「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」新キャストで描く過激で濃密な愛憎劇が展開2024/12/20
U-NEXTでは、本日12月20日から、AMCネットワークス制作のドラマ「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の独占配信を開始した。
アン・ライス原作による1976年の小説「夜明けのヴァンパイア」は、アメリカ本国でベストセラーを記録して以降「ヴァンパイア・クロニクルズ」としてシリーズ化され、日本国内でも多くの著作が翻訳される名作だ。1994年にはトム・クルーズ&ブラッド・ピットのダブル主演により映画化され、官能的な世界観を演出する舞台美術が評価され、第67回アカデミー賞では2部門にノミネートされた。
米・テレビ局AMCがドラマシリーズとして新たに映像化した本作は、2022年に放送以降、レビューサイト「Rotten Tomatoes」で98%の高評価を獲得し、今年5月シーズン2が放送、さらに来年にはシーズン3の放送が決定する人気シリーズとなっている。
主人公のルイ役は、人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」でデナーリスに仕える軍人のグレイ・ワームを演じたジェイコブ・アンダーソンが務めるほか、ルイを翻弄(ほんろう)するヴァンパイアのレスタト役にサム・リード、2人と共に生活する少女・クローディア役にベイリー・バス(シーズン1)とデレイニー・ヘイルズ(シーズン2)と、注目のキャストが出演する。
ヴァンパイアの青年・ルイは、ジャーナリスト・ダニエルの前で200年にわたる生涯を語り出す。18世紀末のニューオリンズで、アフリカ系移民として過酷な商売をするルイのもとに、レスタトと名乗る男が近づく。レスタトは不老不死のヴァンパイアで、ルイの抱える心の闇に魅力を感じ、彼をヴァンパイアにして永遠の命を共に生きるパートナーとなるよう提案する。レスタトの放つ魅力に翻弄されるルイは、究極の提案にあらがえずヴァンパイアとなるが、人間の血を欲する欲求と、人間としてのモラルのはざまで苦悩する。やがて、クローディアという1人の少女との出会いが、彼らの数十年にわたる壮絶な復讐(ふくしゅう)劇につながっていく。
ヴァンパイアの青年同士の濃密な描写が多く登場するなど、現代的、官能的なエッセンスをふんだんに散りばめた、新シリーズ「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」に注目だ。
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