「未恋~かくれぼっちたち~」主演・伊藤健太郎が愛希れいか&弓木奈於との共演秘話を告白!2024/12/24
フジテレビで2025年1月9日にスタートする、「未恋~かくれぼっちたち~」(木曜深夜2:25=関西テレビ制作、関西テレビ木曜深夜0:25、初回のみフジテレビ深夜2:40、関西テレビ深夜0:40)で主演を務める、伊藤健太郎が大阪で取材会に応じた。
「未恋~かくれぼっちたち~」は、1月より、関西テレビ・フジテレビの木曜深夜に新設される、カンテレ×FODドラマ枠の第一弾。夢を諦め、自分の気持ちと向き合うことから逃げている主人公・高坂健斗(伊藤)が、性格が真逆の2人の女性と向き合い、前向きに変わっていく群像劇だ。
脚本は、数々のドラマの脚本や舞台の演出を手がけ、俳優としても活躍する吉田ウーロン太氏を始めとして、「劇団普通」を主宰する石黒麻衣氏、さらに、関西テレビ局員である木村淳氏と中林佳苗氏も参加。複数の脚本家が協力し、Z世代の繊細な感情をより多角的に描いていく。
中堅出版社でコミック誌の編集者として働く健斗は、何事にも準備を怠らず、仕事を完璧にこなすコミック誌の編集者。ついたあだ名は“ミスターリスク回避”。「小説を書きたい」という思いを持ちながらも、その気持ちに気付いていない“ふり”をしている。
そんな虚無感を抱えながら過ごしている健斗は、かつて心を開きかけた変わり者の年上派遣社員・鈴木(柿沼)みなみ(愛希れいか)と、売れっ子アイドル漫画家・深田ゆず(弓木奈於/乃木坂46)に出会う。健斗は、自分の気持ちに正直な2人に感化され、本当の気持ちと向き合っていくーー。
そんな、複雑な役どころを担う伊藤は、演じる健斗について「周りから“ミスターリスク回避”と呼ばれるぐらい、仕事に対しても熱心な“できる男”ではあるけれど、どこか人に対して心を開かない部分があります。『未恋~かくれぼっちたち~』というタイトルにもあるくらい、“かくれぼっち”を体現している男性だなと、演じていて思いました」とコメント。さらに、「恋愛ストーリーでもあるので、社会人の恋愛ではあるのですが、見ている方々に温かい気持ちになっていただけるように、キュンキュンした、初々しい感じを意識しながら演じました」と語った。
健斗の人物像を深く理解する伊藤だが、自分と健斗との共通点はほぼないそう。「“なんでここでそういうふうに言っちゃうかな”というか…。彼の中ですごく考えて発している言葉でも、相手にグサっと刺さってしまったり、違う形で捉えられてしまったりということ(場面)があります。(健斗に対して)“もっとストレートに気持ちを伝えればいいのにな”なんて思うところが個人的にありました」と明かした。
「未恋」ポスターに書き込まれた「好きじゃないことを仕事に選んだ。その方がうまくいくんだよ…」というセリフについては、「個人的には、“好き”という気持ちの割合が多ければ多いほど、仕事にしていて楽しいのかなと思うので、その辺りも健斗という人間がよく分からなかったですね(笑)」とコメント。
しかし伊藤は、「共感できないからこそ、健斗の役を演じることが楽しかったです」と続け、「“共感”はできなくても“理解”はできるんですよね。台本を読んでみると、“なんでこのキャラクターがこういう考え方になったんだろう”とか、“こういう生き方を選んだんだろう”という部分を自分に置き換えて、共感することはできなくても、その人のパーソナリティーとしての理解はできます。それを、自分がお芝居をする上で(役柄に)アプローチするための“ガソリン”としていただくというのはすごく意識しています」と語った。
また、共演した愛希と弓木について聞かれると、「弓木さんと愛希さんのお二方が、ご本人もおっしゃっているぐらいなんですが、非常に人見知りで(笑)。最初の頃は“10”話しかけて“1”返ってきたらいいぐらいでした(笑)」と明かし、会場の笑いを誘った。
そんな状況もまた、伊藤は楽しみに変えていたようで、「僕は人に対してあんまり心を開かないタイプの方と会うと、その人の(心の)扉がパッと開いた瞬間を見るのがすごく好きで(笑)。(心の扉を)なるべくこじ開けられるように、いろいろな話をして、土足で踏み込んでいく感じでやっています(笑)」と話した。“心を開く”という部分で、弓木と愛希のどちらがより難しかったかという問いかけに対しては、「お二人それぞれ違う難しさがありました。弓木さんは“弓木ワールド”という世界があるので、質問したことに対して全然違う答えが返ってきて、“おっ…!?”となることがあり…(笑)。
愛希さんは愛希さんで、本当に心を開かないタイプだと思いますね(笑)。ちょっと撮影期間が空くと、リセットされちゃうので、それでまた1から心を開いていくみたいな。今まで公私ともに出会った人の中でも1番レベルの高いお二人だったなというのは思います(笑)。とはいえ、お二人もすごく頑張って現場で話してくださって。苦になるとかは全くなかったですし、本当に楽しい現場だったので、お二人のおかげだなというのは思いますね」と、温かな撮影現場の様子を語った。
最後に、今年を漢字一文字で表すと何かと聞かれると、「“楽しい”の“楽”ですね」と回答。「『未恋』の現場ですごく楽しく作業させていただきましたし、2024年は振り返ると楽しいことばかりだったので、“楽”という漢字が1番しっくりきます。来年は、もっともっと自分の芝居力を磨いて、自分のやったことのない作品などにもチャレンジしていきたいなと思っています。自分のことを応援してくださっている方々に、見せたことのない自分をたくさん発信できたらうれしいです。来年も漢字一文字を考えた時に“楽”が出てくるような1年にできるように頑張っていきます」と締めくくった。
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