」

 「なるほど、それは二役演じた人の特権かも」

――お二人は、本作以外でも数多くの藤沢作品にご出演されてきましたが、どんなところに役者さんとして刺激を受けているのでしょうか?

 「新しい脚本、新しい役をいただくたびに試されている感覚があるのは、役者の責任感からくるものかなと思っていて。先ほどもお話したように、文翁さんは具体的に何かを要求してくることはないんです。まるで、試すかのように。だから、逆にそれが怖いという部分はあるかもしれない」

沢城 「そうだね」

 「藤沢作品の場合、成功するか失敗するかは役者のアプローチ次第。そういった意味では、本当に残酷なんです(笑)。とはいえ、毎回心から楽しんで演じていますけどね」

沢城 「文翁さんの作品には、翻訳モノのような独特さがあるんです。文翁さんって、一度英語で書いた脚本を日本語に変換しているんですよね。だから、最初から日本語で書かれたものとは違う、意訳されたもののような難しさが私にはあるんです。それが私にとっては一つのハードルでした」

――言われてみれば、どこか外国映画のようなセリフ回しがありますね。

沢城 「プラス、朗読劇のために書かれた脚本なので、本来ト書きにあたる状況説明が、登場人物たちのセリフに少しずつ編み込まれているんです。そういった状況説明のためのセリフを、感情面の言葉として処理しようとすると、急におかしなことになってしまうんです。だからセリフをじっくりひもといて、状況説明の言葉と、役の感情の言葉を把握しないといけなくて。その精査がすごく難しいですね」

――普段のアニメーションのアフレコとは、どう違うのでしょうか?

沢城 「アニメーションの場合、アフレコ段階では、どんな劇伴が流れるのか私たちは把握していません。でも完成した映像では、シーンごとに細かくいろいろな曲が使われていますよね。でも文翁さんの朗読劇は、劇伴も全て生演奏。細かく曲が変化することはなく、一つのシーン全体に対して大きく流れます。だから、自分の役の気持ちの浮き沈みには並走しない曲が流れてきた時に、どれくらい音楽と一緒に奏でるべきなのか、あるいは音楽ではなく自分が主体となって踊り狂えばいいのか…。そのヒエラルキーの所在に迷うことはありますね」

 「音楽も素晴らしいから、余計にね(笑)。公演を終えるたびに『サウンドトラック聴きたいな』と思って、検索してしまうくらいすてきな楽曲ばかりで…」

沢城 「何と! 今回、ついに出ます!(笑)」 

 「お、そうなんだ! 買います!(笑) 生演奏だからこその相乗効果は、役者とミュージシャンお互いにあると思っていて。その二つが合わさって、初めて作品が完成する感覚というか」

――役者さんによっても日によっても違うセリフのスピードや間に対して、テンポを調整しながら演奏されているとか。

 「そうなんです。セリフのピークと音楽の盛り上がりがちゃんと合うようにタイミングを調整してくださったり、ループの回数を増減させたりしてくださっていて。それも生で。もちろん演奏しながら。すさまじいですよね。朗読劇で、ここまで人の感情を揺さぶることができるんだと教えてくれたのが、文翁さんの書かれる作品世界であり、このVOICARIONシリーズでした。一人でも多くの方に、あの感動を体感していただければと思います」

音楽朗読劇「スプーンの盾」いよいよ開幕! 梶裕貴&沢城みゆきを魅了する“藤沢文翁作品”の世界

【プロフィール】
梶 裕貴(かじ ゆうき)
1985年9月3日生まれ。東京都出身。O型。現在、TVアニメ「シンカリオン チェンジ ザ ワールド」(テレ東系)、「青の祓魔師 雪ノ果篇」(TOKYO MXほか)、「七つの大罪 黙示録の四騎士」Season2(TBS系)、「銀河英雄伝説 Die Neue These AnichU」(日本テレビ系)、「忍たま乱太郎」(Eテレ)などに出演中。「劇場版『進撃の巨人』完結編 THE LAST ATTACK」が公開中。「Unnamed Memory」Act.2が1月7日スタート、「謎解きはディナーのあとで」が4月放送予定。「劇場版モノノ怪 第二章 火鼠」が3月14日公開。自身がプロデュースする音声AIプロジェクト「そよぎフラクタル」から音声合成ソフト「梵そよぎ」をリリース。


沢城みゆき(さわしろ みゆき)
1985年6月2日生まれ。長野県出身。O型。近年の主な出演作は、「PSYCHO-PASS サイコパス」「ルパン三世」「ゲゲゲの鬼太郎」(6期)、「鬼滅の刃 遊郭編」「もののがたり」「ザ・ファブル」「うる星やつら」などがある。現在、TVアニメ「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」(TOKYO MXほか)に出演中。オスカル役を務める劇場アニメ「ベルサイユのばら」が1月31日公開。また、TVアニメ「天久鷹央の推理カルテ」(TOKYO MXほか)が1月1日スタート。「ばいばい、アース」第2シーズンが2025年放送予定。

【インフォメーション】
「VOICARION XIX~スプーンの盾~
https://www.tohostage.com/voicarion/2025spoon/castsch.html
大阪公演 2024年12月28日(土)・29日(日) サンケイホールブリーゼ
東京公演 2025年1月4日(土)~30日(木) シアタークリエ

※梶裕貴 出演回
東京公演:1月9日(木)13:00回&18:30回/1月10日(金)18:30回/1月14日(火)18:30回/1月16日(木)18:30回/1月17日(金)12:00回

※沢城みゆき 出演回
1月6日(月)13:00回/1月8日(水)13:00回/1月9日(木)13:00回/1月13日(月)13:00回/1月15日(水)13:00回/1月20日(月)13:00回/1月22日(水)13:00回/1月23日(木)13:00回

取材・文/実川瑞穂 撮影/尾崎篤志 ヘアメーク/(梶)中山芽美(emu Inc.)、(沢城)チチイカツキ(beausic Inc. ) スタイリスト/(梶)ホカリキュウ、(沢城)河野素子

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